(by paco)人生のwhat?を見つけるための<メディアリテラシー>講座、開講

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渡辺パコの「what?セミナー(2) メディアリテラシー」
全4回開催(2009年10月28日--11月18日)

■前口上

自分の人生の目標は何かとか、ライフワークは何かとか、そういうことについて考えたことはありますか? 自分のライフワークを、自分の人生を通じてやっていきたい「こと」=「人生のwhat?」と位置づけ、その見つけ方の方法論を提供しようというのが、このセミナーです。

講義のキモは、「社会を見るための確かな視点を獲得する」ということです。あれをやりたい、これをやりたいと思っても、「あれやこれ」とは何かをしっかり定めておかないと、やり始めてからぐらぐら、ガラガラとぶれたりずれたして、結局自分が何をやりたかったのか、見失ってしまうことがよくあります。

あなたが「これをやりたい」と誰かにいえば、「よくわからない」といわれたり「あっちの話をどこが違うのか?」と聞かれたり、「理想的だけど、実際には無理だよね」といわれたり。志が高ければ高いほど、他の人がやっていないことほど、それがなんなのか、なぜやらなければいけないのか、なぜできるのかを説明するのが難しく、それができないと、せっかくの志は実現する道筋が立てられません。

「社会を見る確かな視点」があれば、何をやりたいのかをしっかり位置づけることができ、誰かに話したときに、理解してもらえるようになり、協力者も集められます。「机上の空論ではなく、しっかり考えている、本気でやろうとしている」と感じてもらうためには、アクションだけでは不足です。アクション、プラス、それを支えるロジック。そのロジックを、あらゆる分野で通用する強力なロジックを提供しようというのが、このセミナーです。

前回は7月に社会学者宮台真司の著書「日本の難点」をテキストに、社会学の視点から社会を見る目を養いました。今回は「メディアリテラシー」をテーマに、社会で起きていることをどう理解するかを適切にとらえる力を養います。

■人生のwhat?を見つけるためのメディアリテラシー

メディアリテラシーとは、情報メディアに対する「認識能力」のことです。通常、リテラシーといえば、読み書きの文字を使う能力になりますが、メディアリテラシーの場合は、テレビや新聞、インターネットなどの情報メディアの使い方、特に読み取り能力をさします。

僕たちは、メディアの情報を通じて社会のこと、というより、自分の家族と、会社の中で日頃一緒に仕事をしているチームのメンバー以外の情報は、ほぼすべて、メディアから受け取っています。僕らが「知っている」ことの多くは、メディアから受け取っているのです。

しかし、そのメディアは、正しい、事実を伝えているかというと、それが非常に疑わしい。というより、そもそも真実や事実というものは、伝えることができないのだというのがメディアリテラシーの立場です。

ということは、僕たちが「正しく」社会の、というより、身近なこと以外の事柄を理解するには、メディアから来る情報を「どのように受け取り、活用するか」がキモになり、こういう考え方をメディアリテラシーと呼ぶのです。

メディアリテラシーなしには、「正しい」社会の認識はなく、「正しい」認識なしには、「正しい志」も生まれません。というわけで、「正しい人生のwhat?」を見つけるためには、メディアリテラシーが不可欠なのです。

ということで、興味が湧いてきましたね?

2つほど、例を挙げます。

・オウム真理教が起こした松本サリン事件。当初犯人といわれた河野さんは、結局はまったく無実だった。
・ブッシュJr.大統領が始めたイラク戦争の開戦理由「大量破壊兵器」は、開戦前から「存在しない」ことがわかっていた。

情報を見る目を養い、自分がやるべきことを見極める力を付けましょう。


■主な内容

今回はテキストとして、前回よりはかなりわかりやすい本を使います。
世界を信じるためのメソッド」(森達也)


この本は前回の「日本の難点」よりかんたんなので、メディアリテラシーの導入として使い、テキストの詳細な分析は行いません。その代わり、毎回、具体的な事例を取り上げますので、事例を事前に読み、考えてきていただく形で進めます。

