(by yuki)タイ旅行 ★日本・中国との比較から見るタイの光と影?

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(by yuki)広州からバンコクまでは2、3時間、寝てる間に着いてしまう距離です。日本も中国もタイも同じアジアの国。これまで「知恵市場」では日本と中国の違いを書いてきましたが、今回タイに行って中国とタイの意外と似ている点、やっぱり違う点も見つけたような気がします。観光地の建築物やビーチの風景よりも、道端の物乞いや人々の生活ぶりに目がいってしまうのは、私はその向こう側に中国を見ていたからかもしれません。

仏教国であるタイは、町の至る所に仏像がありました。華僑タイ人ガイドの話では、タイの男性は出家が義務づけられているとのこと。私は仏教に限らずどの宗教も信じていないので、神にしろ仏にしろ何かを信じるという姿が生活に溢れているのはすごく新鮮でした。仏像と同じくらい国王の写真が飾られているのは日本でも見かけない光景ですが、中国で毛沢東の写真を飾る感覚に似ているのかなとも感じました。

観光客の多い繁華街で道行く人々を一時間ほど観察しましたが、絶対にこの女性を買ったよなぁと思う外国人男性をたくさん見かけました。日本人も同じことをしていると思うけど、同じアジア人の男女よりも、やはり白人男性がタイ人女性を連れている姿は目立つからそちらに目がいってしまっていたのかもしれません。しかしその数が多いことに驚きました。中国で似たような光景といえば、大連のホテルでよく見かけた日本人男性と日本語が話せる若い中国人女性の組み合わせ。誰が見たって「お金で女性を買った」のは分かるし、私は「同じ日本人として恥ずかしい、情けない」なんて思ったものですが、タイに来ても似たような光景は見かけるものですね。

夜の街角には売春婦がたくさんいました。よく分からないけど、どう見たって子供に見える女性(少女)がたくさんいて、それだけここでは需要があるのでしょう。梁石日の『闇の子供たち』を読んで行った私には、その先にまだ幼い子供たちが売春させられているのかもしれないと考えぞっとしました。
ゴーゴーバーをのぞいてみたり若者の集まるクラブに行ったりもしました。バーやステージの上で踊るタイ人女性はこの国に一体どれくらいいるのだろうと思うほど多くて、エンターテイメントとしては面白かったけど、ダンサーかと言われたら違うと思います。性売春・売春婦とは少し違うかもしれないけど、でも何だかやりきれない気持ちになりました。余計なお世話だろうけど、彼女たちは10年後どんな生活をしているのかと。

町の人々はすごく優しかった。私が中国人ツアー客に混じって中国語を話していると勢いよく話しかけられたけど、日本人だと分かると優しい笑顔に変わるのが分かりました。日本人観光客がタイで金を落としていくからという理由はあるかもしれないけど、上述の売買春に日本人が貢献(皮肉な言い方ですが)しているからかもしれないと勝手に感じてしまったりしたものです。

物乞いよりも路上生活者が目立つのは中国との大きな違いです。中国では物乞いが空き缶だけを持って路上に座っているのはよく見かけますが、タイではビニールシートをひいてその上で料理をしたり洗濯物を干して生活している路上生活者の集落みたいな場所がいっぱいありました。日本のホームレスみたいですね。

たった一週間の旅行だったから、きっと私には見えていないものがもっとたくさんあるでしょう。でも、にぎやかなバンコクの街やリゾート地のパタヤの海よりも、時々見えるタイの影のようなものに考えさせられることがたくさんありました。タイで見かけた売春婦や路上生活者・物乞いを中国で見かけることもあるけど、少しずつ裏に隠そうとしていっているように私には感じる。でもタイではそれらが堂々と表に出ているような気がしました。中国は共産主義だけど実態は資本主義で経済レベルも生活レベルも向上していっている。人々の経済レベルが上がるとそれらはどんどんと裏に隠れていってしまうのかな、タイもいずれそうなるのかな、日本も昔は表に出ていたのかな・・・そんなことを感じたタイの一週間でした。

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コメント(2)

yukiさんこんにちは!同じアジアのセブに暮らすtakeです。

フィリピンもタイ同様な図式があります。特に僕は旅行会社に勤めているので、日本人、フィリピン人女性両方と接する機会があります。

確かに需要と供給の関係もあるので、単にモラルの問題では片付かないという実感もあります。基幹産業もない田舎の小学校もろくに通わなかった、手に職を持たない女性が想像以上に多く、彼らが生活の糧として家族を養い、自分も食べていくために唯一もっているものを使わざる終えない,その部分は根が深く簡単に否定できない部分もあります。もちろん推奨なんて絶対出来ませんが、、、

日本人男性もどこかアジアの発展途上国の女性を下に見ている気もします。

この話になると凄く長くなるので、1点だけ感想を!

ー日本人観光客がタイで金を落としていくからという理由はあるかもしれないけど、上述の売買春に日本人が貢献(皮肉な言い方ですが)しているからかもしれないと勝手に感じてしまったりしたものです。ー

この部分でもしyukiさんにやさしいのがそう言う理由なら、それはやさしいのではなく、「媚びている」のではないでしょうか?売春めあての相手にはやさしくなりませんね。リップサービスで媚びることはあっても、、、やさしいのは「尊敬」の部分がバックボーンであると思います。彼らの生活のために何かしら本当に努力してくれている日本人がいるからだと思いますよ。先代に感謝しなければいけませんね。
そういった先代の真摯な姿がきっと沢山ここセブでもあったんだろうなと感じることも多いです。もちろん負の部分を見せる人も居るのでしょうが、、、自分自身も自分たちの子供がどう異国で見られてしまいかを考えて人々に接していかなければいけませんね。

先日、タイからの留学生と話をして、「バンコクの街は、渋滞がひどかったけど、今もそうなの?」という話になりました。「渋滞もひどいけど、それより問題なのは、高校生や大学生にとっては、移動手段がないこと。タクシーに乗るお金はないし、公共交通機関がほとんど無いので、行動半径が広がりつつある高校生なのに、移動手段が限られていてつらい、と話していました。
日本でも地方の小都市の高校生は、移動手段が限られていてつらそうだなと思うことが多いのですが、バンコクのような大都市になると、余計に問題が深刻なのかもしれません。

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