cultural lifeの最近のブログ記事

(by JIN)

今年・来年と2年にわたって、山田洋次監督が選んだ日本映画100本をNHKで放映する企画が行われています。今年は、「家族」をテーマにして、50本が放映されます。

その中で、5月には、昨年亡くなった高峰秀子の出演作品4つ(下記)が放映されました。
・煙突の見える場所(1953年)
・無法松の一生(1958年)
・名もなく貧しく美しく(1961年)
・恍惚の人(1973年)

芸能人にはとんと疎い私は、これらの映画を観るまで、高峰秀子の事を知りませんでした。また、邦画は、これまで余り評価してきませんでした。

しかし、これらの作品を観て、そのレベルの高さにビックリしました。同時代のハリウッド映画の名作と比較しても、決して引けを取りません。たとえば、「ローマの休日」は1953年ですが、「無法松の一生」はその5年後です。ヴェネチア映画祭でグランプリを受賞したこの作品では、三船敏郎と高峰秀子の演技が光ります。この作品で上流階級の夫人役を務める高峰秀子は、「ローマの休日」で王女役に扮するオードリー・ヘップバーンに優るとも劣らない演技力を魅せています。

(by paco)pacoの右脳はどうなっているのか? そんな右脳サイトである「R-side:paco」をパワーアップしました。

僕と親しい人は、僕が決して左脳中心の人ではないことをよく知っていて、「pacoさんで実は右脳はですよね」とずばり言ってくれたりするので、よろこんでいいのかどうかわからなかったりするのですが、はい、その通りです。論理思考は左脳だということなので、論理思考を教えたり、コンサルをやったりしているときは、左側を使っているのだろうけれど、右脳系のことも好きです。

代表格は、写真、音楽、映画、そして詞。

そんな右脳活動をまとめているのが「R-side:paco」で今年1月につくってから、少しずつバージョンアップしてきました。

もともとは、六兼屋の庭の花なんかを載せていた「まるやまうぇぶ」と、毎日ケイタイから日常写真をアップしていた「pacolog!」を合併させてつくったのですが、なかなか思うようなサイトにならず、ちょっとずついじっては放置、という感じで、携帯からのアップだけは毎日数件ずつしてきた、という状況でした。

その間、写真は、デジタル一眼からフィルム回帰して、フィルム一眼レフ、さらに、ローライ35のような小型フィルムカメラも試したりと、いろいろ楽しんできたし、作品もたくさんあるのですが(月平均、500?1000枚ぐらいは撮る)、それをどうやってセレクトし、どのように見てもらうかが、悩みのタネでした。

7月にライカのレンズが使えるカメラ(フォクトレンダー ベッサR2A)を買い、オールドライカのレンズ(主に1950年代)を手に入れて(すべてヤフーオークション)、撮っては研究を重ねた結果、やはりライカはすごい! 写真をやって40年近くになりますが、これまで手を出さなかったライカが、こんなにすばらしいとは思いませんでした。手を出したくても、高くて手が出なかったんですけどね(何しろ、新品で買うと、ボディとレンズセットで50万超)。オークションのおかげで、手軽に楽しめるようになり、本当によかった(中古でも、専門販売店だと、けっこう高い、品質はいいが)。

ということで、作品もたまってきたので、思い切ってセレクトして公開することにしました。

R-side:paco」にいってもらうと、トップページはモブログになっているので、携帯や小型デジカメで撮ったものが並んでいます。

上のリンクボタンで、「@Mt.8」は八ヶ岳近辺で撮った田舎の写真、「@Tokyo」は地元自由が丘を中心にした都会っぽい写真を載せています。「friends&me」は、会った人たちを撮ったもの。撮らせてもらった皆さん、ありがとうございます。公開しちゃってますが、出たくない人は削除依頼に応じますので、メールくださいませ。そして「photowords」には、写真と言葉をセットで載せています。ちょっとゆっくり見てもらいたいページです。

「photowords」「@Mt.8」「@Tokyo」「friends&me」は基本的にはフィルムで撮った写真を入れています。一部例外はありますが。フィルムで撮った雰囲気をおたのしみください。

「gadget」は撮影機材が楽器などを載せています。機材遍歴を見るのも楽しいかも。「footprint」は書き込みできる掲示版になっているので、感想などをお願いします。写真の投稿もできます。

ここ2日、かなり必死でがんばって、過去1年分の写真を厳選して載せました。ざっと、500枚ぐらい入っていると思います。それでも撮った枚数の10分の1以下です。

おいでをお待ちしています。
http://rside.me/
僕の右側、と覚えてください。。

(by paco)先週土曜日、画家MAYAMAXXのライブペイントがあり、行ってきました。楽しかった!!!

