nanaの最近のブログ記事

(by nana) 以前、ウツだったときに編み出したメンタルヘルスに役立つ手帳術をご紹介します。

実は、この記事は2年前に下書きしたまま、画像のアップロードの仕方が分からずにいつしか放置状態になっていました・・・(Pacoさんすいません!pacoさんの寛容さには頭が下がります!)。この手帳術のお陰で今の自分がある、と言っても過言でないほど、メンタルヘルスが危機的状況のときは役立つ方法と思いますのでご紹介したいと思います。

*****以下、2007年1月の記事です********************************************

2年前から、とある時間術の手帳を使っています。
毎月、時間をゆったり生きるためのコラムが載っていて、余白がいっぱいある手帳。
本来、毎日「灯台の時間」というのをとって、すごした時間をレビューするのがおすすめされているのですが、1ヶ月に1回見直せるのがいいところです。
この手帳と過ごした時間がうつ病の回復にかなり役立ちました。

(by nana) 今回は、冷凍以外の方法で野菜の保管ができる方法を考えてみたいと思います。

私が見つけた解決策のひとつは、科学技術の力を借りて、野菜の寿命を長くするということ。おすすめしたいのは「P-プラス」という商品。http://www.sumibe.co.jp/p-plus/

ジップロックのような袋ですが、特殊な構造で二酸化炭素と酸素のバランスを整えるそうです。実際、この中に野菜を入れておくと2倍は保存が利きます。特にニンジンやたまねぎなど身のしっかりしたものは常識以上にもつので初めはびっくりします(笑)。東急ハンズやロフトなどで売っています。見た目から「使い捨てじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、私はもはや1年以上洗って使っています(そろそろ買い換えるべきかも(笑))。

私は有機野菜の宅配を頼んでいるので、一番頼りにしているのがこのPプラスです。私の頼んでいるのは、ダンボール一箱に毎週取れたての野菜が入って配送されてくるもので、予想外の組み合わせの野菜が送られてきます。そもそも「たくさんとれた野菜は値段が下がってしまうので捨てざるを得ない」という農業のメカニズムのバランスを取るために、安価な値段でたくさん取れたものを組み合わせて売っているものなので、女性一人の1人暮らしには厳しい「3週間連続レタス攻め」なんてこともたまには起こります(笑)。

そんな状況なので、Pプラスないと、さすがに1週間から2週間分の野菜を食べきるのは難しいですね。食べるスピードより腐るスピードの方が早いですから・・・(特に水分をたくさん含んでいるものは)。そういう意味では、本当にPプラス様様です!特に、「レタス攻めの陣」の時はかなり助けてもらいました。(正直、レタスがこんなに日持ちすることに驚きを覚えました・・・)

(by nana) 前回は自炊の要素分解をしましたが、今回は「保管」について掘り下げてみたいと思います。

1人暮らしの自炊で最大のハードルは「野菜が余ってしまう」「野菜を腐らせてしまう」ということではないでしょうか。結果として、薬味や、つけあわせに少量使う野菜を買わなくなってしまい、料理の幅がせばまることになってしまいます。また、一番ハードルが高いのは、「残業をして疲れたて帰宅した後の自炊」ですね。その回数を増やすためにどうすべきか?ということを判断基準にして、何ができるかを考えていきたいと思います。

ここでも論理思考的に、要素分解しつつ、目的に合う手段を考えてみます。
おさえたいポイントとして、
- 準備の手間を減らしてくれる
- 野菜を腐らせずに使いきれる
この二つを考えつつ、どんなことができるかを考えてみました。

さて、まず登場するのが、冷凍庫。

(by nana) こんにちは、nanaです。こちらの読者の方々はフルタイムで働いている方が多いと思います。私もフルタイム&残業も月40時間から多いときは60時間もする方ですが、ここ1年意識的に自炊にチャレンジしています。1人暮らしのため、数年前までは残業多い月は料理は全然できませんでした。でも、「なりたい自分」のひとつとして「きちんとバランスの取れた生活をする」というのがありました。そこで考えたのが、PacoさんやToshiさんから学んだ論理思考と、ビジネスで培った段取り力を使って、自炊ができないか?ということ。いろいろ工夫をした結果、今や、冷蔵庫がフル稼働状態で、月に数回はお弁当まで持っていっています。やはり、いい仕事も素敵なプライベートも食生活が基本。これから、何回かにわたってそのコツをご紹介します!

(by nana) 半年前から歯の矯正を始めました。

34歳からの大人の矯正です。

ものすごく!決心が要りましたが、半年経ってみると、すでに「やってよかったなぁ」と思っています。

聞いてみると、意外と歯医者さんより矯正を勧められていても、やっていない人って多いようです。オフィスの女性でも2人もいました。が・・決心がつかず、やっていないとのこと。

経済的に可能であれば、ぜひ早いところ決心して始めることをお奨めしたいです。

矯正を始める前に思うさまざまなデメリット・・いざやってみたら、乗り越えられないものでもありませんでした。案ずるより産むが易し・・という言葉が一番ぴったり来ますね。

(by nana) 前回の投稿から、なんと半年たってしまいました(!)(pacoさんごめんなさい!)

