(by yuki)中国で病院に行く

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(by yuki)しばらく更新できずにおりました。仕事や何やと忙しいと、半年なんてあっという間にたってしまうんだなぁと反省です。

さて、何だか目にものもらいができたようなので、病院に行ってきました。中国では外国人である私は日本の国民健康保険に該当する工商保険や医保カードは加入できないので、会社から支給される健康医療保険を利用しています。民間の保険会社の保険ですが、別途、各種医療サービスもついているので、なかなか便利なものです。
中国の病院で診察する時、普通は1.予約/順番待ち、2.診察、3.支払い、4.治療という順番となっています。私の場合は保険と医療サービスのおかげで、1.はすっ飛ばし、外国人と一部のお金持ちが利用する高級診療室で2.&4.を行い、最後に3.という順番。

中国の病院での診察について、日本人にはなかなか理解できないと思います。例えば、私の知り合いの方は数年前に中国で心筋梗塞になり、緊急措置が必要となりました。でも病院では治療のために数万元ものデポジットを要求され、「それが支払えなければ治療はできない」と言われたそうです。
これは何も珍しい話ではありません。例え中国人であったとしても、それは変わらないのです。結局、付き添いでいた別の日本人がたまたま数万元の現金を持っていたため、デポジットを払いようやく治療してもらえたそうです。

「日本なら」まずは治療優先だろうし、本当はよくないと思うけど大した症状でもないのに救急車を呼んでもとがめられることはない。「中国なら」お金がなければ救急車には乗れないし、治療をすれば助かると分かっていてもお金がなければどうしようもない。

中国在住歴が長い私は、よく他の日本人の方から「中国の病院はひどい。どうしたらいいの?」と聞かれます。非情だと思われるかもしれないけど、「ここは中国だから仕方ない」と答えるしかありません。私のその言葉を聞いて、まるで私も病院と結託しているように思う人もいるかもしれません。人命を優先することに国境は関係ないかもしれないけど、ここは「中国」であって「日本」ではないから、「治療優先」という日本の常識を押しつけるわけにはいきません。中国の病院で真正面から抗議したって、何も変わらないどころか医者や病院関係者を怒らせて追い出されることだってあるかもしれない。
根本は中国という国の医療制度なのだと思います。それは外国人である私たちが病院を非難することでは変わらなくて、この国の人たちが中国の医療の仕組みそのものを変えようと思わないと、どうにもならないものだと思います。
理不尽に感じるかもしれないけど、この国に外国人としている限り、今は中国の医療制度に則って対処する方法を自分で用意するしかありません。

診察が終わって帰ろうと思った時、病院一階のロビーに電子掲示板があり、骨折治療、縫合治療などそれぞれの診察費がずらっと記載されていました。
「ある意味、超資本主義国だなぁ」と正直思いました。

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