JINの最近のブログ記事

(by JIN)
NHKスペシャル「シリーズ東日本大震災 助かった命がなぜ」を観て、色々と考えさせられました。 http://bit.ly/sgC5ir

被災者の中には、せっかく助かった命を絶ってしまうケースが出て来ています。それ自体は、残念ではありますが、あり得る事かと想像はできます。しかし、衝撃を受けたのは、その理由です。

私は、その原因は、多くの親しい人を亡くす等、悲惨な体験に遭遇する事で心の傷を負った人に自殺者が多かったのかと想像していました。しかし、実際には、必ずしもそうではなくて、深い心の傷を負う人に多くみられるのは、
・経済的な負担がのしかかっている事
・職場等の「場」を失った事
・大切なものを失った喪失感
であると言うのです。

(by JIN)
大学の時の理科の授業で、血液型占いには科学的根拠がない事を教わって以来、血液型の話には意味がないと、ずっと思い込んでいました。科学的には、血液型と性格には何の因果関係もありません。それでも、たとえば、A型の人は几帳面とか言うことが大概当たるのは、人が誰でも持っている性格を各血液型に持たせているからに過ぎないのです。

しかし、たまたま娘の幼稚園から妻が借りて来た「16歳の教科書2」に執筆していた鏡リュウジさんの文章を読んで、これまでの考えが一変しました。 http://amzn.to/rlflwj

(by JIN)]

30数年前、その町には、一度、訪れた事があります。カウラです。オーストラリアのシドニーとキャンベラの中間にある小さな町です。 http://www.cowratourism.com.au/ 当時私は小学生で、父の仕事の関係でシドニーに住んでいました。家族旅行でキャンベラに向かう途中、「日本庭園がある」ということで、このカウラに立ち寄ったのです。

オーストラリアを車で旅をすると、前方は、地平線まで続く一本道です。前後共、まったく車がいないこともしばしばです。そこをかっ飛ばしている状態の中、両側に、これも地平線まで広がる牧場の風景が少しずつ視界の後ろへと流れていきます。

数時間に一度、道路の前方に複数の点が見えてきます。近づいていくと、それが、大平原に点在する小さな町です。町の中には、軽食のできる給油所があり、そして、必ず、チャイニーズレストランが一軒はありました。今は、数百万人規模の中国人が高度人材として渡豪していますが、当時の豪州在住中国人は苦労して移住した華僑の人達でした。

カウラも、そんなオーストラリアの小さな町の1つです。でも、他の町と違うのは、日本庭園があることです。また、日本レストランもありました。シドニーでも2軒しか日本レストランがない時代にです。そして、カウラには、日本人墓地がありました。

(by JIN)
先日、NHKのBSで録画したブルース・リーの映画「ドラゴンへの道」を観ました。 http://bit.ly/mQo7fP いや?、久し振りに観たけど、やっぱり、ブルース・リー、かっこいいです!チャック・ノリスとの死闘も圧巻です。

ただ、その昔、観たときと状況が異なっているのは、4歳の娘が観に来た事です。ま、激しくないアクションだから、いっかー。・・・でも、意外に激しい格闘シーンもあり、子供には刺激が強かったようです。

(by JIN)
OTOSHA21「エネルギーシフト」Day3の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

7月は、「エネルギー問題」をテーマとして、3回、セミナーを行いました。同月は、株式会社フジクラ様のご厚意により、会議室をお借りして実施しました。

Day3も、多くの受講生が集い、学校形式の会場の設営でした。そのため、3?4人にグループに分かれてのディスカッションを間に挟んでのセミナーになりました。参加者の皆さんからは、様々な興味深いご意見を聞けましたが、その詳細は、「otoshaラジオ」に譲ります。 http://bit.ly/qgf4oC 本稿では、pacoさんの講義内容をメインに書きます。

Day3の大きなポイントは、次の3点です。
■優位性のあるエネルギー政策は既に見えている
■原子力ムラが、政策立案・遂行を阻む壁になっている
■新たな意思決定の仕組みづくりが求められている

