2008年11月アーカイブ

(by take)今回は個人的にショックな出来事があったので、その出来事と合わせて「フィリピンの負の一面」を書いていこうと思います。

娘の麻衣は現在「てんかん」の治療中です。病状は軽度で1才の時に発作を起こしてから、すぐ投薬を始めたので、それ以降は一度も発作を起こしていません。麻衣の場合はロナリンのお母さんの一番下の弟「ティオ」が重度のてんかんで、遺伝だと言われました。

ティオはロナリンのお母さんの実家があるミンダナオ島に住んでいました。農家だったロナリンのお婆ちゃんはマルコス政権時代に政府から農業政策の一環で大きな土地を与えられました。ロナリンのお母さんの多くの兄弟は農家を手伝って来たのですが、お母さんは若い頃にセブにメイドとして働きに出て、ティオも彼のお姉さんと隣町に住みお姉さんの働く会社で仕事をしていました

(by Hideki-かりん) 学校をやめてからのマリオは
午前中は私と一緒に
ウォーキング&お買い物。
それと
たまに見る映画。
それ以外は家の中でPC&TV&ゲーム。

何か新しい事させたいな?
お友達できたらいいな?との思いで
誘われていた劇団も見学に行ったりしていたのだが
本人はあまり興味が無かったらしく
夏頃には行かなくなっていました。


でも何かやらせたい!

いろいろ考えたいのだが
私は日々の生活に追われ、疲れ・・・
いつの間にかこんな季節に・・・


ある日
家の前の公園をみると
近所の方が落ち葉を掃除をしている。

これだ!

マリオと落ち葉掃きをしよう!

家の前の公園にはケヤキの木があり
落ち葉がスゴイ!
掃いても掃いても仕事が降ってくる(笑)

てなことで最近マリオと私は
勝手に公園掃除のボランティアをしている。

(by paco)サブプライム問題という時限爆弾が爆発して、世界が金融不安に陥っていますが、そんな中で日本は、優等生と見られる傾向になってきたようです。日本の景気、経済指標は、よくないニュースばかりですが、米国、欧州、アジア諸国、BRICなどと比べると、安定感があり、特に米国から見ると、日本の現状は輝いて見える、それだけ相対的に日本の価値が上がっているという指摘がなされています。

サブプライム問題は米英流のレバリッジ金融が完全に失敗だったことを露呈したわけですが、欧州もこれに乗って成長してきたので、あおりを食って景気が減速しています。BRICは今はまだ成長中のように見えますが、ロシアは原油価格が暴落しているので、これから日取り経済不振に陥るでしょう。ロシア経済は好調に見えて、石油や天然ガスしか今のところ売り物がなく、この価格が高騰したことで、金持ちが増えていただけなので、今のように原油価格が一気に半分以下に落ち込めば、景気は冷え込みます。インドは、西隣のパキスタン情勢が不安定なこともあるし、米国からのIT開発の受注で成長してきたわけですが、これも米国経済の冷え込みで厳しくなるでしょう。中国の経済指標はなんとか維持しているように見えますが、化の国の数字にどこまで信頼性があるかは、判断が分かれるところです。主要マーケットの北米、欧州、日本ともに景気が減速して消費が落ち込めば、影響がないわけがありません。

(by JIN)
「お説教ソング」とは、最近の一部のJ?POPに見られる傾向に私が命名したものです。歌詞の中で、「こういうときは、○○すべき」とか、「××した方がいい」とか、学校の先生が諭すような道徳観が語られているものを指しています。平成に入った辺りから、売れている曲の中に、こういう歌詞の入ったものが増えてきたように感じています。

私は、「お説教ソング」が嫌いです。しかしながら、結構ヒット・チャートに乗っている曲も多いので、世間では受け入れられています。また、私のように「お説教ソング」を批判する見解も目にしたことがありません。ですので、「お説教ソング」の是非を問う前に、まずは、私がなぜ「お説教ソング」が嫌いなのか、このブログでは、その理由を述べます。それに対して、コメント等で反響があれば、そこから「是非」の議論につなげていければ、と考えています。

■そもそもロックの本質は「反骨・反権力」

J?POPも、「4Beatでバンドを組んで演奏する」という意味では、ロックの一形態です。で、ロックの元は、はみ出し者の反骨・反権力というイメージがあります。まっとうな世の中のエリートに歯向かって行く所にこそ、ロックのパワーの源泉がありました。

