中澤数人の最近のブログ記事

(by 中澤数人) 

 早くも10月に入ってしまいました。9月の農作業をご報告しておきますと、秋冬野菜(にんじん、大根、キャベツ、レタス、白菜、ブロッコリー、水菜、ほうれん草など)の種まきや植え付け、それから夏野菜の後片付け(ネットや支柱の片付け)がメインでした。

 それにしても、最近は日が短くなりました。農作業は暗くなると出来なくなるので、季節によって、労働時間がこんなにも違うのかとびっくりしています。近ごろは、18時前には暗くなります。だから18時半には作業を終了し、19時ごろから夕食になるわけで、秋は、本当に夜が長いんだという印象です。これが7月ごろだったら、夜は20時ごろまで明るくて仕事ができたのですから、単純に2時間も早くなったことになります。また、気候的にも体を動かしやすくなったので、労働環境としては、ずいぶんと楽になりました(笑)。

(by 中澤数人) 

  お盆休みももう終盤ですね。僕も、連続して5日間ほどお休みをいただいて、久しぶりにゆっくりと過ごしました。作物にもよりますが、野菜作りを仕事にしていると、夏場に続けて休むというのは、けっこう難しかったりします。代表的な夏野菜のナスやキュウリ、オクラなどは、出来るだけ毎日、収穫する必要があるからです。収穫どきを過ぎても、実をそのまま収穫せずにおくと、株が傷んで(疲れて)しまい、その後の実生りが悪くなってしまいます。陽気がよくて暑い日などは、朝・夕の1日2回、収穫することもあるので、この時期の作物の生育スピードには、驚きです。

 さて、今日は、畑について書きたいと思います。一言で畑といっても、いろいろな特徴があるので、借りる(買う)ときには、自分が畑に何を求めるのか、どんなことを重視するかをちゃんと考えないといけません。

(by 中澤数人) 

 気がつけば、もう7月。このブログも、だいぶ間が空いてしまいました。最近は、一日がとても長いので(正確に言うと、夏至(6月21日)を境に、だんだんと短くなっているのですが)、朝の6時ごろから夜の8時ごろまで、明るいうちは、せっせと農作業に励んでいます。

 お日様が沈んでしまえば、農作業は出来ません。(収穫したものを袋詰めするなど、出荷作業は出来ますが)。デスクワークの感覚だと、仕事が終わらなかったら残業すればいい(やりたくないけど徹夜をすれば終わる(笑)とか)のですが、こと農作業に関しては、残業は出来ません。

 その代わり、農家さんは朝が非常に早いです。5時くらいになると、農作業をしている人もけっこう見かけます。朝飯前という言葉がありますが、本当に朝ごはんを食べる前に一仕事して、それを終えてから食べます。朝飯前の一仕事は涼しくて、気持ちいいし、誰からも声をかけられず作業に集中できるので、ずいぶんと作業効率がいいのです。

(by 中澤数人) 

 旧暦の二十四節気では、先週の20日に「立夏」が終わり、21日から「小満」に入りました。「小満」とは、「万物が次第に成長し、天地に満ち始めるとき」という意味だそうで、徐々に夏の陽気となり、作物もどんどん生長しています。群馬県吉井町の農場では、露地で栽培している夏野菜のトマトやキュウリ、ナス、カボチャなど、様々な作物の花が咲きはじめ、実をつけはじめました。また、収穫物としても、玉ねぎやじゃがいもがあともう少し、それから小麦も徐々に実をつけはじめたというところです。

 さて、今日はお米の話です。今年は、自分が食べるお米を自分で作ろうと思い、農家さんから2畝(約60坪)ほどお借りすることができました。先日、5月5日に種もみを蒔き、苗作りをしています。順調に生育すれば、来月の17日前後に田植えをする予定です。

(by 中澤数人) 

 群馬に引っ越してきて、約2ヶ月がたちました。結婚式という大きなイベントも終わって、ようやく落ち着いてきた感じです。最近はぐんぐん気候が暖かくなって、日によっては、日中、半袖で作業できるくらいになりました。

 農作業の方も、先週から夏野菜のトマト、キュウリ、ナス、かぼちゃ、とうがらし、いんげんなどの苗の植え付けが始まり、本格稼動に入ってきました。そういった夏の野菜にとって、今までは気温が低かったので、ハウスの中で育てて、苗作りをしていたのですが、これからは、よく出来た苗を露地(屋外)にどんどん植え付けていって、育てていきます。

(by 中澤数人) 

 またまたアップが遅くなりました・・・。実は先週末、結婚式をしまして、ここしばらく準備に追われてたのでした。式場を決めることから始まり、招待客の選定、招待状の作成と発送、引き出物・引き菓子の選定、式の演出内容を決めて関係者とすり合わせ、そして式次第や席次表の作成など、かなりの部分を自分たちで行ったので、昨年末からずっと気が重かったんですが、これでようやく肩の荷が降りた感じです(笑)。

 知恵市場でも、takeさんやショウコ.iさんが新婚さんというお話があって、おめでたいことが続いてますね(笑)。他の方も色々と考えられたのだと思いますが、僕たちも、既に同棲を2年近くしていることもあり、今回改めて、入籍をするかしないか、結婚式をするかしないか、今の延長線上のまま事実婚というスタイルでもいいのではないか、ということをしばらく考えました。

(by 中澤数人) 

 群馬に引越して、早くも2週間が過ぎてしまいました。生活がガラっと変わり、バタバタしていたこともあって、このブログもすっかり2週に1回のペースになってしまいましたね。来週からはなるべく週1ペースに戻していきたいと思います(笑)。