(by JIN)
最近の週末、たまプラーザ・ショッピングモールの中庭で、売り出し中歌手のライブ等をやるのが定番になってきました。それで、今週来たのは、成底ゆう子さん! http://www.dictorland.net/narisoko/ 「ふるさとからの声」を聴いて、涙が止まらなくなりました。 http://bit.ly/q4mHPZ 思わず、なけなしの小遣いをはたいてCDを購入してしまいました(サインして貰いました!)^^

帰宅してCDを聴いてみて、成底さんの曲に感動した理由を色々と考えてみたら、3つのポイントが挙げられましたので、今回のブログでは、その点について書いてみます。

■自分の理想の姿が歌詞にあったこと
■成底さんの気持ちが伝わってくること
■曲に合った歌詞であること

以下、具体的に書きます。

(by JIN)

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(by JIN)
OTOSHA21「エネルギーシフト」Day2の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

7月は、「エネルギー問題」をテーマとして、3回、セミナーを行います。同月は、株式会社フジクラ様のご厚意により、会議室をお借りして実施しています。

Day2では、23名もの大人数の受講生が集い、学校形式の会場の設営でした。そのため、3?4人にグループに分かれてのディスカッションを間に挟んでのセミナーになりました。各グループからの発表を通して、一般のマスコミで伝えられている再エネ推進に対する様々な疑問が挙げられました。しかし、これらの疑問は、実は、ISEP等により、ほぼすべて回答し尽くされています。 http://www.isep.or.jp/ また、それを少し噛み砕いたものとして、「エネこみ」というサイトもあります。 http://enecomi.com/wordpress/ 何か疑問を持たれた方は、ぜひ、これらのサイトにアクセスしてみてください。

Day2の大きなポイントは、次の3点です。
■エネルギーを化石燃料に頼るのは、不合理である
■再エネ実現のための技術的問題は、クリアされてきている
■省エネの取り組みも改善の余地がある

(by JIN)
OTOSHA21「エネルギーシフト」Day1の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

7月は、「エネルギー問題」をテーマとして、3回、セミナーを行います。同月は、株式会社フジクラ様のご厚意により、会議室をお借りして実施しています。

Day1のテーマは、「エネルギー問題の全体構造&エネルギーリスク」です。

ポイントは、次の3点です。
■エネルギーシフトの是非は、大規模電源のリスク評価にかかっている
■温暖化問題の焦点は、農業問題とエネルギー問題にある
■エネルギーリスクのポイントは、予防原則の是非にある

以下、具体的に書きます。

(by JIN)
OTOSHA20「グローバルビジネスと人材」Day2の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

6月は、「グローバルビジネスと人材」をテーマとして、2回、セミナーを行いました。同月は、株式会社プロジェクトプロデュース様のご厚意により、会議室をお借りして実施しています。

Day2のテーマは、「グローバル人材に求められるスキル」です。

ポイントは、次の3点です。
■グローバルの発想が不要な場面はスモールコミュニティに限られる
■グローバル人材に求められるスキルは4つある
■日本的なやり方は不合理な場合が多い

以下、具体的に書きます。

(by JIN)

OTOSHA20「グローバルビジネスと人材」Day1の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

6月は、「グローバルビジネスと人材」をテーマとして、2回、セミナーを行います。同月は、株式会社プロジェクトプロデュース様のご厚意により、会議室をお借りして実施しています。

Day1のテーマは、「グローバルビジネスの類型」です。

ポイントは、次の3点です。
■アジア経済における日本のプレゼンスが下がっている
■日本の特殊性が国際経済参加への足かせとなっている
■グローバル経済への参加だけが日本の選択肢ではない

以下、具体的に書きます。

(by JIN)

今年・来年と2年にわたって、山田洋次監督が選んだ日本映画100本をNHKで放映する企画が行われています。今年は、「家族」をテーマにして、50本が放映されます。

その中で、5月には、昨年亡くなった高峰秀子の出演作品4つ(下記)が放映されました。
・煙突の見える場所(1953年)
・無法松の一生(1958年)
・名もなく貧しく美しく(1961年)
・恍惚の人(1973年)