小淵沢に「中村キース・ヘリング美術館」というのがありまして、ここのイベントで、ライブペイント(観客の前で絵を描くイベント)があり、MAYAMAXXさんが来て絵を描くというので、行ってきました。

実は、この美術館に冠された中村さんとは、シミックという会社の経営者で、個人コレクションの美術館なのです。で、この会社の社員がクリシンの僕のクラスの受講生のminfaなんですが、「うちの会社の社長が美術館をやっているんです」という話しから、このライブペイントを知り、行くことにしたというご縁なのでした。

minfaも同僚2人と駆けつけてくれて、現地で一緒にライブペイントを見たのですが、美術館の中庭、森に囲まれた空間で、40分ほどで絵を仕上げていく様を見るのは、実に楽しかったです。

(by JIN)
ふと気付けば、今日は、結婚してから7年目の記念日でした。友人や親せきの結婚式にも何度か行き、それぞれ皆少しずつ違うものでしたが、妻と私の結婚式は、かなり個性的なものだったと思います。今回のブログでは、結婚記念日にちなんで、妻と私の結婚式について、その準備も含めてお話します。

妻とは、ネット上で知り合い、何度かメールでやり取りした後、初めて会った時から意気投合しました。お互いの結婚意志を確認するまでにはそれほど時間を要さず、数か月で、結婚の現実的な段取りを検討するようになりました。お互いに職を持っている状況でしたので、「結婚イベント」をうまくやり過ごす方法として、「入籍」「転居」「結婚式」「新婚旅行」は、すべて時期をずらすという戦略を立てました。

(by paco)映画「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」を見てきました。
いや?おもしろかったです。サイコーです!!!

浦沢直樹の同名のコミックが映画化されたのですが、映画はこの最終章の前に第1章、第2章がある三部作になっていて、今回、最終章だけ見てきた、というわけです。コミックも読んでいないし、三部作の前ふたつも見ていないので、国民的コミック「20世紀少年」の最も遅れてきたファン、ということになりそうです。

こんなに予備知識がないまま、見に行ったにもかかわらず、実に楽しめました。スゴいです。予備知識がないのはわかっていたので、さすがにちょっと予習をしていきました。
「20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗」のサイトにいろいろ解説があり、さらに前2つの章の映画へのリンクもあるので、このあたりの解説や、復習ムービーだけは見ていったのですが、まあ、基礎知識はそんなところだけで。

(by JIN)
最近、毎週土曜日夜NHK衛星ハイビジョンで放送されている刑事コロンボを観るのが楽しみな習慣になっています。子供の頃は、金曜ロードショーで父の「お付き合い」の感じで観ていたのですが、改めて大人になって観てみると見え方が変わっています。今回のブログでは、その「見え方」の1つである「コロンボの追及力」について触れます。

ほとんどの「刑事コロンボ」は、普通なら見破れそうもない完全犯罪をコロンボが暴いてみせるというストーリーです。それも、最終的には、犯人が自ら自発的に自白する所に追い込まれます。この最終的な自白への追い込みの裏には、コロンボの犯人に対する「追及力」があります。

(by paco)写真が昔から趣味のpacoです。趣味のほとんどを仕事にもしちゃっているので、趣味を聞かれると困るのですが、唯一趣味らしい趣味が写真かも。中学以来、つかず離れず、写真と付き合っています。

