(by stky16)前に進む

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(by stky16)

新年、あけましておめでとうございます(^_^

今年最初のエントリーは「前に進む」というタイトルにしました。かなり抽象的な意味合いを込めたものです。といっても、基本的なイメージは歩くことなのですが、もう少し大きく見渡すとどういうことなのだろう、という感覚で考えてみたいと思います。

■前に進むとは

前に進むとはどういうことでしょうか。先ほど「抽象的な意味合いを込めて」という表現をした部分について整理したいと思います。

前に出るという意味合いをどう捉えたかというと、「立ち止まっていない状態」というのと「ある程度の方向性をもっていること」というふたつのことを考えました。

といっても、一方通行のレールのようなものが敷かれているのではなく、もっと雑多な空間の中にいるところからスタートする様子をイメージしています。

そうしたことを踏まえ、「前に進む」というの状態を考えてみると、3つの要素を揃える(揃っている)状態にあたるのではないかと思いました。

 ・深める
 ・広げる
 ・持つ

かなり言葉を短くして書いたのでわかりにくいかもしれません(^_^

それぞれについて補足の意味合いも含めて、整理していきたいと思います。

■深める

「深める」というのは、「先に続く道を極める・究める」といってもいいかもしれません。ただ「極める」と書いてしまうと仰々しい感じがあり、もう少し軽い印象の動きをイメージして「深める」としました。

深めることに取り組む流れは、大きくふたつあると思います。ひとつは、今あるものを磨いていくこと。もうひとつは、今は無い部分を補完していくこと。いずれも「技」的なものをイメージしやすいところですが、「心」「体」についても対象と考えています。


磨いていくというのは、わかりやすいと思います。ただ、自分自身忘れがちになってしまうのは、磨くというのは「削る」ということ。へこんだ部分を膨らませることもあるとは思いますが、基本的には凸の部分を落としていくことで滑らかに仕上げるものだと思います。

極めるというと技量が増えていくことのように感じるのですが、必要なものを増やしつつ不要なものを削ぎ落としていくことで「純度を高める」のが本質なのだと思います。そこに、人をひきつける魅力が生まれるのではないか、と。


補完していくことというのは、磨いていくことと相反することのような感じもありますが、これも欠かすことのできないものだと思います。

よほどのケースで無い限り、素材として100%満たしている状態というのは無いのだと思います。人間にとって成長を必要とする根源的な理由のようにも思います。素材としてあるものが「磨く」対象となりますが、材料がない場合はそれを手に入れることが必要となるだろうと思います。

また、必要とする素材は普遍的ではないということもあると思います。ひょっとしたら、時々刻々と変化していくかもしれない。万が一、「今の100%の素材を揃えられた」としても、その瞬間以降も100%といえるかどうかは、なんともいえない。かなり極論をいっているとは思いますが、実際として意識しておくことが大事だと思います。


この「磨く」と「補完する」を両面からアプローチし続けることが、深めることにつながるのだと思います。

■広げる

「広げる」というのは、自分とまわりの関係性をデザインするということ。対象となる領域が大きくなることそのものではなく、「どこに・どれくらい・どんな風に」といった部分を意識する、ないし制御する。

広げるときに考えるべきことは、ふたつあると思います。

ひとつは「つながり」について。どこに向けるのか、どんな人を相手にするのか、などなど。自分から向かう矢印の方向とエネルギーの形を決めること。自分の思いを伝えたい相手を定めるという表現がいちばん近いのかもしれません。

僕自身、このあたりはすごく苦手なので、サンプルとなるものや具体的な手順を示すことはできない部分でもあります(^_^;
ただ、もし言葉で表現することができなかったとしても、鮮明な映像が見えるように意識していくことが大切なのだろうとは思っています。眠っているときにみる夢のように「現実では一度も訪れたことの無いところなのだけど、すごくよくわかる」みたいな感覚を覚えられような映像が浮かべば、十分以上なのだと思います。


考えることのもうひとつは「さらす」ということ。対象と手段を定める。自分が何を伝えたいのか、どのように伝えたいのか。接点を通じてやりとりする内容をデザインする、という感じでしょうか。

「さらす」という表現はちょっときつめの印象があります。これはあえて使っています。「オープンにする」との違いは、覚悟の度合いだと考えています。ポイントは、あらゆるフィードバックを受け止めたいと思うかどうか。もう少しいうと「広げるのは、進むためだ」という思いをどれだけ強く持っているか、という感覚。


「さらす」ことで、前に進むためのフィードバックを得ることができるのだと思います。その中には適切ではないものも含まれてくる可能性はあります。これを少しでも抑えることができるよう、つながりをうまく作っていくことが大事なのだと思います。

■持つ

「持つ」というのは、自分が所有するリソースを確保するということ。「磨く」との違いは、自分自身に備わっている(ないしは育てる)もの以外の部分を対象としていること。ありていにいってしまえば「時間・金・モノ」といったものでしょう。

金やモノというと即物的すぎて、「前に進む」という言葉のイメージとはちょっと離れた印象を受けるかもしれません。僕自身、そういう感覚もあります。少なくとも、少し前まではネガティブな方への傾きが大きかったように思います。ただ、最近は変わりました。

金やモノを持つことは、相手に対する敬意にあたるものだと思います。何もないことが失礼だということではないのですが、TPOに応じた配慮を欠かさないで応対できることはとても大事なのだと思うようになりました。

身ひとつで大成することができるのは、身ひとつで配慮できることに取り組むことによるのだと思います(これが悪いといっているのではなく、ここの理解を履き違えないことが大事なのだと思うのです)。身ひとつでは賄えないことに遭遇したときには、それに見合った用意をすること(そのための備えとして「持つ」こと)を忘れてはいけないのだと思います。


