(by paco)Alfa156 足回りをKONI FSDに換装

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(by paco)道楽虫がうずうずしはじめまして、Alfa156の足回りを換装してしまいました。

僕の156はTI仕様で、ノーマルより15mmほどローダウン、かつやや堅めの足回り。このセッティングがわりとよくて、ノーマルサスの2.5L V6エンジンでは、フロントヘビーでかなりアンダーステアが強いのに対して、TIの足回りだと、かなりニュートラルに近い締まり加減で、走りやすい足でした。

が、156に乗り換えて1年半、走行距離が2万キロ(中古で買っているので、クルマのオドメーターは3万キロ)を超えてくると、クルマにも慣れて、よりうまくコントロールできるようになります。

最初は2.5Lエンジンのトルクとレスポンスをもてあましていたのですが(腕に対してパワーありすぎ)、だんだん乗り込んでくると、自在にコントロールできるようになり、そうなるとコーナリング中の挙動に不満が出てきた、というわけです。

アンダーステアはなんとか押さえているものの、やはり基本強めのアンダーで、切り込んだところまでは狙ったラインに載せられても、そのあと、コーナーの出口まで、アクセルも踏めず、ステアリングも保持するだけという、待ちの状態が続きます。これがちょっとじれったい。よく観察すると、やはりダンピング不足で、特にフロント内輪の加重が足りずに外側に頼っているために、フロント外側タイヤの限界がコーナリングの限界になっている状態です。もうちょっとダンピングレートを上げてやれば、ロールが減ってフロント内側が設置し、両輪でグリップするようになり、コントロール性が上がるとみました。

また、コーナリング中にアクセルやステアリング操作を行うと、状態が過剰に揺れてしまい、加重変化とともにグリップが変化して、載りにくい、それで余計に、コーナリング中にじっくりガマンする状態になるのですね。このガマンというのが、スポーティネスをスポイルしてしまうわけです。

とはいえ、スプリングはこれ以上強化したくなくて、乗り心地的にはちょうどいい感じだし、もともとボディ剛性が高くない(ボディごとしなってコーナリングするのがラテン車流)ので、スプリングも含めてがちがちにはしたくない。それに、147でCervo Piedeに履き替え、失敗した轍も踏みたくない。

IMGP3857.JPGIMGP3340.JPGIMGP3353.JPGIMGP3354.JPG そこで、ダンパーのみを探してみました。あれこれ見てみると、やはりKONIの評価が高い。オランダオリジンのこのメーカーは、ドイツのビルシュタインと双璧ですが、レースでの実績が高く、またチジミ側より伸び側のダンピングレートを高めるという独自の考え方が、今持って高い評価を得ているのがわかりました。ガス封入で知られるビルシュタインと比べると、KONIは堅いという噂はあったのですが、ラテン車にはKONIのキャラの方がいいかも。

それと、KONIに最近FSDというコンフォートと操縦性の両立を狙ったシリーズが加わったことも気になり、これを選択しました。

FSDはショックアブソーバ(ダンパー)のみで、スプリングはノーマルを使うのですが、よく調べると、ノーマルスプリングを組み合わせると、なんと車高が20mmほど上がってしまうとか。欧州の人は車高が上がることは気にしないようで。美意識がよくわからん。

そんな日本人の不満を知ってか、KONI地震がスプリングとセットにした「KONI FSD ローダウンキット」を発売していました。ノーマルに対して20mmほどダウン。ということは、TIはもともと15mmダウンなので、ほぼTIと同じ車高になり、いい感じです(これ以上車高を落とすことにはまったく関心が無く)。

とはいえ、スプリングが短くなることによって、乗り心地、特に荒れた路面での突き上げ感の悪化が心配でした。そこで、あちこち調べてまわり、最後はKONIの輸入元である極東FETに、研修仕事の合間の休み時間に電話して確認。

「KONI FSDダンパーはあくまでノーマルサスに組み合わせたときにベストになるように設計されたもの。しかし車高が上がってしまうのを避けたいという日本のユーザー向けに開発したのがローダウンキットなので、基本はノーマルサス+FSDダンパーと同じ乗り心地をめざしている。もちろん同じバネではないので、乗り心地の悪化はないとはいえないが、乗り味はノーマルさすとの組み合わせにかなり近い」

とのこと。これならよさそう。しかしじつはそうなると、ノーマルよりやや堅めのTIサスと比べる都や和楽なってしまうのではないかという逆の心配も感じました。これについては

「スポーティ性能はノーマルよりかなり高いので、TIに換装しても満足してもらえるのではないか」

とのことだったので、これを信じて換装することにしました。

いろいろ情報も教えてもらった成城タイヤを取り付け先に選んで、雨降りの日、仕事の合間を縫って交換作業を依頼。(なんと、ショップから成城学園まで、往復送迎してくれた!)仕事帰りにピックアップし、世田谷通りに乗り出してみたら。

うーーんこれはなかなかすごい。乗り味は明らかにTIサスより上。しっとりとよく動くサスで、足が路面に合わせてしっかり上下しているのが感じられ、仕事してるなーという印象。乗り心地もかなりよく、満足です。家族に不興を買うのを何より恐れていたので、これなら自信を持ってのってもらえます。

実際には、工事跡の掘り返しが続く都内の裏道では、低速ではけっこうゴツゴツするのですが、ダンパーが凹凸の角をうまく丸めてくれている感じで、不快な印象はかなり薄まっています。

一方、山道に入れば、コントロール性は非常に高く、狙ったとおり、内側サスの伸びがきっちり抑えられ、外も内も沈んで、結果的に低く構えてロールが押さえられています。内輪の設置力が上がったために、コーナリング中にステアリングを切りましてもしっかり反応するし、状態が過剰に上下うすることもなくなりました。よくを言えばもうちょっとダンピングレートが高くてもいいように思いますが、乗り心地とのバランスという点では、この組み合わせはIQが高いと言えそうです。

コーナリングスピード自体も以前の体感で10?20%増しになり、かつ安心感を持って回れる様になりました。ブラインドコーナーの向こう側からクルマが来ても、きちんと車線内にクルマを落ち着かせていることができるので、安心です。

実は、商売上手な成城タイヤの担当者にそそのかされて(誘惑されて)、サスと同時にタイヤ&ホールも交換してしまいまして、といっても、タイヤはもう替え時、ホイールは一部変形があったので(たぶん工事路面か何かで強打)、変える理由もあったのですが、ASSOのストラディスタ(特別限定色)とピレリP7000に履き替え。

で、気づいたことは、同じくピレリブランドのDragonより、P7000のほうが格段に堅いということ。グリップは同じぐらいなので、Dragonのクォリティがなかなか高いということですね。さすがPzeroブランドとして開発されたタイヤです(けっきょくPゼロは名乗れなかったものの、惜しまれて、別ブランドとして発売。安くていいタイヤです)。

ということで、147の失敗(Cervo Piedeへの換装)から学び、今度は大成功ということで満足度の高いAlfa156 TI号になりました。

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