で、水族館文庫サイトで[写真館]というのをやってきたのですが、今回、Googleの写真サービスPicasaに登録して、アルバムをつくりました。

カメラやレンズの話もいろいろ書いているので、ご覧ください。
[写真館]
Picasaのpacoのアルバム

(by JIN)
Upoluちゃんは、高校1年生の女性ポップダンサーです。何を隠そう、pacoさんのお嬢さんです!私はそのダンスにとても惹かれるので、今回は、私がUpoluちゃんのダンスを観るようになった経緯を紹介をした後、惹かれる理由について触れます。

■Upoluちゃんのダンスを観るようになった経緯

pacoさんは、10年ほど前から、知恵市場を通しての私の憧れの人でした。それが、2年ほど前、職場の同僚の紹介でレストランでの食事の機会を持つことが出来ました。その出会いは、私にとっては、人生の1大イベント程に感動的なものだったのですが、その食事会の終わり頃、たまたまそのレストランの近くに立ち寄っていた奥さんとUpoluちゃんに出会ったのです。

(by paco)Salyuのライブで、最新シングル「ハルフウェイ」を歌い、これがなかなか軽快でいい曲なんだよね。

それで、やっぱり見に行こうと思い立ち、ロードショウ末期の渋谷に見に行ってきました。ハルフウェイは、「ロングバケーション」なんかのTVドラマのヒット作の脚本家として知られる北川悦吏子が初監督した作品で、主演は北乃きい、男子は、名前覚えてないけどイケ面の若手。北川悦吏子の脚本は、いかにもウケねらいが感じられてあんまり好きじゃないんだけど、プロデューサーに岩井俊二と見て、これは行かなくちゃと。「リリィシュシュ」「花とアリス」「スワロウテイル」では監督し、独特の映像美がかなり好きなんですが、今回はプロデューサー。そしてSalyuのボス、APバンクのボスであり、ミスチルのプロデューサーでもある小林武史が音楽監督となれば、まあ、ある種の水準にはあるでしょう。

(by paco)多忙続きで書きたいことが書けなかったのですが、ようやく時間ができたので、続けざまに書いていこうと思います。

4月8日(火)に、Salyu(さりゅ)のライブに行ってきました。ライブというより、コンサートという感じの、静かにじっくり聞き惚れる場です。Salyuは、オリコンヒットチャートを賑わすようなアーティストではないので、知らない人も多いと思います。僕は2年前のツアーの時もいったので(その時はCCレモンホール=渋谷公会堂)、2回目。僕はわりと飽きっぽいので、同じアーティストのライブに2回行くことはないのですが、Salyuは期待感があり、チケットを取ってbibiちゃんと二人でデートです(前回は娘も含めて3人で)。

この2年の変化、成長を本当に楽しみにしていったのですが、実はいちばん楽しみだったのは、ルックスの変化。ここ半年でぐいぐい痩せて、きれいになったんです。確か、27歳ぐらいなんだけど。もともと細いタイプではなく、わりとふっくら系ではあったものの普通な感じだったのが、2年前のライブの時は、かなり太めで、体型を隠すエスニック系の服を着てました。2001年からのPVが入ったClips(DVD)を見ても変化は明か。本人のコメントでもダイエットを命じられているというようなことが書かれていたので、どうなるかなと思っていたら、この1年でみごとに変身しました。ネットスズメの間では激やせ、大丈夫?などとささやかれていましたが、ポスターやCDジャケを見る限り、元気そうだし、ますます歌のうまさに磨きがかかり、という評も出ていたので、両方楽しみでした。

(by JIN)
フジコヘミングについては、昨年秋にモスクワ交響楽団との共演コンサートに行った時のことをこのブログで紹介しました。
http://www.chieichiba.net/blog/2008/11/by_jin_13.html

4月12日(日)、前回と同じ上野の東京文化会館でリトアニア室内管弦楽団との共演があり、これにも行って参りましたので、感じたことをご案内します。
http://www.tv-asahi.co.jp/event/contents/2009_classic/0006/

結論としては、夫婦2人のS席2枚とベビーシッター代等併せて4万円の価値は十分にあったと思います。今回は、コンサートに出向いて気付いた点を3つの角度でまとめてみました。