これとは別に「時間」を持つことも重要なのだと思います。即物的ではない分、抵抗は感じにくいものだと思います。一方で、「しょうがないよね」としてしまいがちな部分でもあります(即物的な影響(というか被害)を浴びないときは特に)。

また、時間は「持つ」というよりは「作る」という感覚のほうが現実的な感じもします。少なくとも、いまの自分自身はこの段階にあるのはまちがいありません(^_^;

しかし、「作る」ことを意識し続けていくことで目指すのは「持つ」状態なのだと思うのです。「基本的には余裕があり、何かがあったらそこに埋める」という。

ちょっと浮世離れした話にも思えるところはありますが、時間を埋め尽くすことは目的ではないのだと思います。時間にあまりがあるけれども、自分にとって十分な時間の費やし方・過ごし方ができているのだとすれば、それは幸せな状態といえるのだと思います。


■自分だけでこなせるわけではない

ここまでに書いた「磨く」「広げる」「持つ」というのは、基本的には自助努力だと思います。もちろん、自分以外の人のたくさんの支援を受けなければならないこともあると思います。ただ、それを受けるためには、まずは自分の研鑽が欠かせない。

しかし、そうした自助努力だけではうまくいかないものなのだろうとも思うのです。このあたり、ちょっと極端な考え方を含めてしまっているかもしれません。とはいえ、自分自身は忘れずにいきたいと思うところでもあり、書くことにします。


自助努力以外に大切なもの、それは「運」と「縁」だと思います。近いのは「セレンディピティ」といった概念でしょうか。自助努力があってこそ訪れる偶然という感じ。

今こうして過ごしていることもそうですが、たくさんの「運」と「縁」があってこそのものだと思います。もちろん、すべてが良いものであったといえるほど成熟できてはいませんが、良いものも悪いものも含めて「運」と「縁」だと思います。

ただ、人生において訪れる「運」と「縁」の偶然性を受け止めた上で、自助努力を積み重ねることが大切なのだと思うようになってきました。まだ実感が伴っているものでもないので、「思っている」とまでは書き落とせないのですが…。

ここをきちんと踏まえることができるようになると、「悪い」と思う「運」や「縁」が減っていくようになるかもしれない。それは「そもそも訪れなくなる」というのと「悪いと感じる範囲を狭くすることができる」ということを期待しているのだと思います。


結局のところ「大切なのは自助努力」ということに行き着くのではありますが、「得られる結果は自助努力だけによってもたらされるわけじゃない(だろう)」ということを忘れずに過ごせるようになりたいと思います。幸運を授かったことに常に感謝できるように。

■あらためて、前に進むとは

ここまでに書いた「前に進む」ことの先には何があるのでしょうか。なんとなく思い浮かべているのは

 ・認められる
 ・組む
 ・支える

といったものです。

いずれも当たり前のようにも思えることかもしれません。とはいえ、実際のところ、前に進むことの意味はそうしたことにあるのだと思います。

現実的には、もっと短絡的・即物的なものや合理性のあるものを求めることも事実だと思います。が、それだけではないはず。少なくとも、自分が目指そうと思うものについては、上の3つが目指すものとして含まれていて欲しいと思います。


そして、これまた今さらですが、一歩一歩を歩んでいくことが何よりも大事だと思います。臆さずに踏み出し、迷いつつも着実に足を運んでいくこと。そして、筋の良い道を選んでいけること。

そして、自分が歩んだものが「どの方角にどれくらいか」を把握できるようにすることも大切だと思います。間違った方向に進むこともあると思いますが、それはそれで構わない。間違ったことがわかっていることが大事。

わかっていて踏み進めてしまったときは、軌道修正すればいい。軌道修正するのも大変かもしれないけど、何よりも怖いのはそれに気づかずに進むこと。

■2009年に向けて

今年は「前に進む」というタイトルを踏まえた1年になると良いなぁと思っています。できたらいいなぁと思うのは「?道」的な感覚で動いていくこと(その実感を持つのはかなり先の話だと思いますが、振り返ったときにそういう感覚だったと思えるようにできるといいなぁ、と思っています)。

とはいえ、あまり慌てることなく、昨年の経験を活かしながら取り組んでいきたいと思います。


そこで、知恵市場での取組みとしては

・25エントリー
 1ヶ月に2エントリーずつ程度を目安に。
 ※今回のエントリーは別勘定と考えて、プラス1(^_^

・コメントがつながるエントリー 
 複数人の方からコメントをいただけるようなエントリーを1つでも書ければと思っています。


どちらも自分としては高めのハードル設定という感覚を持っています。が、まあ、なんとかできるように取り組んでいきたいと思っています(^_^


では、みなさま。今年もよろしくおねがいします(^_^

(by stky16)

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コメント(2)

ちょっと抽象的な内容だったので、ちょっとわかりにくい部分もあるんだけど、それぞれ具体的な中身は、記事にしていってもらえるとうれしいな?と思います。今年もたくさんの投稿をお待ちしています。

> pacoさん

具体的な中身ですか。了解しました。
※これくらいの抽象度で書くのは自分のクセのようなので、気になったときはまたコメントしてもらえるとありがたいです。

実際は、今年の活動の中で少しずつ蓄えられていくと思います。その都度、エントリーとして書くようにしてみます(^_^

ちなみに、最近UPした「手入れ」というエントリーは「持つ」の部分を少し具体化した感じもあります(それを意図したわけでもないのですが)。

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