2010年8月アーカイブ

(by paco)大阪で起きたネグレクト事件。20代前半の若い母親が、ひとりで育てていた幼児をマンションに放置して餓死させた痛ましい事件です。

もうひとつ、実は根っことが同じ、というのが、100歳を超えるような高齢者が行方知れずのまま、「生存」していたり、年金をもらっていたという問題。

前者は若い人の問題、後者は高齢者の問題。いやいや、行政や民生委員や児童相談所は何をしていたんだ、などという非難もあるけれど、いずれもピントがずれている、というのは、うすうす若手いる人も多いと思います。

この点について、社会学者の宮台真司は、「日本の難点」でも提示した「包摂性の不足」という考え方で切り取って見せます。例によってJ-WAVEの音声があるので、聞いてみてください。
JAM the WORLD 音声

(by paco)ブラックベリーの収穫が最盛期で、昨日までにジャムが25ビンできました。

ブラックベリーの収穫は、春の準備からはじまります。
3月ごろ、垣根のベリーの枝に芽が見え始めるのですが、去年実がついた枝は冬枯れのままかれてしまい、去年新しく伸びた枝に葉がつきます。冬のうちは全部の枝が冬枯れている感じなのに、春先になると、枯れてしまう枝と、復活する枝がわかるようになるのです。不思議ですね。

枯れてしまう枝は切ってはずしてしまい、生きている枝を改めて垣根に回す。垣根は自然木を使っているので、3年に1度ぐらい作りかえなければなりません。

生きている枝だけになった垣根に、どんどん葉が出てくるのが4月下旬。新しく枝が増えて、垣根は忙しくなります。

去年伸びた枝に、今年の花が咲くのが7月。白くて可憐な花です。

花が終わって、花のあとに小さな実ができ、じょじょに熟していく。8月初旬から収穫で、下旬まで3週間ぐらい順番に実ります。今年もあと少しででシーズン終了です。

実が熟したらできるだけ毎日収穫して、その日のうちに加工します。でないと、カビが生えてしまう。よく洗って、ゴミや虫をとり、水を切ったら、ジューサーにかけて果汁と種を分離します。家庭用のジューサーでは、完全には絞りきれないのだけれど、業務用は高くて非現実的。

種のままジャムにすると、かなり種が堅くて、プチプチした歯ごたえがけっこう辛いので、タネを取ったか十分をジャムにするとおいしいのだった。かなり酸っぱいので、グラニュー糖をたっぷり入れて、水飴を入れて少し粘性を出し、ある程度に詰めるとできあがり。

ジャムビンは、最近はホームセンターで買ってきます。200ml入るビンが110円。シーズン中に30本ぐらい買うかな。

ジャムをつくっていると、部屋中に果汁の香りが満ちて、生活空間そのものがアロマテラピー状態です。ぜいたく?。自然の恵みとエネルギーをそのままもらった薫りなので、元気がもらえる感じ。僕のタフネスの源泉のひとつかも。

ビンとフタを熱湯につけて消毒し、さっとお湯を切ってジャムを手早くビンに分けて入れ、熱々のフタをやけどしないようにしめて、ぎゅっと締めて、水で周囲を洗っておけばできあがり。たくさんできるので、これからの来客に分けてあげるのだ。

パンにつけてもいいけれど、ゆるいので、ヨーグルトとの相性がいい感じ。

(by paco)


<おとなの社会科>10、2010年8月開講分のお知らせです。

otosha10のテーマは、「お金が生まれる瞬間」。

 

 

今回は、8月、夏休み月なので、1回のみのコンパクトな<おとなの社会科>です。8月偶数月なので、本当は2回シリーズなのですが、8月が夏休みで少なめ(1回)になっているので、前倒しで、4回シリーズで開催です。8月25日(水)から、場所は銀座会場です。

 

◆お金は増える、いつ、どうやって?

 

お金って、大切、できればたくさんあった方がいい、とみんな思います。今は少ししかないけど、たくさんあるといいなと考えるとすると、お金は増えると言うことでしょうか。お金の総量が増えなければ、もし自分のお金が増えてほしいと願えば、誰かのお金を奪っていることになって、それってなんかイヤな感じ。


<おとなの社会科>、2010年9月開講分のお知らせです。

otosha11のテーマは、「昭和とバブル」。

  

今回は、2回シリーズ、9月なのですが、8月が夏休みで少なめ(1回)になっているので、前倒しで、4回シリーズで開催です。7月8日(木)から、場所は麹町です。

 

◆「昭和」ノスタルジーに、昭和生まれのpacoが、NOを突きつけてみる。

 

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」がヒットして以来、昭和30年代あたりを中心とする時代を「古き良き時代」として美化する雰囲気があります。昭和がテーマのショッピングアーケードや町もあるし、なんかよさそじゃね?

(by paco)久々にAlfaromeoネタです。

僕の156が壊れちゃいまして(アンラッキー)、代車として159を借りてきました(ラッキー)。

159と156。紛らわしいですね。数字が若い156の方が前のクルマ、159はその後継車で、現行モデルです。つまり、僕のクルマが旧車、ということになります。

デザインはけっこう似ています。通称「ブレラ顔」という、巨匠ジウジアーロ先生のデザインということで共通しているし、159が発売されるまでの間、156の後期に159の顔を先取りする形でマイナーチェンジされたこともあって、かなり似ています。普通、区別がつかない。

でも、実車はかなり違います。なんといっても、159は大きい。全長4.7メートル。156は4.4メートルと、30センチ違うので、かなり大柄です。幅は8センチ、車重は200kg以上違う。当然、中も広いし、車格が完全に1?2ランク上、なのです。

このボディを引っ張るエンジンは、159が3.2Lと2.2Lに対して、156は2.5Lと2L。こちらもそれぞれひとまわり大きくなっています。

で、今回借りているのが、2.2L版の159。トランスミッションは、アルファお得意の自動クラッチトランスミッションのセレスピート(6速)です。

(by paco) イコア・インキュベーションという会社がありまして、人材育成の仕事をしている会社です。

この会社と、以前から協力関係にあり、リクルートなどの会社で研修を実施したりしてきたのですが、イコア自身、これまで以上に独自性を出していきたいということで、<おとなの社会科>にも企業として(社員の育成の一環として)参加してくれたり、さまざまな企業に<おとなの社会科>や僕のコンセプトを紹介してくれたりと、ますます深い協力関係にあります。

その、イコアが、8月25日(水) に無料の公開セミナーを開きます。テーマは、「多様な個性を活かすリーダーシップ」。なかなか<おとなの社会科>的なテーマです。

で、僕もぜひここに登壇したかったのですが、残念ながら別件があり、行けません、といったら、ではビデオで出演、という話になって、先週、収録しました。

15分ほどのビデオレターですが、内容はたっぷり30分あると思います。

☆ほかにも、多彩な各ジャンルで活躍の方が講演します。人の育成に関心のある皆さん、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。ナマpacoには会えませんが、たまにはビデオで見るのもおもしろいかもしれません。こういうテーマでまとまった講演が聴ける機会は、意外に貴重かも知れません。

と言うことでこのセミナーのご案内は、こちらにあります。
http://www.ecore-i.co.jp/topics/seminar/201007_ecore-8.html
会場もよい場所なので、ぜひチェック!