(by JIN)
上野の東京都美術館で開催されているフェルメール展に行ってきました。
http://www.tbs.co.jp/vermeer/

今回のフェルメール展の最大の特徴は、世界に30数点しか現存しないフェルメールの絵画のうち、一度に7枚も展示されることです。私が日本でフェルメールを観にいくのはこれで5回目ですが、毎回、「1枚のみ」展示することを以って「フェルメール展」と称されていました。一度に7枚というのは、フェルメール・ファンにとっては見逃せない展示会です。

7枚の内訳は次のとおりです。
 ・宗教画・・・2枚
 ・風景画・・・1枚
 ・人物画・・・4枚

このうち、私が特に気に入ったのは、風景画と人物画のうちの1枚「手紙を書く婦人と召使」の2枚です。
http://www.tbs.co.jp/vermeer/pdf/att080804_jp.pdf

そもそも私がフェルメールを好きなのは、非常に精緻な写実画を描き、写真以上にリアルに情景を表現しているからです。特に、光が人物や物に当たった様子を微妙な色彩で現実以上にリアルに表現している所が大好きです。

今回の風景画と「手紙を書く婦人と召使」は、私の好きな上記フェルメール・イメージにピッタリとマッチしていました。

今回の展示会は、フェルメールの作品の多さも去ることながら、フェルメールの作風に近いオランダ同時代の写実主義の画家たちの作品も割と多く展示されています。2歳の子連れで行ったこともあり、今回はなかなかすべてを時間をかけて観ることはできませんでした。展示会は12月中旬まで続きますので、もう一度行ってみたいと思います。

(by JIN)

(by JIN)
今日、大学時代の友人の結婚式・披露宴に行ってきました。宴、最後の親族代表として、友人のお父様がスピーチをなさいました。そのとき、お父様に友人に対する「必死の想い」を感じましたので、ここで紹介します。

友人は、在学中から司法試験を目指して勉強に励んでいました。残念ながら、在学中は合格できなかったため、まずは国家一種受験に目標を切り替え、これに合格して県庁勤めを始めました。その後、県庁勤務を継続する傍ら、司法試験の勉強も続け、数年で見事試験を突破し、弁護士となりました。元々、温厚な性格であった上に、勤勉な性格であることが実を結び、今では20名弱の弁護士事務所のパートナーとして活躍しています。

ただ、なぜか、結婚には中々縁がなく、年に数回は顔を合わせる大学時代の友人の中で、一人、また一人、と縁組する中で、彼には中々縁がめぐってこなかったのです。私は、司法試験を途中で諦めたのですが、自暴自棄になっていた時期などに、何度も彼に心の底から励まされてきました。そんな経緯もあり、彼から、数ヶ月前に結婚式の知らせを弾んだ声で聞いたときは、本当に嬉しかったのです。

(by paco) 久々に音楽ネタで書きます。最近ちょっとお気に入りの3枚です。

★1枚目は、宇多田ヒカルの新譜「HEART STATION」。

宇多田ヒカルを知らない人はほとんどいないと思うのだけれど、アルバムを買ったとか、曲をよく聞くという人は意外に少ないような気がします。その一方で、ここ数年も出すシングルは軒並みトップ10入りというのも事実で、ある意味、誰が買っているの?というアーティストのような気がしますが、あなたは買ったことがありますか?

僕はデビューから少し遅れて聞き始めて、「Automatic」のすごさにうろたえたクチで、セカンドアルバムの「Distance」まではきいていたのですが、その後はフェードアウト気味でした。シングル曲はすべていい感じなんですが、どうも濃すぎるというか、アルバムとして60分聞き続けると、途中でおなかいっぱいになって止めちゃうということが多かったような気がします。あきるというより、ここの楽曲ががっつり効いてきて、疲れて来るという印象でした。

(by paco) 六兼屋に遊びに来たことがある人はご存知と思いますが、最近我が家はみんなで楽器&音楽に熱中モードで、いろんな楽器が増殖しています。

そのひとつ、ということで、エレキギターをゲット。

去年、アコースティックギターを買って、ぽろぽろ練習してきて、学生のころの水準ぐらいには戻ってきたので、今度はエレキに挑戦してみよう、と思い立ち、買ってしまいました。