 さて、「春分の日」が過ぎ、「お彼岸」も昨日明けました。ほぼ毎日、畑に出ているからか、ここ1週間ほどの間に、はっきりと暖かくなってきたのが実感できます。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが(夏の暑さは、秋のお彼岸が過ぎる頃にはおさまり、冬の寒さは、春のお彼岸が過ぎる頃にはおさまるとの意)、ほんとうに「お彼岸」を境にして、どんどんと暖かくなっていく感じです。不思議ですね。こちらでは「桜」はまだですが、「フキノトウ」や「セリ」が顔を出し、「梅」がちょうど満開です。

(by 中澤数人)

 昨日から会社を休職しています。ありがたいことに、7月中旬までの約4ヶ月間、休職をいただきくことが出来ました。それで早速、今日から群馬の方に引越しして、農的な暮らしを始めようと思っています。まあ、週末には東京に帰ってくるので、「プチ農的な暮らし」という感じです。当面は、食器や布団など、必要最小限の生活道具で、なるべくシンプルな生活にしようと思います。どうしようか迷いましたが、ストーブも必要なしとしました。もっともこれは、シンプルな暮らしを求めて、というよりは、時期的に、新しく買うのがもったいないからですが(笑)。

(by 中澤数人)

 2月12日の日曜日に、群馬県の有機農家、平井さんのお宅で味噌の仕込みを行いました。今回は、昨年に引き続き2度目の仕込みとなります。平井さんのお宅では、毎年2月の2週目に仕込むのが慣例だそうで、もうこの季節がやってきたんだなあと、感慨深く思ってしまいました。
 
 味噌の作り方は、とても簡単です。一晩水につけた「大豆」をゆでて柔らかくして、すりつぶします。それを、「麹(米・麦・豆など)」や「塩」と混ぜ合わせ、空気が入らないよう、しっかりと容器に詰めていくだけ。あとは、半年ほど寝かせて、土用の丑の日が過ぎたころから食べられます。

(by 中澤数人)

 先週の土曜日に、国分寺のカフェスローで行われた「地大豆カフェ」に参加しました。日本各地に伝わる在来種の大豆をテーマに、それに関わる人(農家、卸業者、販売者、豆腐や納豆などの加工業者、NPO)が集まって、トークあり、音楽ライブあり、お豆腐の食べ比べあり、と楽しいイベントで、100人近くの参加者が集まり大盛況でした。

 そこで聞いた話で驚いたのが、日本には300種類以上の大豆があるということ。大豆というと肌色をした、よく豆まきのときに見かける大豆を思い浮かべてしまいますが、それだけではないんですね。「地大豆カフェ」で、試食したお豆腐にも、小糸在来(千葉県君津市)、白州青大豆(山梨県白州町)、青山在来(埼玉県小川町)など、いろいろな種類の大豆が使われていて、それぞれ味が違いました。

(by 中澤数人)

 群馬県吉井町には、月に2回くらいの頻度で通っています。今年からキウイ園をお借りしているので、先週末に剪定をしてきました。

 なぜキウイ園をお借りしているのか、その経緯を簡単に説明しますと、持ち主の方が高齢で、もう管理ができなくなったため、今まで育ててきたキウイを切り、やめてしまうという話がありました。それを聞いた町役場の農政課の方が、それだったら「都会から週末に農業の勉強をしに来ていて、やりそうな人がいるから」ということで、僕たちに声をかけてくれたのでした。

(by 中澤数人)

 先週の月曜夜、pacoさんがコーディネートされているAIRミーティングに参加しました。その日の内容は、福岡県岡垣町という人口3万人程度の小さな町で、地元の食材を使った田舎レストランが大繁盛しているというVTRを見て、フリーにディスカッションするというもの。ぼくも、「地産地消」とか「地域活性化」に興味があるので、仕事を早く終わらせて、楽しみに出かけました。

 このレストランがある岡垣町も、農家の高齢化が進み、少量多品種の野菜を作る生産者が多いといいます。レストランとしては、地元の食材を使いたくても「量が足りないから使えない」状況にあるのですが、そこでは、それをうまく逆手にとって、メニューをバイキング方式にして、「あるものをいかに料理するか」という発想で経営されていました。季節ごとに料理が異なるので、お客さんにも喜んでもらえるし、また、生産者の側から見ても、「市場に出せないくらいの少量の野菜も買ってもらえる」「規格に合わない野菜もOK」というメリットがあり、とてもいい仕組みだなあと思いました。

 

(by 中澤数人)
 前回の続きということで、今年やりたいことを書いておきます。

 今年は、ここ2?3年間、ぼちぼち考えてきたライフデザインを、実行に移す年です。3月からは、勤めている会社を休職し、群馬県吉井町の有機農家さんの下で、1年ほど研修を受けるつもりです。ただ、彼女は東京で働き続けるので、平日は田舎で研修、そして週末は東京に戻ってくるという「半農的な暮らし」になりそうです。

(by 中澤数人) 
 3連休も今日で終わり。僕はまだ、年末年始の休み気分を引きずっていたんですが、それも今日までですね。ここらで気持ちを引き締めて、今年やりたいことを宣言しておきます。

 まずは、僕の紹介も兼ねて、昨年(仕事以外で)やったことをいくつか。

 いちばん力を入れたのは、「緑の家学校」というNPOの有機農業体験講座のコーディネートです。【 緑の家学校 → http://midorinoie.hp.infoseek.co.jp 】