(by JIN)初!6回戦観戦

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(by JIN)
去る3月26日、義弟の田村友宏のボクシングの試合を観戦してきました。前試合でで4勝となったため、これまでの4ラウンド制・4回戦ボーイから、初の6ラウンド制・6回戦ボーイとしての試合でした。結果は、残念ながら、僅差での判定負けでした。ただ、今回も学ぶことが多い試合でしたので、ここに感想を書きます。

■強くなった田村友宏

昨年、田村友宏が敗れた試合で、相手選手だった播磨真輝選手について、その強さを「テクニック」「集中力」「獰猛さ」というように、まとめました。
http://www.chieichiba.net/blog/2009/03/by_jin_32.html

その当時は、私の素人判断ですが、この3つの強さの面で、田村友宏は、播磨選手に到底及ばないように感じました。

しかし、3月26日の試合を見て、その考えが変わりました。どこまで当時の播磨選手に迫っているかは分かりませんが、特に「集中力」「獰猛さ」といった点で、かなりの向上が見られるように感じました。とにかく、優位に立った時には、反撃を過度に恐れずに、集中して相手を倒しに行く姿勢が随所に見られました。

田村友宏は、すでに31歳で、プロボクサーとしては遅咲きのため、他の選手にも増して、1試合1試合が、引退を賭けた試合であるという面があります。そうした追い詰められた状況をうまく精神的にコントロールして、適切な緊張感を試合に持ち込めているのではないかと思います。

・・・と口で評論するのは簡単ですが、厳しい減量とトレーニングの中でそれを実践するのですから、並大抵の努力ではないと思います。その努力に対して、惜しみのないエールを贈りたいと思います。

■では、敗因は?

3月26日は、点数の上でも、2?1の1点差という、本当に僅差でした。しかしながら、負けは負けです。

その敗因は、やはり、6回戦になると、相手のレベルが上がる、ということかと感じました。

もう少し具体的に言うと、素人判断ではありますが、勝っている6回戦ボクサーには「集中力」「獰猛さ」の一方で、自分を第三者的に見ることのできる「冷静さ」が備わっているように見えました。もちろん、効果的なパンチで優位に立ったときには猛然とたたみかけるのですが、一方で、体力を消耗するような無駄なパンチ等は打ちません。そういう冷静な選手が勝っていました。

この点、田村友宏は、以前にも紹介したように、アウト・タイプのボクサーで、攻撃の時は足が良く動いて有効なきれいなパンチを繰り出します。しかし、相手に攻め込まれたときに、ロープ際に追い込まれ、足が止まってしまう場面が、何回かありました。実際のダメージの程度は分からないのですが、はたからみていると「やられている・・・!」という印象を持ってしまうことが否めません。

相手があっての試合ですから、ワンサイド・ゲームばかりではなく、相手に攻められる場面も冷静に対応できることが求められるのでは・・・と感じました。少し攻め込まれたとしても、攻めるときと同じように足を使って冷静に対処するなりして、劣勢の場面をなるべく少なくする・・・そういった冷静なテクニックが、6回戦クラスになると求められるのかと感じました。

本人は、「次回、頑張る!」と試合直後に決意表明していましたので、こんな素人意見ではありますが、参考になるのであれば取り入れてもらい、ぜひ、次につなげてもらえれば、と思います。

■自分の仕事にあてはめると・・・

自分の状態を冷静に観察しながら、有効な手を打ち、リスクを最小限に押さえていく、ということは、ビジネスを適切に行っていく上でも効果的なやり方です。

ビジネス初心者のうちは、がむしゃらに頑張る!で通用する時期もありますが、段々とそれでは通用しなくなっていきます。

とかく、パンチ力など、素人的には攻撃的な部分に目がいってしまいがちなボクシングでさえ、冷静な防御が必要と知ったことは、ビジネスにおける自分の行動を考える上でも、大きなヒントになりました。

(by JIN)

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