(by JIN)成人病対策に対する疑問

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(by JIN)

以前、このブログでの紹介した通り、この2月から、中性脂肪・悪玉コレステロールを減らすため、食餌療法を始めました。
http://bit.ly/jbCEJe

指導を受けた鶴見クリニック( http://bit.ly/kpuIpa )から指定された4カ月の食事改善機関を終え、先日、再度血液検査を受けに行きました。結果は、中性脂肪・悪玉コレステロールは減り、γ‐GTP等の肝臓の数値も改善された、というものでした。1年半の間、毎日、服用し続けた中性脂肪降下剤「リピディル」を辞めたのですが、そのリバウンドが起こることもありませんでした。

娘が一人前になるまでは健康を保っておかねば、という気持ちだったので、一安心です。と同時に、これまで数年にわたって「健康のため」という事で、色々やってきた取り組み・・・リピディル服用、スポーツ等は何だったのか、色々、疑問に思いました。今回のブログでは、その「色々な疑問」について、書いてみます。疑問点は、大きくは、次の2点です。
■高脂質食品の大量供給による弊害
■成人病用産業の普及の弊害

以下、具体的に書きます。

■高脂質食品の大量供給による弊害

第二次大戦後、米国は、日本での牛肉食を普及させ、牛が大量に食するトウモロコシ等の穀物を日本に輸出することで儲けて来ました。

成人病の原因の多くは、過剰なたんぱく質の摂取によるものです。そして、大量の食物(穀物等)を食する動物であればある程、成人病に影響を与えます。従って、牛肉を食することは、成人病の大きな原因となります。

こうしてみると、自国のトウモロコシ農家保護のために、日本に牛肉を売り付けて来た米国の政策が、日本での成人病増加の元凶になっている事が分かります。そして、米国のそうした政策に歯向かうことなく、トウモロコシ輸入を唯々諾々と受け入れて来た日本政府、さらには、牛肉食をそのまま受け入れてしまった国民1人1人に、成人病増加の萌芽があったと言わなければなりません。

■成人病用産業の普及の弊害

成人病対策として、薬物服用およびスポーツクラブ等が大きく普及しています。しかし、これらの普及には大きな弊害があります。

まず、薬物服用に関しては、私の服用していたリピディル等、成人病対策用の薬物が多く開発されています。この薬物服用で利益を得るのは、国内外の製薬メーカーです。

また、多くの成人病用薬物は、長期間にわたって服用しなければ効果が生じないとされます。更には、服用をただちに辞めればリバウンドが生ずるとされるので、簡単に辞める事も躊躇されます。したがって、内科医にとっては、突発的な病気で駆け込んでくる患者よりも、安定的な収入が見込める患者として成人病患者を扱える事になり、儲けの種になります。

そのため、医師にとっても、成人病患者の増加は望ましい事態であり、医師会はロビー活動を通して、政治家→厚労省と働きかけ、成人病を社会問題化しました。「ウエスト○○センチ以上はメタボ」という極め付け等はその最たるものです。

たしかに、肥満は、成人病の大きな原因ではあります。しかし、それを抑制するために薬物を使用してしまっては、体の他の部分に副作用が生じてしまいます。私の肝臓がリピディルにやられγ-GTPが増加してしまったのがその例です。

かといって、スポーツクラブに行って体を鍛えれば問題が解決するかと言えば、そう簡単ではありません。スポーツクラブで必死にランニングマシンに乗って1時間走ってカロリーを消費させても、チョコレート一切れによるカロリー摂取でその労力は灰燼に帰すからです。

私も、体質改善を目指して、スポーツクラブで筋トレ等のメニューを始めましたが、きつくて3カ月程で辞めてしまいました。その後、1年間ほど水泳を行っていましたが、それだけで体質改善を望むことは出来ませんでした。

以上のとおり、結局、薬物服用・スポーツクラブは何の足しにもならず、根っこにある食事を改善することだけが改善につながる道でした。

思えば、薬物服用・スポーツクラブは、大量食事摂取を前提として、それを抑えるためのものです。大量食事摂取の段階では食品生産者・メーカー・流通が儲かり、さらに、それを抑制するための仕組みづくりの中で、別の業者が儲かるという流れが繋がっています。スポンサーである産業界によって成り立っているメディアからの情報を目にしている多くの国民からは、このカラクリが見えにくくなるようになっています。

他方で、消費者としての国民の中には、こうした食品・薬品・スポーツクラブ産業に関わっているケースも多いです。したがって、大量消費・抑制型の社会を変えていくことは、日本のGDPを下げることに繋がっていく可能性もあります。

ただし、メディアの影響により、今の所は、成人病をめぐるこうした問題点が余り明らかになっていない側面の方が強いです。なので、まずは、こうした問題点があるということを共有していく事が大切です。

(by JIN)

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