エレキはやったことがないので、いまいち勘所がわからないので、習ってみようかなと、ヤマハ音楽スクールの体験レッスンにいったのですが、レッスン自体は悪くないのですが、やっぱり僕は教えてもらうより独学の方が合っているかな?と思い、教則DVDも買ってこれからやってみよう?というタイミングです。

とりあえず、音階の練習なんかをやってますが、なかなか音がよくてゴキゲン。エレキギターは、常にギターアンプを通して聞く楽器なので、ギターの音なのか、アンプの音なのか、どっちがいいのかわからないところはありますが、廉価版のわりには、僕の耳にはやさしく、奥行きのある音にきこえるので、満足しています。

(by JIN)昨年、2007年1月14日夜、実父、邦重が亡くなりました。享年71歳。

最期の日は、明け方過ぎから、それまで笑顔を絶やさなかった看護師さんの表情にも明らかな諦めの陰が浮かび始めました。これまで何人も看取った経験のある方だから、もうダメなんだろうな・・・でも、奇跡が起こるなら、もう少し一緒にいたい。前の晩から母と兄弟3人、必死で祈り続けていました。しかし、夕方頃からは、父の肌がもう黒ずんで来てしまい、生命の灯が消えかけていて、奇跡をあきらめさせる自然の無情さの暗闇がが刻々と忍び寄ってくるのでした。やがてその秋は近づき、脈拍が乱れ始めました。

(by paco) 写真が好きで、最近復活気味、という話を以前書きました。

今年1月、デジタル一眼(最近はデジイチと略すらしい)のPENTAX K100Dを買って以来、写真を撮るカット数が数倍に増えてました。ここ数年使ってきた、10?12倍ズームがついたハイエンド・コンパクトデジカメ(コンデジと略すらしい)は、六兼屋の庭や家族のようすを記録するには実によいカメラなんですが、写真の作品をつくるという点ではやはり力不足。

いくつか理由があるのですが、いちばん大きいのは、CCDのサイズが小さいことによる、いろいろな弊害です。コンデジには「1/1.8」型や「1/2.5」型というサイズが使われます。実際のサイズは、対角線で6.6mmと9mmです。これにしたいして、デジイチでは、APS-Cというサイズが使われ、対角線で28ミリほどになります。正確な数字は見つからなかったのですが、ざっと、15?20倍の面積があります。ちなみに、いわゆる35ミリフィルムの感光する画面サイズは24mm×36mmです。

最近ではコンデジでも1000万画素機種が珍しくなくなりました。僕のK100Dは600万画素で、スペック的にはプアです。それでも、コンデジ1000万画素とは違う絵がとれる。

(by まつおっち)

「ゴスペル」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

教会で黒人の人たちが集団で歌ってるイメージ?

今までゴスペルを実際に知る機会がなかった方は、
たぶんこの程度のイメージしか湧かないですよね。

私もそうでした。


ただ、ウーピー・ゴールドバーグ主演の映画、

『天使にラブソングを』

を見た方はおわかりになると思うんですが、
教会で厳かに歌われるスローなものだけでなく、
結構‘ノリノリ’の曲もあります。


実は、私は1年ほど前から、全国各地にメンバーがいる
ゴスペルグループに参加しています。

練習は月2回。東京のメンバーは100人ほどで、
練習場所には、毎回50人以上のメンバーが集まります。


ゴスペルグループに入会した動機は、友人に誘われたからです。

「天使にラブソングを」は以前から大好きな映画でしたから、
ゴスペルについて多少の関心がありました。

でも、実際のところはよく知らないまま。
自分でゴスペルを歌ってみたいとは、考えたこともありませんでした。

でも、直感的に「ひょっとしたら面白いかも!」と思って参加したのです。


そして、たちまち夢中になってしまいました。(笑)


50人以上(コンサートでは200-300人になることもあります)の
メンバーが歌う時の迫力、そして感動。

歌を通じて仲間と心をひとつにする感覚は、
一人か、せいぜいデュエットで歌うだけのカラオケの何百倍も楽しい。


なによりも、私がはまった最大の理由は、
ゴスペルは心、いや「魂」(ソウル)で歌うということを
知ったからです。(これは私なりの理解ですが)