芸能人にはとんと疎い私は、これらの映画を観るまで、高峰秀子の事を知りませんでした。また、邦画は、これまで余り評価してきませんでした。

しかし、これらの作品を観て、そのレベルの高さにビックリしました。同時代のハリウッド映画の名作と比較しても、決して引けを取りません。たとえば、「ローマの休日」は1953年ですが、「無法松の一生」はその5年後です。ヴェネチア映画祭でグランプリを受賞したこの作品では、三船敏郎と高峰秀子の演技が光ります。この作品で上流階級の夫人役を務める高峰秀子は、「ローマの休日」で王女役に扮するオードリー・ヘップバーンに優るとも劣らない演技力を魅せています。

(by JIN)

以前、このブログでの紹介した通り、この2月から、中性脂肪・悪玉コレステロールを減らすため、食餌療法を始めました。
http://bit.ly/jbCEJe

指導を受けた鶴見クリニック( http://bit.ly/kpuIpa )から指定された4カ月の食事改善機関を終え、先日、再度血液検査を受けに行きました。結果は、中性脂肪・悪玉コレステロールは減り、γ‐GTP等の肝臓の数値も改善された、というものでした。1年半の間、毎日、服用し続けた中性脂肪降下剤「リピディル」を辞めたのですが、そのリバウンドが起こることもありませんでした。

(by JIN)

5月31日に実施されたOTOSHA19「昭和15年戦争」Day4の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

5月は、「昭和15年戦争」をテーマとして、4回でセミナーを行いました。同月は、理想科学工業株式会社様のご厚意により、同社の会議室をお借りして実施しました。

Day4は、「昭和15年戦争 Point of No Return」の総括編です。

ポイントは、次の4点です。
■近代戦争は為政者の意図の下、国民の支持を得て行われる
■15年戦争には、3つの背景があった
■Point of No Returnは4つの時点があった
■戦争を阻止しえたのは、ロジックの力であった

(by JIN)

5月25日に実施されたOTOSHA19「昭和15年戦争」Day3の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

5月は、「昭和15年戦争」をテーマとして、4回でセミナーを行います。今月は、理想科学工業株式会社様のご厚意により、同社の会議室をお借りしての実施です。

「昭和15年戦争」Day3では、1931年の満州事変から1937年の日中戦争開始まで、日本が戦争の泥沼に突き進んでいくプロセスを追いました。1937年以降は、日本が万里の長城を超えて中国への侵略を開始しており、もう全く後戻りの出来ない状況に突入していきました。1941年から始まった対米太平洋戦争も、対中戦争から抜けられず、その行き着く先として起きた戦争と整理できます。したがって、1937年は、昭和15年戦争における、最後の「Point of No Return」であったと整理できます。

(by JIN)

5月18日に実施されたOTOSHA19「昭和15年戦争」Day2の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

5月は、「昭和15年戦争」をテーマとして、4回でセミナーを行います。今月は、理想科学工業株式会社様のご厚意により、同社の会議室をお借りしての実施です。

「昭和15年戦争」Day2では、15年戦争が始まった1930年頃の世相をディスカッションしました。というのも、1920年代は大正デモクラシー時代で、比較的、自由を謳歌する雰囲気にあったのに、1930年辺りを境に、軍国主義に染まっていったからです。1930年は、したがって、その後の戦争の泥沼に入っていかないための、「Point of No Return」でした。
Day2のメインイシューは、仮に、自分が1930年に存在していた場合、戦争に対してどのようなスタンスに立っていたか?というものでした。

(by JIN)

5月11日に実施されました、OTOSHA19「昭和15年戦争」Day1の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

5月は、「昭和15年戦争」をテーマとして、4回でセミナーを行います。今月は、理想科学工業株式会社様のご厚意により、同社の会議室をお借りしての実施です。

テーマ「昭和15年戦争」は、1昨年2009年12月のOTOSHAでも取り上げています。「歴史」の視点から世の中を考えるテーマという点で非常にOTOSHA的なのと、再講義のリクエストも多かったことから再度取り上げたものです。

(by JIN)
3.11のFUKUSHIMA以降、放射能の危険性に関して、メディアやネット上等で色々と言われています。私も、4歳の娘を抱えていることもあり、色々と勉強しました。私の結論は、「放射能の本当の危険性は分からない。でも、政府が言っているよりは怖いもの」というものです。このように、結論は「分からない」というものです。しかしながら、世間では、基本的な所で勘違いしていることに気付かずに、放射能の安全性を安易に語ってしまっているものによく出食わします。

