(by JIN)勝つことがすべてではない

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(by JIN)
勝つことがすべてではない・・・言い古された言葉ではありますが、私は、去る6/29、義弟の田村友宏のボクシングの試合を観て、益々、その感を強くしました。

残念ながら、田村友宏は敗れました。もちろん勝てた方が嬉しいことは間違いないです。しかし、負けても、不思議と気持ちの中に、不満のようなものは生じませんでした。むしろ、「よい試合を見せてくれて、ありがとう」という気持ちの方が大きかったです。今回は、その理由について考えてみました。

負けた試合でも感謝の念が生じた理由は、次の3つです。
■勝負に賭ける必死さが伝わってきた
■スタイルを貫いた
■次への糧とつなげている

以下、具体的に書いてみます。

■勝負に賭ける必死さが伝わってきた

今回は、ラウンド1でちょっとガードを下げた一瞬の隙をついて、スパーンとパンチを食らってしまい、いきなり倒れてしまいました。結果は、3ラウンドの時点で、もう一発、大きなパンチを食らって倒され、立ち上がったものの、足元のふらつきが抑えられず、TKOとなりました。

しかし、私が注目したのは、1ラウンドの時点で倒された後の「闘う姿勢」です。KOを食らえば、当然、点数的に不利になりますし、ダメージも体に残ります。そのため、その後は、スタミナの残っているうちの短期決戦がポイントになります。田村友宏は、KO後、鼻血を出しながらも、猛然と相手に攻めかかっていきました。

試合後本人に聞いた話では、耳をやられて音がほとんど聞こえなくなっていたそうです。プロボクサーと一般人を単純に比較はできませんが、私なら、耳をやられ、鼻血まで出すような倒され方をした後で、さらに立ち上がって向かっていく気力は、たぶん出ないと思います(笑)。

そこを気力を振り絞って、最後まであきらめないで闘った姿に、「とにかく、よく頑張った!」とエールを送りたくなったのだと思います。

もちろん、プロボクサーとしては、倒されても精神的な動揺を抑え、「勝つためのその後の戦略」を冷静に考え、それを着実に実行に移すことが求められるのでしょう。その意味で、客観的に見れば、ラウンド1で倒されたことによる焦りがラウンド3のTKOにつながるパンチを受ける隙につながった、ということかと思います。その点は、今回の反省材料として心に留めておいて欲しいとは思います。

しかし、まずは、倒されても気力を振り絞って立ち向かっていった闘志に拍手を送りたいです。

■スタイルを貫いた

何度か過去に紹介しているとおり、田村友宏は、アウト・タイプの教科書のようなきれいなボクシングをする選手です。

B級ボクサーにランク・アップしてから2戦目の今回の試合でも、そのスタイルはキッチリと貫かれていました。

私を含め、ファンの中には、田村友宏のそういうボクシング・スタイルが好きで応援している向きもいるのではないかと思います。

今回も独自のボクシング・スタイルを貫いたことは、結果として、ファンサービスになっているのではないかと思います。

■次への糧とつなげている

以前の負け試合の後、田村友宏は、自身のブログの中で、「負け試合の中にこそ学ぶものが多くある」と書いていたことがあります。今回は、ラウンド6中盤のラウンド3でTKOにて敢え無く沈没という、結果だけを見れば「完敗」ではあります。しかし、その後、彼のブログを見ても、精神的には持ち直しているようで、きっと今回の負け試合から何か汲み取ったものがあったのではないかと思います。

このように、過去、「負けを生かした経験」をブログで語っていたことを知っていたため、試合直後の感覚でも、「今回の負けを次に生かして欲しい」と思えました。このことが、試合の負けをネガティブに捉えなかったことにつながったのだと思います。

・・・ということで、田村友宏には、また苦しい練習の日々が続くことと思いますが、更にがんばって欲しいと思います。と同時に、上記3つの視点は、私の日頃のビジネスにも通用する話なので、心がけていきたいと思います。
(by JIN)

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