私たちが、小中高の音楽の時間などにやらされた
いわゆる「合唱」は、「頭」で歌っていたように思います。
「合唱」では、きれいに歌うことが大切でした。

しかし、ゴスペルは魂の歌です。

きれいに歌おうとするよりも、声に言葉に魂を乗せ、
聞き手に対して自分たちの思いを届けることが大切なのです。


ですから、美しいサウンドに聞こえた方がもちろんいいのですが、、
魂のない歌になるくらいなら、むしろ多少汚く聞こえたとしても、
魂が入っていると感じられるほうがいい。


実は、魂をこめて歌うのはなかなか難しいことなのですが、
「思いを伝える」ということを大切にするゴスペルを歌うことは
私にとっては、今までにない貴重な体験になっています。

なお、私の参加しているゴスペルグループでは、
宗教にはこだわっておらず、様々な他のジャンルの曲をゴスペル風に
アレンジして歌っています。

例えば、ビートルズやサザン・オールスターズ、そして美空ひばりまで!

これもまた楽しい・・・!


また、この1年は、いろいろとゴスペルの音楽CDを買って
聴いていますが、宗教歌っぽい典型的な曲もある一方、
結構ロックしていたり、ポップな感じの曲もたくさんあります。

はっきり言って、そのへんの凡庸なバンドやボーカリストよりも
何倍もクールです。

ゴスペル・ミュージックの世界がこんなにすばらしいものだったとは・・・

もっと早く知っておくべきだったと後悔しているほどです。


おそらく多くの方にとっては、

「知られざるゴスペルの世界」

といったところだと思いますが、
機会があればちょっと試してみたらどうでしょうか。

たとえば、上記ゴスペルグループでは、
ゴスペルをやったことのない方を対象に、
7月に体験ワークショップの開催を予定しています。
募集人員は200人。すでに半分程度集まっているようですが、
ほとんどが女性なので、男性の参加者も大募集中だそうです。
(ワークショップは、東京と広島で開催されます)

興味のある方は、下記ホームページをのぞいてみてください。

> Anointed & Brighten Mass Choir

> 東京ワークショップ

> 広島ワークショップ

(by まつおっち)

(by paco) 中学生のころから写真を初めて、けっこうな年数になるのですが、子どもができたり、仕事があわただしかったりして、写真を楽しむこともできなかったのですが、今年は「趣味人になろう」ということで、作品としての写真も撮り始めています。

まず道具から、というわけではなく、別の理由で、デジタル一眼を買ってみたら、やっぱり一眼はおもしろい、ということで作品性のある写真も撮れるようになりました。なぜ一眼だとおもしろいの?という話はまた、機会を改めるとして、今日は作品の方を見てもらいましょう。

去年オープンして話題なった、北欧の家具ショップ「IKEA@横浜港北」に、ちょっと遊びに行ってきたのですが、その時に、写真が5枚入る縦長の額をゲットしてきて、作品を入れてみることにしたのでした。

(by paco)今年からスノボをやってみましたということは前に書いたんですが(記事1 + 記事2)、3回目に行ってきました。

僕たちの場合、もともとのんきなので、ゲレンデに行くといっても、午後からしか行きません。昼頃のんびり出で、午後券で夕方4時半の終電まですべるというパターンで、その間に、センターはうすにあるモスバで軽く食べて、という時間もあります。

そんなわけで、3回目といっても、普通の人の回数では1.5日と言うところでしょうか。

前回はろくに曲がれず、いわゆる斜滑降でエッジを立ててずるずるという状態で、それも一度座ってしまうと立ち上がるのも一苦労、という感じでした。半日券を買ったものの、スノボだけだと、もととれない?というぐらいしかリフトにも乗れず、それももちろんいちばんゆるい初級者ゲレンデ。まあ、僕の場合、スキーはけっこういけるので、ストレス解消でゴンドラに1?2回乗り、3kmのダウンヒルをとばしてくると、リフト券のモトは取れてしまうんだけど。

(by ショウコ.i)大学時代はお芝居のサークルに入っていたのですが、
イラストで人物を描くことと、演技って似てるなぁと思うことがあります。
特に、私の場合でいうと絵本タッチのイラスト(優しいきもち)を描くにあたって。