その基本的な誤解は、次の3点です。今回のブログでは、その3つの誤解について、語ってみます。
■内部被曝と外部被曝を混同している
■被害の絶対比較と相対比較を混同している
■事実認識と対応可否を混同している

(by JIN)
1年前からリピディルを毎日1錠ずつ飲んでいました。中性脂肪を減少させる薬です。結果、中性脂肪は減ったのですが、今度はγGTPが増加し、肝臓が悪くなりました。

リピディルを処方したかかり付け医に聞くと、肝臓が悪くなるのには色々な原因があり、リピディルが原因であるとは必ずしも言えない、との見解でした。しかし、内科医にとっては、成人病患者は定期収入が入る上客です。毎月、診察を受けにくるからです。もちろん医者の倫理的信念もあるとは思いますが、金銭的な誘因も避けられないのではないかと疑心暗鬼になりました。

成人病の抜本的解決策は、食事と運動にあるということは誰でも言います。結局、薬による体の一部分への対処が体の他の部分に負担をかける副作用を及ぼすことを避けられないのではないか。食事と運動を中心に抜本策を講じないと堂々巡りを繰り返すだけ、と思うようになりました。

そんな中で巡り合ったのが、食餌療法です。1週間前に食餌療法を施す鶴見クリニックに行ってきました。 http://www.tsurumiclinic.com/index.html その指導に従って、減量を始めました。結果、昼食はすべて蕎麦になりました^^ 朝食は、毎日食べていた乳製品(チーズ&ヨーグルト)を辞めました。また、リピディルは辞めました。

(by JIN)
NHKのBSハイビジョン特集で「麦客 中国・激突する鉄と鎌」を観ました。2002年の作品の再放送です。
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090208230030129/

このドキュメンタリーを観て、中国人と日本人の労働観の違いを感じました。今回のブログでは、その労働観の違いについて、次の順序で語ります。
■麦客とは?
■中国人の労働観と日本人の労働観
■労働観の違いをどう考えるか?

(by JIN)
昨日(土曜日)は、ローランド音楽教室での、娘のドラム教室初日でした。

期待に胸を膨らませて、娘を連れて教室に向かったのですが、着いたら、教室の受付の人から一言「講師の都合で・・・」いきなり休講でした? 「えっ?」というのが最初の感想でした。でも、その後の対応で、この音楽教室の良さが伝わってきました。今回のブログでは、その辺りの事を書きます。

その良さを一言でいえば、「ゆる?い」感じです。「ゆる?い」の中身は、次の3点です。
■講師は「教えるプロ」ではなくて「音楽のプロ」
■受付の人も音楽好き
■柔軟に進みそうなレッスン

以下、具体的に書きます。

(by JIN)
4歳の娘と、先日、ローランドの幼児ドラム教室の体験授業を受けてきました。

何を隠そう、学生時代、私は、ドラマーでした(超、下手でしたが)。そして、昨年末、バンド一家の友人宅に伺ったとき、ドラムセットが置いてあったのです。そこで、娘にスティックを持たせて叩かせてもらった所、うむむ・・・?なかなかサマになっています。それも、楽しそう!

折から、ヤマハからレンタルしていたエレクトーンは、娘が見向きもしなくなったため、ヤマハに返却していた所でした。でも、何か音楽はさせておきたいな? と思っていた折でしたので、そうだ!ドラムだ!と思い立ったのでした。で、近所に見付けたのが、ローランドの音楽教室だったのです。

実際に娘のドラム体験授業に行ってみて、次の3つのことを感じました。
■音楽の指導にはコツがある
■ピアノだけが音楽ではない
■絶対音感はマストではない

(by JIN)
超久々のブログ更新です!

最近、「おとなの社会科」の企画に参加している関係で、こちらの更新がお留守になっていました。
http://www.otosha.com/report

さて、久々の割には、いきなり重いテーマですが、「人権」です。「人権」は、小学校6年生の社会科の授業で習って以降、大学・法学部の憲法の授業では小学校とは全く異なる教えられ方をされ、そして今、「おとなの社会科」で「人権」の新たな側面に触れています。「人権」とは、もうかれこれ、30年にもわたる付き合いになります。

本稿では、以下の順で「人権」について語ってみます。
■学校では「人権」をどのように学ぶか?
■今、私が考える「人権」尊重の根拠
■「人権」尊重の根拠に関する他説

以下、敷衍します。

(by JIN)
先日、4歳の娘(幼稚園・年少組)の「お遊戯会」に行ってきました。小中学校で言う所の学芸会のようなものであり、歌・ダンス・劇等を幼児がステージで実演し、親が観に行く、という催しです。

観に行って感じたのは、次の3点です。
■結構、やるじゃん!
■学年が違うと、こんなに違うの!?
■ビジネスパースンにも必要かも・・・!

