mental healthの最近のブログ記事

(by JIN)
不惑を過ぎた辺りから、学生時代からの運動嫌い、社会人になってからの運動不足がたたり、体に色々なガタが出てきました。数値的には、高尿酸値・高コレステロール、症状的には、肩こり、等です。

自覚症状が出てきたため、スポーツクラブ、テレビゲームを利用したエクササイズ等、色々試したのですが、なかなか「コレ!」というものに出会えずにいました。

そんな中で出会ったのが、コア・コンディショニングです。これは、背骨に近いような体の中心部分にある筋肉をリラックスさせ、さらには、鍛えていくというものです。その際に利用する道具が、「ストレッチ・ポール」という円筒状の柔らかい棒です。このストレッチ・ポールに背中を合わせて仰向けに寝そべって、筋肉をリラックスするエクササイズを行うのですが、これにハマりました!

(by paco)最近の僕は、いわゆる「精神的に落ちる」という経験をしたことがほとんどなかったので、僕を知る人の多くが、pacoはいつも上昇指向、というような、アップマインドの印象を持っているような気がします。実際、ここ数年、というか10年ぐらい、気持ち的には、今やっていることの次、次と考えて行動してきたので、とても前向きでした。

実際には、3年前、2007年のちょうどいまごろ、最良の先輩を亡くしたことをきっかけに精神不安定に陥り、めまいという身体の症状に出ました。気持ちの面では変わらず前向きだったのですが、専門医は「放置するとうつに移行する可能性があるので、気をつけてください」と言い、何が原因だろう?と考えていたら、どうやらその先輩を亡くしたことだった、というような、なんとも自覚のない自分がいたのでした。結局この症状が消えるのに秋ぐらいまでかかったものの、まあかなり前向きに行動し続けていたので(「ヤマガラの森」を始めたのもこのとき)、基本的には元気でした。

(by nana) 以前、ウツだったときに編み出したメンタルヘルスに役立つ手帳術をご紹介します。

実は、この記事は2年前に下書きしたまま、画像のアップロードの仕方が分からずにいつしか放置状態になっていました・・・(Pacoさんすいません!pacoさんの寛容さには頭が下がります!)。この手帳術のお陰で今の自分がある、と言っても過言でないほど、メンタルヘルスが危機的状況のときは役立つ方法と思いますのでご紹介したいと思います。

*****以下、2007年1月の記事です********************************************

2年前から、とある時間術の手帳を使っています。
毎月、時間をゆったり生きるためのコラムが載っていて、余白がいっぱいある手帳。
本来、毎日「灯台の時間」というのをとって、すごした時間をレビューするのがおすすめされているのですが、1ヶ月に1回見直せるのがいいところです。
この手帳と過ごした時間がうつ病の回復にかなり役立ちました。

(by nana) 前回の投稿から、なんと半年たってしまいました(!)(pacoさんごめんなさい!)

今日は、NHKの特集でうつの特集をしていたので、その感想を。他人事とは思えない番組で真剣に見てしまいました。
「仕事で打ち込んだ末にうつになる・・」まさしく、自分もそうだったので、目がくぎづけになりました。

ここまで特集されるということは、うつって、本当に今、めずらしい病気ではなくなってきているんですね。かつての自分と重なるような事例の紹介。うつ病の中での転職活動を経験された方なんて、まさしく自分と同じ境遇だったので、本気で応援したくなりました。番組に登場された方は、家族も養っているとのこと、自分のつらさから想像すると、本当に厳しい就職活動だったんだろうなぁ、と。

(by nana) 新年初めての投稿ですが、ずっと書こうと思っていた休職した時のことを書きたいと思います。

私が休職したのは2003年の2月から2ヶ月間。1月に休職する決意をしましたが、手帳を見直しても記載が少なくて空白の期間になっています。

当時は、自分の担当した新商品が世にでて半年ほどたち、まわりも更なる成長を求めて追い込みが厳しくなってきた頃。プライベートでは、グロービスのクラスをとり、論理思考も勉強し、グロービスでのいろんなコミュニティに顔を出し、趣味では茶道に打ち込み・・と、相変わらず、対外的には精力的に活動していました。その前の3ヶ月間はグロービスのクラスを2科目取っていましたし。そのくせ、うつで投薬を受けており、薬の量も全然減ってはいませんでした。

そんな感じで、対外的には「精力的」に暮らしていましたが、その前の1?2年間の勢いがあった頃と同じペースを躍起になってキープしようとしていました。体と心は疲弊していたのに、「どうしてあの頃のようにエネルギーが出ないんだろう」と自分を責めて追い込んでいた感じ。

実際、うつの典型的な症状として、朝きつくて、ひつはテンションがあがって、夕方からまた落ちる・・・というサイクルは変わっていませんでした。そんなある日の帰り道、ボロボロと涙が溢れてきて「もう疲れた、もう頑張れない」・・・と力尽きた、と感じた時がありました。(よく帰り道には泣きながら帰っていましたが)

(by nana) 今年ももうおしまいですね。振り返ってみると、今年前半は仕事上で悶々とする日々が続き、後半はプロジェクトのメンバーとして多忙な日々を送ってきました。一方で、プライベートでは、一人暮らしが寂しくて仕方なくなったり、家族の経済的な問題もあってたり、なにげに試練の多かった年だったな、と。