今日は、NHKの特集でうつの特集をしていたので、その感想を。他人事とは思えない番組で真剣に見てしまいました。
「仕事で打ち込んだ末にうつになる・・」まさしく、自分もそうだったので、目がくぎづけになりました。

ここまで特集されるということは、うつって、本当に今、めずらしい病気ではなくなってきているんですね。かつての自分と重なるような事例の紹介。うつ病の中での転職活動を経験された方なんて、まさしく自分と同じ境遇だったので、本気で応援したくなりました。番組に登場された方は、家族も養っているとのこと、自分のつらさから想像すると、本当に厳しい就職活動だったんだろうなぁ、と。

(by nana) 新年初めての投稿ですが、ずっと書こうと思っていた休職した時のことを書きたいと思います。

私が休職したのは2003年の2月から2ヶ月間。1月に休職する決意をしましたが、手帳を見直しても記載が少なくて空白の期間になっています。

当時は、自分の担当した新商品が世にでて半年ほどたち、まわりも更なる成長を求めて追い込みが厳しくなってきた頃。プライベートでは、グロービスのクラスをとり、論理思考も勉強し、グロービスでのいろんなコミュニティに顔を出し、趣味では茶道に打ち込み・・と、相変わらず、対外的には精力的に活動していました。その前の3ヶ月間はグロービスのクラスを2科目取っていましたし。そのくせ、うつで投薬を受けており、薬の量も全然減ってはいませんでした。

そんな感じで、対外的には「精力的」に暮らしていましたが、その前の1?2年間の勢いがあった頃と同じペースを躍起になってキープしようとしていました。体と心は疲弊していたのに、「どうしてあの頃のようにエネルギーが出ないんだろう」と自分を責めて追い込んでいた感じ。

実際、うつの典型的な症状として、朝きつくて、ひつはテンションがあがって、夕方からまた落ちる・・・というサイクルは変わっていませんでした。そんなある日の帰り道、ボロボロと涙が溢れてきて「もう疲れた、もう頑張れない」・・・と力尽きた、と感じた時がありました。(よく帰り道には泣きながら帰っていましたが)

(by nana) 今年ももうおしまいですね。振り返ってみると、今年前半は仕事上で悶々とする日々が続き、後半はプロジェクトのメンバーとして多忙な日々を送ってきました。一方で、プライベートでは、一人暮らしが寂しくて仕方なくなったり、家族の経済的な問題もあってたり、なにげに試練の多かった年だったな、と。

3年前にうつ症状で休職し投薬治療を行ってきた自分からしてみると、これだけの試練の中でも、精神の調子を崩すこともなく過ごせたのは、大きな進歩!よくぞ、ここまで変われたなぁ、と感慨深いものがありますね。

うつを直す過程で、こころのありようを変えていこう、というのは努力してきました。数年かけて、あきらめずに工夫も続けて、その結果が実になって自分に戻ってきた感じ。今年はまさしく、仕上げの年でした。

今年特に何をしてきたかというと、一つ目は、「心の中でポジティブフレーズを徹底的に使う」ということ。

普段人って心の中でいろんなつぶやきしていますよね。「今日は疲れたなぁ」とか、「明日の会議、うまくいくかなぁ、心配だなぁ」とか。「私ってホント、能力ないなぁ」とか・・・・

うつの時は、これが完全にネガティブ方向に向いていました。病気だし仕方がない部分もあります。それに、うつ体質の人は、20年以上の長きにわたり癖になっている「考え癖」なので、直すのはなかなか難しいのですが。

(by Nana) 「人生は旅のようなものだ」という言葉。

よく聞きます。

今日、やっと腹に落ちるようにこの言葉の意味するところが分かりました。

旅と思えばこそ、

「一瞬一瞬を楽しむためにどうするか?」

「人との出会いをどう捉えるか?」

この問いに答えがおのずと出てくるのかな、と。

うつ状態がひどい最中、気分転換もかねてパリ・ローマ旅行に行ったとき、何度か嫌な思いをしました。

パリでは未遂でしたがグループすりに囲まれ、ローマではとうとうスリに財布を擦られてしまいました。

ホントに凹みました。

この時に思ったのは、

スリにすられたのは起こってしまったことだから仕方ない。今日1日凹んだら、明日からはせいいっぱい旅行を楽しもう、と。。

(by nana) 異動をすることになりました。プロジェクトチームのメンバーになることに。
なので、最近新しい関係者とミーティングすることが多くなってきました。

ここ1年、企画部門にいるときは社内の人と仕事をすることが多かったのですが、今後は特に広告代理店の人たちや、自分より年下のチームメンバーと仕事することが多くなりそうです。