以下、敷衍します。

(by JIN)
2003年の西部劇映画「ワイルド・レンジ(原題:Open Range)」を観ました。ケビン・コスナーが監督・主演を務め、ロバート・デュバル、アネット・ベニングが助演として脇を固める配役です。
http://en.wikipedia.org/wiki/Open_Range

ハリウッドの超豪華キャストが集い、セット・シーンの作り込み・画面編集の何れにも一流の技術を結集している跡がみられ、映画全体としての出来はなかなかのものだと思います。エンターテイメント作品として観るのに損はない作品だと思います。ただ、今回のブログでは、作品そのものの出来とは離れて、この作品の背景・・・アメリカのカウボーイ精神の変容に焦点を当ててみます。

なお、この先は、「ネタばれ」ですので、その点ご容赦ください。

(by JIN)
毎朝、早朝、2時?5時位にBSで流されている「世界のニュース」、遅ればせながら、その面白さに気付きました。

メリットは、3つあります。

1つは、同じ事実を各国の異なった視点から捉えられることです。

たとえば、最近、行われた国連での各国首脳のスピーチです。米国のメディアでは、イランのアフマディネジャド大統領が米国を非難する演説を行ったことに対して「悪者」のレッテルを貼るトーンで報道しています。これに対して、カタールのメディア「アルジャジーラ」はカタールの首長が、米国がアラブ人をテロリストと同一視してきた政策を非難する演説を行ったことを報道していました。

(by JIN)
先日のNHKのBS特集「原爆投下を阻止せよ?“ウォール街”エリートたちの暗躍?」を観て愕然としました。
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20100920-11-13204

これまで、私は、米国が原爆を投下した理由は、日本に早期降伏を迫るためと信じてきました。ところが、最近公表された米国の公文書から、実際には、ソ連に米国の力を見せつけるための手段だったと分かったと、この報道番組は伝えていました。そこには、多数の米国人・日本人の命を守ろうとする意図等、微塵もありませんでした。今回のブログでは、この報道に接しての感想を語ります。

(by JIN)
ここ1?2年ほど、エクセルのVBA(Visual Basic for Application)に凝ってきて、かなりのレベルに達してきました。VBAは、元々、エクセル等のアプリを応用的に使えるように進化してきたプログラムです。なので、根っからのプログラム言語と比較すると、どうしても壁にぶつかってしまいます。

ただ、進化の過程で、壁を突き破る技術も開発されてきていて、極めていくうちに、そうした技術も使うようになってきました。具体的には、
・ウィンドウズ自体を動かすウィンドウズAPIにエクセルからアクセスする
・あらかじめつくった型(クラス)を実体化させるオブジェクト手法を実践する
・オブジェクトの特性を登録しておく構造体の考え方をエクセルでも実現する
といったことです。

(by JIN)
かつて、日本のお家芸であった「軽・薄・短」、その具体的な姿である家電・半導体の分野で、日本は新興国に大きくシェアを奪われています。加工貿易を経済の要としてきた日本では、1970年代頃から「Made in Japan=安かろう悪かろう」を脱し、高付加価値生産を至上命題として突っ走ってきました。それが、今、技術面でも揺らぎを見せているように思えます。ただ、実際のところは、どうなのか?最近、身近に感じた事柄から、今後の日本の技術力の行方を占ってみます。

(by JIN)
先般、死刑執行の刑場が初めてマスコミに報道されると共に、法務省で「死刑の在り方についての勉強会」が開催され(http://www.moj.go.jp/keiji1/keiji02_00004.html)、死刑制度がにわかにクローズアップされています。死刑の存廃の議論には多くの視点がありますが、今回は、「国家権力維持装置」としての側面から死刑制度を見つめてみます。

