(by JIN)娘がDrumsデビュー!?

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(by JIN)
4歳の娘と、先日、ローランドの幼児ドラム教室の体験授業を受けてきました。

何を隠そう、学生時代、私は、ドラマーでした(超、下手でしたが)。そして、昨年末、バンド一家の友人宅に伺ったとき、ドラムセットが置いてあったのです。そこで、娘にスティックを持たせて叩かせてもらった所、うむむ・・・?なかなかサマになっています。それも、楽しそう!

折から、ヤマハからレンタルしていたエレクトーンは、娘が見向きもしなくなったため、ヤマハに返却していた所でした。でも、何か音楽はさせておきたいな? と思っていた折でしたので、そうだ!ドラムだ!と思い立ったのでした。で、近所に見付けたのが、ローランドの音楽教室だったのです。

実際に娘のドラム体験授業に行ってみて、次の3つのことを感じました。
■音楽の指導にはコツがある
■ピアノだけが音楽ではない
■絶対音感はマストではない

以下、各項目について書きます。

■音楽の指導にはコツがある

体験授業が始まって、先生は、まず、娘に好きなように自由にドラムを叩かせました。これは、娘には、結構、効果的でした。何しろ叩きたいように叩けるのが楽しかったようです。そして、先生の側からすれば、どれだけ生徒が出来るのか見極めるのに役立っていたのだと思います。

次に、先生がドラムを順々にいくつか指さして、それに沿って娘に叩かせます。そうしたら、次には、先生、すぐにギターをドラムを叩くのに合わせて弾き始めました。これは、楽しいです!ドラム初体験なのに、すぐにバンド演奏モードに突入したからです。楽器を合わせて演奏するのは、楽しいですからね。娘も夢中になって叩き始めました。

でも、レッスンは、25分位経ったら、予定の30分にならない前に終了です。あまり長いこと子供を拘束すると飽きてしまうことが多いからだそうです。なるほど、たしかに、そうだと思いました。

体験授業を受け終わって感じたのは、幼児の音楽の指導にはコツがあるということです。そして、雰囲気作り等は、かなり先生の能力に依存するのではないかと感じました。

■ピアノだけが音楽ではない

私が小さかった頃、「音楽を習う=ピアノを習う」ということでした。もちろん、中には、バイオリンや管楽器等を幼児時代から学んでいる子もいたのだと思いますが、庶民の我が家に手が届きそうな世界ではありませんでした。

しかし、今は、「幼児の音楽」は必ずしもピアノだけではなく、色々とあり、それが庶民にも手が届くものになっています。ローランドの音楽教室の事務の方に聞いた所では、静かに大人の言うことを聞ける子はピアノの子が多く、活発な子はドラムやダンス等を習うことが多いのが最近の状況、ということでした。

私には、幼児期、妹が母に叩かれて泣きながらピアノを弾かされていたイメージが強く残っています。音楽は基礎を学ぶには苦しいもの・・・「音を楽しむ」のが音楽だけど、それは嘘で、「音餓苦」のようなイメージを持っていました。

それが、今は、子供の特性に合わせて色々な道が選択できるようになっているのは、良いことだと感じました。

■絶対音感はマストではない

私は、中学校1年生の時の音楽の授業が忘れられません。そのときの音楽の先生は、音楽の授業が始まると、毎回、必ず、「聴音」をさせて正しい音程を音符として記録させるテストを課していました。そして、そのテストを成績に反映させていました。私は、一生懸命に聴音能力を高めようと頑張ったのですが、いくらやっても上達しませんでした。そのときから、聴音に必要な絶対音感は音楽を身につけようと思うと絶対に必要なもので、それは幼児でないと身に付かないと信じ込んできました。

しかし、最近、友人の話を聞いて、絶対音感は、音楽のプロになるにしても必ずしも必要でないことを知りました。現に、プロでも絶対音感の無い人は多いそうです。また、他の音大出身の友人からは、音大の入試の際、「聴音」はあるけれども、それは、調をピアノで弾いて音程を確認してから音を当てれば通る試験であったということを知りました。つまり、相対音感しか持っていなくても、音大の「聴音」試験はクリアできる、ということです。

というよりも、他の音大出身で絶対音感を持っている人の話では、逆に相対音感がない、ということでした。つまり、音はすべて「ドレミファ・・・」のどれかに当たるように聞こえるので、相対音感のように、あらかじめ「ド」の音を色々な調で定められてそこから音を探っていくということが、逆にできない、というのです。ふむむ・・・ということは、絶対音感と相対音感、「どちらが良い」とかそういう問題ではないように思えてきます。

実は、娘にドラムを習わせることについては、ドラムでは絶対音感が身に付かないことを気にしていました。しかし、絶対音感がマストではないことを知ると、それは杞憂に過ぎないことを悟ったのでした。

・・・素直に、とにかく子供が興味を持って続けられそうなことをやらせてみる、そのことが一番大切なことかな?と感じたのでした。

(by JIN)

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