演じようとする人物にどこまでリアリティを与える事ができるかというのは、演じる役者がどれだけ徹底的に想像力を働かせ、自身の身体の動きに反映させられるかに尽きますが、同じことが人物を描くときにもいえる気がするのです。

今、この人物はどういう心境で、またもともとどういう性格で、それゆえその心境が、表情、姿勢、筋肉の力の入り方…にどういうふうに影響をあたえているのか。

それら一連の流れを想像しきれた時は、わりと納得できる絵が生まれる気がします。

(by paco)このところ、レンタルDVDで何本か続けて映画を見ていて、文化の薫りのpacoです(^-^)。

今日は、恵比寿ガーデンシネマにいって、劇場で「アタゴオルは猫の森」を見てきました。

「アタゴオルは猫の森」

ヒデヨシサイコ?。あまりお客が入らなかった見えて、今週いっぱいで終わってしまいます。ますむらひろし&ナゾノヒデヨシのファンなら、必見。でなければ、見てもよくわからないかも。

(by paco)束芋さん(という名前の女性アーティスト)の展覧会「ヨロヨロン展」を、原美術館に見に行ってきました。

束芋ってだれ?って、たばいもと読みます。なんでたばいも?というと田端さんちの三姉妹の、真ん中の子なんだそうです。友だちが、たばあね/たばいも/いもいもと3人を呼んででいたのだとか。それで束芋。どんな人かというと、こんな感じです。お年はまだ20代、今の時代を代表する女性アーティストです。

▼束芋情報
http://www.ufer.co.jp/ufer/tabaimo/hatsuimo/index.html
http://www.nhk.or.jp/tr/2006album/060723.html

下のURLはNHKのトップランナーのサイトなんですが、これをみて、おもしろい!と我が家では感動モードになり、さっそく翌日、五反田と品川の中間地点、ソニー村の外れという感じのところにある原美術館に見に行ってきました。

(by paco)ダイアローグインザダークを知ってますか? と、一昨日のクリシンのクラスで聞いたら、行ったことがあるという人がふたりいたのでちょっとびっくり。けっこうメジャーになってきたのですね。僕がこのイベントを知ったのは、たぶん4?5年前だと思うのですが、ずっと行きたいと思いつつ、タイミングが合わなかったり、こちらが忘れていたりして、いけずにいました。

今回はギリークラブからのお誘いで、このイベントにやっと参加することができたのですが、ほんと、これはおもしろかったです。

どんなイベントなの?というと、名前の通り、暗闇で対話する、と言うものですが、本当の暗闇です。目の前にある指一本見えず、視覚以外の4つの感覚が頼りです。視覚からの情報が、人間の場合80%を超えるという情報源なのですが、これが使えないということは、感覚が5分の1以下になるということ。でもその残った感覚で、歩いたり聞いたり触ったり話したりしていると、ふだん使っていない感覚が研ぎ澄まされてくるのですね。この暗黒の正解を案内してくれるのは、「アテンド」と呼ばれる盲人の方で、こういう場所は彼らの世界なのです。

(by paco)ぜんそくの絵本?? pacoさんって、ぜんそくだったの?と聞かれてしまいそうですが、僕はぜんそくではありません。

友人の山田仁一郎さんが文章を書き、夢ら丘実果さんが絵を描いた絵本「ぜんそくさん、ありがとう」の話でした。

zensoku-ehon1.jpg山田さんは、実は知恵市場草創期のころ(MLのころ)、何度か発言してくれたり、当時北大の大学院生だった山田さんのところに、確かToshiさんが遊びに行って一緒にスキーをしたり、山田さんが知恵市場のことを論文で分析対象にしてくれたり、とつかず離れず、協力関係にあったか多難ですが、その後、イギリス留学を経て、いまは香川大学助教授です。