(by JIN)
勝つことがすべてではない・・・言い古された言葉ではありますが、私は、去る6/29、義弟の田村友宏のボクシングの試合を観て、益々、その感を強くしました。

残念ながら、田村友宏は敗れました。もちろん勝てた方が嬉しいことは間違いないです。しかし、負けても、不思議と気持ちの中に、不満のようなものは生じませんでした。むしろ、「よい試合を見せてくれて、ありがとう」という気持ちの方が大きかったです。今回は、その理由について考えてみました。

(by JIN)
日本人は、生まれると神社にお宮参りし、七五三でも神社、でも年に一度のお盆は仏教っぽいし、クリスマスはキリスト教・・・というように、多様な宗教を生活に取り入れていても矛盾を感じないと言われます。

最近、こうした宗教の多様性は、市民生活側からのことではなくて、宗教者自体がそうであることを知りました。また、そうした宗教の多様性を支える1つの考え方にも触れました。今回は、その辺りの事情について書いてみます。

(by JIN)
ここ最近、「おとなの社会科」の活動にはまっていて、ブログはついついおろそかになっていました。
http://www.otosha.com/

「民主主義」について、私は、小学校の社会科の授業辺りから、「当たり前の原理」として学んできました。しかし、最近勉強をしていくうちに、民主主義は、決して人類社会の進歩の到達点などではなくて、あくまで時代のニーズに沿って出てきたイデオロギーの1つに過ぎないことが分かってきました。

(by JIN)
不惑を過ぎた辺りから、学生時代からの運動嫌い、社会人になってからの運動不足がたたり、体に色々なガタが出てきました。数値的には、高尿酸値・高コレステロール、症状的には、肩こり、等です。

自覚症状が出てきたため、スポーツクラブ、テレビゲームを利用したエクササイズ等、色々試したのですが、なかなか「コレ!」というものに出会えずにいました。

そんな中で出会ったのが、コア・コンディショニングです。これは、背骨に近いような体の中心部分にある筋肉をリラックスさせ、さらには、鍛えていくというものです。その際に利用する道具が、「ストレッチ・ポール」という円筒状の柔らかい棒です。このストレッチ・ポールに背中を合わせて仰向けに寝そべって、筋肉をリラックスするエクササイズを行うのですが、これにハマりました!

(by JIN)
去る3月26日、義弟の田村友宏のボクシングの試合を観戦してきました。前試合でで4勝となったため、これまでの4ラウンド制・4回戦ボーイから、初の6ラウンド制・6回戦ボーイとしての試合でした。結果は、残念ながら、僅差での判定負けでした。ただ、今回も学ぶことが多い試合でしたので、ここに感想を書きます。

(by JIN)
先日、クリント=イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」をNHKを録画して観ました。第二次世界大戦で米国軍・海兵隊が、硫黄島の激戦を制して戦略重要地点であったスリバチ山の頂上に掲げた星条旗をめぐるドラマを映画化したものです。この映画を観て、「英雄とは何なのか?」を考えさせられました。

今回のブログでは、「父親たちの星条旗」の内容を紹介すると共に、「英雄」について考えさせられたことを書きます。

なお、「父親たちの星条旗」についてはネタバレになってしまいますので、これから筋を知らずに映画鑑賞を楽しみたい方は、済みませんが、以下、読み進めるのをおやめになることをお勧めします。

(by JIN)
裁判員制度導入に伴い、取調べ状況について、一部、録画・録音がなされるようになりました。民主党は、マニフェストに「取調べの可視化」を盛り込んでおり、今国会への法案化は見送る様子であるものの、取調べの全面的な録画・録音を求める構えを取っています。

今回のブログでは、「取調べの可視化」の根底に流れる価値観の対立を探った上で、昨今の「取調べの可視化」をめぐる議論の背景にある権力闘争に想像をめぐらし、今後の議論の流れをうらなってみます。

(by JIN)
立花隆著「天皇と東大」を少しずつ読み進めています。上下巻それぞれ700ページある大著ですが、ようやく下巻の200ページほどまでたどり着きました。
http://www.amazon.co.jp/dp/4163674403