一緒に働く上司は、同い年。ここ一週間いくつもミーティングをこなしている中で、上司との違いとともに自分の仕事スタイルを改めて発見しました。

(by nana) 「ツレがうつになりまして。」(細川 貂々著)という本を読みました。

漫画でご主人がうつになって二人で乗り越える様子が書かれています。
かなり軽いタッチで描かれているのでスッと読みやすい本。

自分がうつだった時の症状とまさに同じものが出ているので
あらためて、あの症状って、病気が起こすものだったんだなぁ?、って思いました。
(自分が渦中にいるときは、どうしても「自分のせい」と思ってしまうので)

(by nana) 会社で軽微なセクシャルハラスメントに遭いました。セクハラにあうのは今回が初めてですが、遭った方としても、周りの対処を見ていても、非常に難しいな、と感じました。既に、上司が対応してくれたので、私としては決着がついたと感じているので、今回のことで感じたことを書きます。

状況ですが、同じ部門の男性から、オフィスで身体を触られました。セクハラ的な発言もあったし、以前にも、不必要に身体をくっつけてきたり、というのが何度もありました。

それ以上のことは今の所ないので、注意をしてもらったので今後は大丈夫かとは思っています。

でも、やはり被害にあった身としてはいろんな場面で、つらいものがありました。

一つは、上司に報告することは、ものすごい勇気が要る、ということ。

(by nana)
最近、「女が仕事について考えておきたいこと」(伊東明著) という本を読みました。
恋愛心理学・男女の性差については有名な伊東先生。女性の仕事についての本ということで、期待を込めて購入。
ビジネスの講座も開いておられるらしく、その場でワーキングウーマンと接していて感じたことを
心理学者の立場からアドバイスを書いている本です。

これが、すっごくためになる!耳が痛いこと、うんうん、と共感することがたくさん。

女性として自分がストレスなく仕事をしていくためのコツがいくつかあります。
私が気にかかったものをいくつか紹介します。

(by nana) 3月中旬に、遅い(遅すぎ!)の夏休みをとって海外旅行に行って来ました(^_^)。

うつ病のことですが、なった経験によって何を得たのか、という話です。

「自分を知る」っていうと、ありきたりですが、自分のメンタルなアップダウンについて
ひたすら観察し、じっくりと向き合うというのはいい経験でした。

うつ病の人は真面目な人が多いので、落ち込むこと自体に罪悪感を感じてしまいがち。
「なんでいつも元気な自分でいられないんだろう・・・」と悩むことも多いです。
そこで、「ポジティブでない自分を受け入れる」というのがとても大事になります。
でもこれがなかなか難しい!

「ポジティブでない自分を受け入れよう」と考えても、
「なんでポジティブでない自分を受け入れられないんだろう・・・」とまた悩む結果になってしまいます。(^_^;)
(ちなみに、自分を責めるサイクルにはいるのも病気の典型的な症状です)

私もそんなことを繰り返してました。

が、心理学の本を読んだり、
カウンセラーと対話を重ねたり・・・とするうちに、ひとつ大きな発見が。

(by nana) いざ、ブログを書こうとしたら、何から書いたらいいか分からなくなってきたので(^_^;)
まずは、うつってどんな感覚?というのを書いていこうと思います。

私が明らかに「うつ状態」になったのは、2002年の2月です。

アメリカ人のシニアマネジメントの人にプレゼンをしなければならなかった時がありました。

新しいVice presidentの人で、米国のトップのビジネススクールを出た人とのこと。
アメリカでもマーケティングカンパニーとして有名な所を渡り歩いた経歴を聞いていました。
しかも日本法人の社長(外国人)によると、かなりタフな人とのこと。

新商品担当者の私は、発売を半年後に控えて、商品の概略やらマーケティング戦略やらを
英語でプレゼンしなければいけなかったんですね。
ホント、ビビッて、頭真っ白になって本当にひどいプレゼンになってしまいました。
手が震える、歯がガチガチいうっていう緊張状態を生まれて初めて経験しました。。。。
会議室を出てきた私をみた先輩が「幽霊みたいな顔してたよー」と言っていました。

その直後です。うつになったのは。

30代前半の独身女性。消費財の商品企画・マーケティング畑で働いています。
20代は、外資系のメーカーで外国人の上司の下で働いていました。

20代は、大学時代からの夢「ヒット商品を出したい!」を追いかけて、めちゃくちゃ頑張りました。
MBAの勉強したり、海外経験ないのに仕事で英語使えるレベルになるまで勉強したり。
そんな努力のお陰で、結果的には自分としては満足のいくレベルの新商品を出すことが出来ました。

でも、その過程で、うつ病にもなりました。
投薬しながら働いた時期、休職した時期、仕事をやめて半年くらいリセットした時期・・・と
自分との対話をつづけて3年が過ぎました。

振り返ってみると、自分の頭と心とカラダをより深く知るプロセスだったな、と思います。