(by paco)東京のFMステーション、J-WAVEが、インターネットラジオ局を始めました。J-WAVEの都会的な選局と、気持ちの良いナビゲートで、やっぱりチューナーを81.3に合わせてしまうという感じなんですが、開局当初の徹底した音楽局という番組編成からだいぶ変って、今はトーク番組も増えています。スタートしたネットラジオはオリジナルのコンセプトにかなり近く、ひたすら音楽を流しているし、選曲が、メジャー曲では難しいような、インディーズやマイナーだけどいい曲、というのをセレクトしていて、なかなかグッド。今ながしている曲名とアーティスト名が表示されていて、クリックひとつで情報をとったり、買うこともできるので、けっこう新しいアーティストや楽曲を知る機会になっています。さっそく、けっこう気に入ったあーティストを見つけました。と、宣伝モードですが、なんでここで紹介するかというと、J-WAVEが入らない八ヶ岳でも、ブロードバンドがあれば、PCでJ-WAVEセレクションを聞けるのがうれしい、ということ。音質も、帯域を十分とっているらしく、東京でFMを聞くよりいい感じです。おすすめです。

こちらからアクセス→J-WAVE Brandnew J

(by paco)90年代初頭に一世を風靡したTRF。ボーカル、DJ、ダンスのコラボレーショングループとして、「EZ Do Dance」「マスカレード」などなど、たくさんのヒットを飛ばして、トレンドリーダーになりました。その後、99年頃に活動を休止、ダンサーのSAMは安室奈美恵を結婚して「子育てをしない男は父とは呼ばない」のポスターに出演したり、その後離婚したりと、音楽活動の表舞台からは退いて、若手の指導や振り付けの仕事に集中していたようです。

で、そのTRFがおそらくavexの戦略変更もあって、第一線に復帰、今年、久しぶりにツアーを再開しました。avexは浜崎あゆみ一人に頼った営業を健全化するために、新しい看板アーティストとして倖田來未を協力にプッシュし、去年の年末は12周連続CDシングル発売という飛び道具を使って、レコード大賞を取ったわけですが、こういう多角化の一環として、TRFの再登板があったのではないかと予想しています。

さてそれはそれとして、SAMは僕と同世代の40代半ば、他のメンバーもいくつだろう、30代後半にはなっていると思われるメンバーですが、ダンスのレベルは非常に高く、かつて慣れた舞台まわしで楽しめるエンタテイメントでした。

中澤さんが味噌を造ったよ?とアップしてくれていたのですが、僕も、味噌を造って3年目になります。味噌は主材料の乾燥大豆の量に比例して、こうじだとか塩だとかの材料の割合が決まっているのですが、今年は大豆2kg分、仕上がりで、エッと、計ったことはないのですが、10kgぐらいはできるのかなあ。直径25センチ、高さ30センチぐらいのホーローのかめに一杯できます。

Imgp1813いちばん大変なのが、ゆでた大豆をつぶす作業なんですが、去年までは麺棒を使ったり、あれこれためしてもうまくつぶれず、家族総出、友だちも頼んで、へとへとになっていたのですが、今年はけっこうらくにいきました。

秘密兵器がふたつ加わったこと、ノウハウがたまったことが大きいかな。まず、2kgの大豆を一度に作らず、1kgずつに分けたこと。やっぱりいっぺんにやると疲れるからね。次に、つぶすのが大変なのは、豆が十分柔らかくなっていないことが原因だろうと考え、煮る時間をたっぷり取ったこと。最初の1kgはうちにあるパスタ鍋とシチュー鍋画それぞれ一杯にして(1kgといっても水を含むので体積が大きいのです、吹きこぼれるから、ギリギリに入れるわけにはいかないし)。で、この鍋で、黙って4時間以上煮てから作業を始めました。去年までは「指で軽くつぶれるぐらい」というマニュアルに従っていたら、2時間ぐらいしか煮ないで始めてしまっていたのでした。残りの1kgは、秘密兵器の圧力鍋をamazonで購入し(4000円也)、使ってみました。

(by paco)ごぶさたになってしまいました。本を書いたり、愛娘のダンスイベントに付き合っていたりしたら、すっかり書く習慣を崩してしまって。とりあえず、復活します。

横浜トリエンナーレに行ってきました。トリエンナーレというのは、イタリア語で3年ごとのお祭りという意味らしいのですが、今回は第2回、前回は2001年。あれ?引き算が合わないじゃん。

本来なら「トリ」にあたる2004年、会場がとれなかったんだそうで。ギャグにもならん。