その中で、東大の憲法学者であった美濃部達吉が戦前唱えた「天皇機関説」が、当時いかに影響力を持ったかを知りました。それは、かつて私が法学を専攻していた頃の法律学者に対する思いを覆すものでした。今回は、その辺りの事情について書き記します。

(by JIN)
帚木蓬生著「逃亡」は、戦時憲兵として香港・広東で任務にあたった主人公が、戦犯に問われ、帰国後、逃亡生活を送るという物語です。「あとがき」によれば、主人公は、著者の父親をモデルにしているそうです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4101288119

この小説を読んで、自分の過去の記憶がよみがえってくると共に、今の自分の状況についても考えさせられました。今回は、その辺りの事情について書いてみます。

(by JIN)
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

昨年も、このブログを見てくださる皆さんに支えられ、ブログ更新の頻度を上げることができました。皆さんには心から感謝しています。

昨年年頭に当たり、「今年の目標」を設定しました。
http://imurayama.tea-nifty.com/test/2009/01/post-49d2.html
まずは、その達成状況を報告させていただいたうえで、今年の目標を報告します。

(by JIN)

現在、pacoさんのセミナーを非常に有意義に受講しています。
http://www.chieichiba.net/blog/2009/11/what.html

今回は、そのセミナーで課題として出された「太平洋戦争開戦の理由」について書きます。

図らずも、今日は、太平洋戦争開戦から68年目に当たる日です。戦争犠牲者の方にご冥福をお祈りしつつ、二度と同じ悲劇を繰り返さない願いを込めて、私なりの仮説を書いてみます。

(by JIN)
私の3歳の娘が、マイクロソフトのWordで、「❤」と描けるようになりました。今回は、その様子と、そのことに関連して考えたことを書きます。

■娘がPCで「❤」を描けるようになった

娘は、半年ほど前から、私がパソコン操作をするのに非常に興味を持っていました。このブログも、たまに、娘を膝の上に乗せて、一緒に書いたこともあります(笑)。そのときは、私がキーボードを叩く手の平の上に指を添えていただけですが。

(by JIN)

娘が来年から幼稚園に入園するにあたって、このところ、教育論を少し勉強しました。

先月中旬の幼稚園の説明会の際、園長先生から園の設立趣旨を聞き、感動したことが切っ掛けです。その園の設立趣旨は、教育学者デューイの考え方に基づくということでしたので、教育論の勉強は、デューイを中心とした欧米の教育論が中心になりました。

教育論は、最終的には、今後の教育がどうあるべきかを論じる所に行き着きます。ただ、これまでの教育論がどのように形成されてきたのか、その歴史(教育思想史)をたどってみるのも、今後の議論を検討する上で有意義です。そして、今回、初めて教育思想史という学問に触れてみたところ、いくつか、これまでに気付かなかった発見がありました。

( by JIN )
「プロフェッショナル」には、様々な定義がありますが、今回のブログでは、次のように定義して「プロフェッショナル」について考えてみたいと思います。

プロフェッショナル=最高レベルの技術水準を維持・向上を図るために妥協しない人

今回この定義を用いるのは、私自身がどうしても妥協する傾向があるため(笑)、日頃みずからを戒めるための「よすが」にしたいというのが1点です。もう1点は、この観点からプロフェッショナルをとらえたときに思い浮かぶことについて読者の皆さんと会話してみたいということがあります。

今回のブログでは、最近私が上記定義の意味での「プロフェッショナル」概念に出会った場面を3つ紹介します。

・・・本当は、「プロフェッショナル」になるべく鍛えるにはどうするか?についても考えてみたかったのですが、少し分量が多くなりそうなので、それは別の機会に譲ります。

( by JIN )
掲題の言葉は、「希望学」(中公新書ラクレ、2006年)の中で、筆者のひとりである佐藤香氏が、ご自身の体験を踏まえて書いておられる言葉です。この佐藤香氏の言葉は、私自身の経験に照らしても胸に強く響くものがありましたので、タイトルとさせていただきました。

今回のブログでは、上記の本を読んで「希望学」について感じたことを書いた上で、私自身の経験にも重ね合わせていってみようと思います。

バブル崩壊後、「失われた15年」が過ぎ、景気が少しだけ上向きかけた所に金融危機に襲われ、日本の経済・雇用状況は停滞しています。バブル期までは聖域とされてきた大企業・正社員の雇用にもリストラの嵐が吹き荒れ、社員は終身雇用を当てにはできなくなりました。

