(by JIN)育児に学んだ「風鈴ロジック」の弊害

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(by JIN)
「風鈴ロジック」とは、経営コンサルタント後正武さんの造語です。風鈴は短冊1枚で音が鳴ります。この風鈴の仕組みを論理思考に比喩的にあてはめて、1つの理由だけで物事を結論付けることを「風鈴ロジック」と呼んでいます。最近、育児をしている中で、その「風鈴ロジック」の弊害を体感しましたので、報告します。

■一緒に湯船につかるのを嫌がっていた

私は朝風呂なので、夜、2歳の娘を風呂に入れるのは妻の仕事です。ただ、妻は、娘用のチャンプーが皮膚に合わないため、娘の頭を洗うのだけは私の仕事です。ですから、夜の風呂場では、妻と娘で入浴している途中に私が入って行って、娘の頭を洗って出る、という流れになっています。

まず、頭を洗うと目にお湯がかかるので大泣きします。そして、その後、妻と娘の入っている浴槽に私が入ると、「バイバイ、バイバイ!」と言って、私に出ていくよう叫ぶのが毎日のパターンになっていました。

頭を洗うときに大泣きする理由は、目にお湯がかかるからということで明らかでした。しかし、浴槽に入ったときになぜ、「バイバイ!」と連呼するのか、その理由はよく分かりませんでした。私が入ることで、水位が上がるのが怖いのかな?というのが1つの仮説でした。

■判明した理由

それが、昨日の朝、その理由が判明しました。判明したのは、私が、妻と娘の寝ているベッドに行って、2人を起こしに行った時です。

妻と娘は、いつも、2人横に並んで寝ています。しかし、私が昨日の朝行ったときは、娘が妻の上にかぶさって寝ていました。妻が仰向けに寝ながら娘を抱いている格好です。そこで、私は、普段娘が寝ているスペースに割り込んで行って、2人を起こそうとしました。

そうしたら、毎晩の浴槽のときと同じです。娘の「バイバイ!」が始まったのです。

これで、なぜ、浴槽で「バイバイ!」をされるかが分かりました。娘は妻との間に、侵されたくない空間を持っている場合があるのです。そこに私が入っていく場合に「バイバイ!」するのです。この不可侵空間が、お風呂の場合は「浴槽」であり、ベッドの場合は「娘のスペース」だったのです。

■風鈴ロジックの弊害

浴槽に入ると「バイバイ!」された経験だけを以ってその理由を考えていたならば、「空間の不可侵」が原因などとは思いも及びませんでした。「水位」が原因だと思っていましたので、本当に原因を取り除こうと思えば、水位を上げない工夫をしていたことでしょう。

しかし、ベッド闖入の事例で「空間の不可侵」が理由と分かりました。そうすると、対処方法もおのずと異なります。・・・まだ対策は思いついていませんが・・・

たとえば、ビジネスでも何かの問題があるとき、1つの理由だけで対策を打ってしまうことがあります。その場合、たいていはうまく行かなかったり、根本的解決にならなかったりします。そうではなくて、他の類似ケースとの比較をしてみる等、少し考えてみるだけで、まったく異なる正しい解決策にいたることができます。

そうしたビジネス上の解決ノウハウを育児の現場でも見ることができた一幕でした。

(by JIN)

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