●第1回 民主主義とメディアリテラシー

民主国家では、主要メディアが国営で運営され、図書館を無料で利用できます。なぜか? 情報に正しくアクセスすることが、投票の意思決定には不可欠だと理論づけられているからです。ではメディアの情報は正しいのかと言えば、そこが問題。社会を正しく運営するために、メディアリテラシーは必須と考えるカナダでは、小中学校からこの分野を教えています。

各自、自分が考える「人生のwhat?」を持ち寄り、現状の「理解」を確認しておきます。それをベースに、最終回でメディアリテラシー的に再構築された「人生のwhat?」が語れるようになることをめざします。

●第2回 メディア特性とメッセージの偏向

写真やビデオは正しい状況を写していると思いますか? 確かにある種の「正しさ」は映し出しますが、その意味するところはいかようにも操作できます。操作しようという意図があっても、なくても。具体的な写真やビデオ、文章を使い、メディアがどのように偏向するか、偏向を取り除くフィルターのかけ方について考え、理解を深めます。同時に、自分の「what?」がメディアリテラシーの観点で偏向がないかを検討します。

●第3回 メディア企業の構造と圧力

すべてのメディアは、自主的に発送した情報配信をしているわけではなく、そのメディアごとに異なる圧力を受けています。その圧力によって、メディアからの情報は偏向し、「正しさ」から遠ざかります。どのようにメディアが偏向するのか、その構造を理解します。同時に、自分の「what?」がメディアリテラシーの観点で偏向がないかを検討します。


●第4回 メディアリテラシーをどう鍛えるか?

前3回のまとめとして、メディアリテラシーが必要な場面や、その場面への対応の仕方、そこから読み取れる「本当の社会」を捉える方法を考えます。各自、自分が「やりたいこと」を再構築し、どのようなwhat?として捉えればよいか、考え、宣言します。


■開催日

●第1回
2009年10月28日(水)

●第2回
2009年11月04日(水)

●第3回
2009年11月11日(水)

●第4回
2009年11月18日(水)

☆時間は、各回19:00-21:30(多少延長あり)

■会場
@世田谷南部あたり
東急線 奥沢駅or九品仏駅or尾山台駅あたりの近辺会議室
※会場はお申し込みいただいた方にご連絡します。


■受講要件

参加資格は特にありません、だいたい高校生以上なら参加いただけます。

(1)受講者は事前に「世界を信じるためのメソッド」を通読すること
(2)事前にML上で提示される資料を読み、考えをまとめてくること
が条件になります。

※セミナーは全4回ですが、いずれかの会のみの出席が可能です。
※全4回受講の場合は、割引があります。


■受講料

●1回受講 8,400円 (大学院生以下 1,000円)
●全4回受講 25,200円 (大学院生以下 3,000円)

※全4回受講料金は、第1回の2日前までに振り込んだ場合に有効。
※毎回、受講2日前までに振込。
※定員=20名、最低催行人員=2名


■申込

以下の内容でメールをお願いします。

★1回でも受講の意思がある方は、10月18日(日)までに申込いただけると助かります。仮予約の形でもかまいません。

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to:paco@suizockanbunko.com
sub:<what? セミナー2 メディアリテラシー>受講
本文:
氏名:
連絡先:携帯電話、携帯アドレスなど、緊急時に連絡が取れるもの
出席予定日:いずれかを残してください。
●全回出席
●第1回 2009年10月28日(水)
●第2回 2009年11月04日(水)
●第3回 2009年11月11日(水)
●第4回 2009年11月18日(水)
コメント:受講の期待などをおかきください。
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※予定があいまいな場合は、仮予約と記載してください。正式な受講意思は、開講3日前までにご連絡ください。
※空席があれば、開講2日前まで、直前申込を受け付けます。
※いったん振り込まれた受講料はお返ししませんが、第5回以外の場合は、次回に受講料を振り替えることができます。

■what?セミナー バックナンバー

http://www.chieichiba.net/blog/2009/06/by_pacowhat.html
http://www.chieichiba.net/blog/2009/06/by_pacowhat_5.html


■問合せ

株式会社水族館文庫
渡辺パコ
paco@suizockanbunko.com

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