(by yuki) 近くて遠い国1<中国人の反日感情>

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(by yuki) 日本のテレビや新聞で毎年取り上げられる「反日」ネタ。簡単にはまとめられないのかもしれません。が、本当に「反日」を体験・実感した日本人って、どれくらいいるのでしょうか。

私が中国やアメリカで学生時代を過ごしたのは、小泉さんが首相を務めていたあの数年間でした。毎年、終戦記念日が近づいてくる度、小泉さんの靖国参拝が噂される度、「小泉さん、どうか靖国参拝はしないでくれ!」と心の底から思っていました。
政治の世界のことは分からない。歴史について深い知識もない。日本人として意思表示することも当然だと思う。それでも、反日感情が存在する国に暮らす日本人のことを、ほんの少しだけ考えてほしい、といつも思っていました。
反日感情が煽られる度、その影響を直に受けるのは、かつて日本が侵攻した国や地域で生活している一般の日本人です。SPがついて、日本で安全に守られている政治家じゃない。

「南京大虐殺の数字は誇張だ」とか言う学者や「戦争中だったから…」という評論家もいるけど、大事なこと忘れてないか!?と声を大にして言いたい。
昔、日本が多くの人を傷つけたのは事実で、今でも苦しんでいる人がいることや、今でも日本人を恨んでいる人がいることを忘れないでほしい。特に、「日本の代表」として見られるような政治家には絶対に!もちろん「反日」の原因の全てが歴史問題からくるものではないはず。でも、日本が昔過ちを犯したと認識していることが他国の人に伝わっていれば、外交なんてそう難しくないと思うんだけどなぁ。。。

この問題については色々な意見があるでしょう。誰だって自分の立場でしか考えられないだろうし、私も「中国に暮らしている日本人」としての立場でしか考えられません。でも、同じアジアの隣人同士、いつまでもシコリがあるのはやっぱり寂しいわけです。
中国での数年間、反日感情に直面する機会はあったけど、それ以上に嬉しいこともいっぱいありました。
・日韓共催のワールドカップの時、日本人と韓国人の留学生同士で、互いの国の試合を応援し合うことができた。
・「あなたは日本人だけど、韓国人の友達より何でも話せる」と言ってくれた韓国人の親友がいる。
・「あなたが日本人だから、少しだけ日本が好きになった」と言ってくれた中国人の友達がいる。
・何年も会えていないけど、今でも連絡を取り続けている台湾の友達がいる。

「国」対「国」だとうまくいかないことはあるかもしれないけど、小難しく考えずにもっと正面からぶつかればいいのに、と思って仕方ありません。
私の方法はいたって簡単。例えば、日本のことを良く思っていない中国人が目の前にいたとします。私は彼/彼女に「私は中国が大好き」と伝える。ただそれだけ。
単純すぎるかもしれないけど、それで十分だと思います。個人であれ集団であれ、自分のことを好きでいてくれる相手を嫌いになるなんてこと、そうそうないんじゃないかなぁ。

さて、今回は「中国人の反日感情」について書いてみましたが、「日本人の反中感情」も相当あるのではないかと感じます。次回はそれについて書いてみようと思います。

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