(by JIN)
村上春樹「1Q84」を読んだ感想を書きます。

「1Q84」については、すでに知恵市場有料版で paco さんが書評をアップ済みです。しかしながら、paco さんとは書評の観点が異なっていますので、私なりの感想を記載させていただきます。

なお、ストーリーの中身が分かるように書かざるを得ませんでしたので、これから「1Q84」を読むことを予定していて、物語の結末を楽しみにしながら読み進めていきたい方は、ここから先を読むのをお控えください。

(by JIN)
ふと気付けば、今日は、結婚してから7年目の記念日でした。友人や親せきの結婚式にも何度か行き、それぞれ皆少しずつ違うものでしたが、妻と私の結婚式は、かなり個性的なものだったと思います。今回のブログでは、結婚記念日にちなんで、妻と私の結婚式について、その準備も含めてお話します。

妻とは、ネット上で知り合い、何度かメールでやり取りした後、初めて会った時から意気投合しました。お互いの結婚意志を確認するまでにはそれほど時間を要さず、数か月で、結婚の現実的な段取りを検討するようになりました。お互いに職を持っている状況でしたので、「結婚イベント」をうまくやり過ごす方法として、「入籍」「転居」「結婚式」「新婚旅行」は、すべて時期をずらすという戦略を立てました。

(by JIN)
このブログで2回にわたって、「孤独死」の問題を取り扱いました。
http://www.chieichiba.net/blog/2009/08/by_jin_40.html
http://www.chieichiba.net/blog/2009/08/by_jin2.html

そうしましたら、このブログを読んでくださる有難い読者の方2名からコメントをいただきました。そして、お2人とも、「社会問題」としての孤独死よりも、むしろご自身の「死に方」の問題に引きつけてこのテーマをお考えでした。大原麗子さんのように死後2週間も放置される事態は避けたいが、逆に、生命維持装置等で、「死にたいのに死ねない」事態は避けたい、と。

(by JIN)私は、学生の頃から、夏目漱石の「こころ」が大嫌いです。今でも嫌いなのですが、最近、「嫌い」の理由が変化しました。今回は、その辺りの事情をお話します。

多くの方は、ご存じとは思いますが、話を分かりやすくするために、最初に「こころ」のあらすじを振り返っておきます。「こころ」は、筆者が出会った「先生」の学生時代の昔話としてスタートします。先生は親友の「K君」と一緒に下宿しているのですが、その下宿の娘に次第に心を寄せます。ところが、K君も娘が好きであることを先生は告白されます。しかし、先生はK君に自分の娘への気持ちを明かさずに娘と付き合い始めます。その後、K君は、先生と娘との交際を知り自殺してしまいます。先生は、過去のその記憶をずっと悔やんでいて、その過去を振り返った今、自殺してしまいます。

先日、大原麗子さんの訃報に接し、「孤独死」について記事を書きました。
http://www.chieichiba.net/blog/2009/08/by_jin_40.html

先日の記事は、「孤独死」は「あってはならない」ことを前提に立論しました。ところが、このブログを愛読してくださっている方から、「私は孤独死しても良いと思う」とのコメントを頂きました。このコメントは、立論の前提を突き崩すものです。色々な価値観があることを念頭に置かずに記事を書いてしまった結果です。

本稿では、孤独死を肯定する見解も念頭に置いた上で、社会は孤独死にどう向かい合うべきなのか考察します。

(by JIN)
今の日本を代表する女優の1人、大原麗子さんが孤独死で亡くなったとの報に接し、非常に悲しい気持ちになりました。体が動かなくなる持病を抱えたまま、死後2週間も放置されていたとのことで、亡くなるときに、どんなに苦しくまた淋しい想いをされたか、お気持ちをお察しします。陰ながらご冥福をお祈りするばかりです。

孤独死については、高度成長期に林立された団地等で、高齢者の方々がそのような最期を迎えるケースが多いとの情報はかねがね聞いていましたが、それと同じ最期を往年人々の注目を集めた大女優までが迎えてしまったという状況の中で、改めて「孤独死」について考察してみました。