(by stky16)
本年3回目のエントリーを書きます(3/25)。
前回は、手入れを意識するようになった背景を書きとめてきました。今回は、そうした背景を踏まえて、自分自身で気をつけたり心がけようと思ったことに触れてみたいと思います。対象は「身のまわり」、特に「身につけるもの」に関する手入れについて考えてみます。
■「手入れ」とは「理想の姿に近づける」こと
ここまでに書いてきた「手入れ」とは、どういうことをイメージしているのか。僕自身がイメージしている手入れというのは「本来ある状態を維持し、目指す状態に近づける」ということです。
しわのように「一時的に状態が変化してしまったもの」を元に戻し、革製品のように「色合いや風合い」といった変化が前提となるものは「より味わい深く」なるようにしていくこと。モノが持つ魅力を最大限に発揮できるように支える作業であったり、促していく作業といってもよいかもしれません。
では、手入れをするときにはどういったことを意識していくことになるのでしょうか。