(by JIN)OTOSHA20「グローバルビジネスと人材」Day2受講記録

| コメント(0) | トラックバック(0)

(by JIN)
OTOSHA20「グローバルビジネスと人材」Day2の受講記録を書きます。

本稿では、受講者目線で、セミナーの受講記録を書きます。なお、一部JINの私見にわたる個所が含まれる点、ご容赦ください。

6月は、「グローバルビジネスと人材」をテーマとして、2回、セミナーを行いました。同月は、株式会社プロジェクトプロデュース様のご厚意により、会議室をお借りして実施しています。

Day2のテーマは、「グローバル人材に求められるスキル」です。

ポイントは、次の3点です。
■グローバルの発想が不要な場面はスモールコミュニティに限られる
■グローバル人材に求められるスキルは4つある
■日本的なやり方は不合理な場合が多い

以下、具体的に書きます。

■グローバルの発想が不要な場面はスモールコミュニティに限られる

最近、巷では、グローバルの必要性が叫ばれ、どんな場面でもグローバル化が必要であるかのような感じがあります。

しかし、たとえば、日本人だけしか集う事のない農村の小さな集落や、小さな商店街等のスモールコミュニティにおいては、グローバルを意識する必要はありません。お互いの事を良く知っており、外部から来た人に対応する事が課題であるグローバルを意識する必要がないからです。今後、地域主導のスモールコミュニティが徐々に増えていく事が考えられます。

ただ、日本においても、多くの場面においては、グローバルの発想は必要になってきています。グローバルの発想というのは、外国人の考え方を受け入れるということであり、つまりは、多様な考え方を受け入れる発想です。この発想は、外国人だけではなく、企業におけるダイバーシティの考え方にも必要です。具体的には、性別・心身の状態・学歴・年齢等にとらわれずに雇用するダイバーシティには、様々な価値観を取り入れるグローバルの発想が必要であるということです。

■グローバル人材に求められるスキルは4つある

上記のとおり、グローバル化に対応するということは、多様な発想・価値観に対応するということです。したがって、グローバル人材には、多様な発想・価値観を受け入れるスキルが求められることになります。

多様な発想・価値観を受け入れるスキルとは、具体的には、次の4点です。
・Logic :論理的思考力
・Mind :多様な価値観を受容する感受性
・Strategy :筋道の通った戦略
・Vision Creation:将来、目指すべき姿を明確化する

■日本的なやり方は不合理な場合が多い

1990年代の「行き過ぎた成果主義」に対する反動から、最近、企業の人事評価に「協調性」を改めて入れる企業が増えて来ています。また、組織の枠を飛び越えて主体的に行動していく人材が高く評価されます。

たしかに、こうした、暗黙的な「あうんの呼吸」で柔軟に仕事を進めていくことで、日本企業は、1980年代以前、強い競争力を持ってきました。組織のルールを超えて柔軟に仕事を進める人は、大きな成果を産み出します。縦割り組織の硬直性を乗り越えて、「担当者同士」というレベルで、社内のノウハウを結集してスピーディーに成果を出していくからです。

しかし、多様な発想・価値観を持つ従業員が集う現代の職場では、「あうんの呼吸」は理解されません。そうすると、「はみ出して」仕事を行う事自体、必ずしも正しいとは評価されなくなります。結果、はみ出して成果を行う人の所にドンドンと仕事が集中し、そのハイパフォーマーにぶら下がって給与を食む人が増加します。ハイパフォーマーは疲弊し、組織の生産性も落ちてしまいます。

こうした日本組織の疲弊を建て直すには、原理原則論の徹底が必要です。多様な価値観を持つ従業員に「あうんの呼吸」の共有化は望めないからです。具体的には、「はみ出して」仕事を行う事はルール違反と整理して、あくまで組織を通しての職務遂行のみを評価の対象にします。無用な多くのハンコが弊害なのであれば、ハンコの合理性そのものを改善する方向に持っていくべきであり、組織のルールそのものを無視する事は辞めさせます。

一方で、こうした組織改革は、充分に従業員ひとりひとりの状況をヒアリングした上で実施していく事が重要です。トップダウン型の押し付けは、多様な価値観を持つ従業員に馴染まないからです。

日本人ひとりひとりが、仕事人として、また、市民として、組織や国の意思決定に関わっていく事を大切な価値観とする「おとなの社会科」の考え方が、ここに活きてきます。

(by JIN)

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://w0.chieichiba.net/mt/mt-tb.cgi/1034

コメントする