3年前にうつ症状で休職し投薬治療を行ってきた自分からしてみると、これだけの試練の中でも、精神の調子を崩すこともなく過ごせたのは、大きな進歩!よくぞ、ここまで変われたなぁ、と感慨深いものがありますね。

うつを直す過程で、こころのありようを変えていこう、というのは努力してきました。数年かけて、あきらめずに工夫も続けて、その結果が実になって自分に戻ってきた感じ。今年はまさしく、仕上げの年でした。

今年特に何をしてきたかというと、一つ目は、「心の中でポジティブフレーズを徹底的に使う」ということ。

普段人って心の中でいろんなつぶやきしていますよね。「今日は疲れたなぁ」とか、「明日の会議、うまくいくかなぁ、心配だなぁ」とか。「私ってホント、能力ないなぁ」とか・・・・

うつの時は、これが完全にネガティブ方向に向いていました。病気だし仕方がない部分もあります。それに、うつ体質の人は、20年以上の長きにわたり癖になっている「考え癖」なので、直すのはなかなか難しいのですが。

(by Nana) 「人生は旅のようなものだ」という言葉。

よく聞きます。

今日、やっと腹に落ちるようにこの言葉の意味するところが分かりました。

旅と思えばこそ、

「一瞬一瞬を楽しむためにどうするか?」

「人との出会いをどう捉えるか?」

この問いに答えがおのずと出てくるのかな、と。

うつ状態がひどい最中、気分転換もかねてパリ・ローマ旅行に行ったとき、何度か嫌な思いをしました。

パリでは未遂でしたがグループすりに囲まれ、ローマではとうとうスリに財布を擦られてしまいました。

ホントに凹みました。

この時に思ったのは、

スリにすられたのは起こってしまったことだから仕方ない。今日1日凹んだら、明日からはせいいっぱい旅行を楽しもう、と。。

(by paco)長野県の安曇野で「リゾートオフィス推進」の活動をしている人と知り合いになりました。

サイトはこちらです。なんとも気持ちよさそう。

日経BPのサイトで環境コラムを連載しているのはご存知の通りですが、ここでCO2削減の記事を書いていたら、「リゾートオフィスは環境にもいい」というコメントをもらい、それをきっかけにメールのやりとりをしています。

僕のように家を建ててしまうという「暴挙」に出る前に、長期滞在して仕事をして過ごしてみるというのはなかなかよいアプローチだと思います。ペンションに、食事付きで滞在して、部屋や庭にパソコンを持ち込んで仕事をすれば、涼しいし、緑豊かだし、気持ちよさそう。

(by nana) 「ツレがうつになりまして。」(細川 貂々著)という本を読みました。

漫画でご主人がうつになって二人で乗り越える様子が書かれています。
かなり軽いタッチで描かれているのでスッと読みやすい本。

自分がうつだった時の症状とまさに同じものが出ているので
あらためて、あの症状って、病気が起こすものだったんだなぁ?、って思いました。
(自分が渦中にいるときは、どうしても「自分のせい」と思ってしまうので)

(by nana) 3月中旬に、遅い(遅すぎ!)の夏休みをとって海外旅行に行って来ました(^_^)。

うつ病のことですが、なった経験によって何を得たのか、という話です。

「自分を知る」っていうと、ありきたりですが、自分のメンタルなアップダウンについて
ひたすら観察し、じっくりと向き合うというのはいい経験でした。

うつ病の人は真面目な人が多いので、落ち込むこと自体に罪悪感を感じてしまいがち。
「なんでいつも元気な自分でいられないんだろう・・・」と悩むことも多いです。
そこで、「ポジティブでない自分を受け入れる」というのがとても大事になります。
でもこれがなかなか難しい!

「ポジティブでない自分を受け入れよう」と考えても、
「なんでポジティブでない自分を受け入れられないんだろう・・・」とまた悩む結果になってしまいます。(^_^;)
(ちなみに、自分を責めるサイクルにはいるのも病気の典型的な症状です)

私もそんなことを繰り返してました。

が、心理学の本を読んだり、
カウンセラーと対話を重ねたり・・・とするうちに、ひとつ大きな発見が。

(by nana) いざ、ブログを書こうとしたら、何から書いたらいいか分からなくなってきたので(^_^;)
まずは、うつってどんな感覚?というのを書いていこうと思います。

私が明らかに「うつ状態」になったのは、2002年の2月です。

アメリカ人のシニアマネジメントの人にプレゼンをしなければならなかった時がありました。

新しいVice presidentの人で、米国のトップのビジネススクールを出た人とのこと。
アメリカでもマーケティングカンパニーとして有名な所を渡り歩いた経歴を聞いていました。
しかも日本法人の社長(外国人)によると、かなりタフな人とのこと。

新商品担当者の私は、発売を半年後に控えて、商品の概略やらマーケティング戦略やらを
英語でプレゼンしなければいけなかったんですね。
ホント、ビビッて、頭真っ白になって本当にひどいプレゼンになってしまいました。
手が震える、歯がガチガチいうっていう緊張状態を生まれて初めて経験しました。。。。
会議室を出てきた私をみた先輩が「幽霊みたいな顔してたよー」と言っていました。

その直後です。うつになったのは。