それをエリートや権力の側に立って道徳的に「こうした方がいいよ?」とか言われてしまうと、「え??」と思ってしまうのです。

まあ、でもこの点は、「ロックの源流はそうだけど、J?POPはそれを変容させたんだよ」と言われてしまえば、「それまで」です。ただ、個人的な引っ掛かりの大きなポイントにはなっています。

■年端の行かないあんたたちに説教されたくないよ

J?POPを歌っている人たちは、せいぜい私と同年代以下です。彼等に「こうした方がいいよ?」なんて、歌で説教して欲しくはないです。そういうことは、職場の実体験とか、哲学や倫理学の先達に学びますので。そもそも、人生経験をそんなに積んでいなくて、そんなにお勉強もしているとは思えない君たちに、「こうした方がいいよ?」なんて言える資格があるのかしら・・・?

感情的には、この点が大きいと思います。

もっとも、リスナーは、周囲に余り道徳的なアドバイザーがいない人が多いのかも知れないですね。だから、たとえ歌であったとしても、そこに道徳的要素があれば、それがありがたいのかも・・・

■世の中、そんなに単純じゃないよ

歌詞に込められる文字数なんて、たかが知れています。そこで、「○○が一番大事?」とか言われても、本当にそうなの?と首を傾げてしまいます。「一番大事」なことって、本来、何冊本を書いても、一生語り尽くしても、それでも足りない位の、そういうことではないかしら・・・?昔から、洋の東西を問わず、偉大な哲学者や倫理学者は、「一番大事」なことを巡って生涯を賭けて真剣に考えてきたのです。それでも明確な答えが出ない・・・それが本質だと思います。

それをお手軽に、1つの曲のワンフレーズで言い切ってしまう所に、軽薄さを感じてしまいます。

この点が、論理的な理由です。

(by JIN)

(by JIN)
11月24日、友人ご家族の奥さんとお嬢さんが出演するということで、2歳の娘と共に、YAMAHAミュージックスクール発表会に行ってきました。ライブハウスを借り切って、生徒さんがそれぞれバンドをつくり発表するものです。生徒さんは、小学生から中年まで幅広い層にわたっていました。

期待以上に楽しめましたので、今回のブログではその訳を考えてみます。

ブログを見て頂いている皆さんも、もしご興味があれば一度お越しになることをお勧めします。

■身近な人が出演している

誘われて行くわけですので、当然ながら誘ってくださった方は出演します。普段接しているのとは別の、「ステージの上でのその人」を見ることができ、これは一番の楽しみです。出演者が何人もいる中でも、自分の注目はその人に集まってしまいます。

ただ、「身近な人」という範囲をもう少し広げると、自分と同じ立場のビジネス・パーソンが仕事の合間を縫って行った練習の成果を出しておられることに親近感を覚えました。ひたむきに楽器に向かう姿に「今を生きている」感じが強く伝わってきて、エネルギーを沢山もらいました。プロや芸能人のような天上人ではなくて、等身大に感じられるからこそ伝わってくるエネルギーだと思います。

■講師の先生も演奏している

基本的には、生徒同士でつくるバンドなのですが、足りないパートは講師の先生が補っています。また、プログラムの最初と最後は、講師の先生だけが組んだバンドの演奏がありました。

ですので、どのバンドも、NHK「のど自慢」でいえば「鐘3つ」以上のレベルにはそろってきています。学園祭等でよくありがちな演奏自体が沈没していってしまいそうな「全く聴くに堪えない・・・」という状況は免れていました。

また、最初と最後の講師の先生だけでのバンドは、さすがに聴き応えがあり、お得感があります。

■見に行くハードルは低い

生徒さんはアマチュアですので、個人に割り当てられたチケットの額はそれほど高くはありません。せいぜい1枚1000円前後だと思います。数千円以上が相場のプロのコンサートに比べれば、値段のハードルは低いです。

また、プロの演奏であれば、観客にも静粛さが求められますので、子供を連れていくことは難しい場合が多いです。でも、基本的にアマチュアの演奏会で、「身内」に聴いてもらうのが主旨ですので、子供連れも大目に見ていただけることが多いと思います。これは、子供の感性を育てるにもチャンスだと思います。

(by JIN)

(by JIN)
フジコ・ヘミングは、日本人とロシア系スウェーデン人のハーフのピアニストです。ウィキペディアによると1932年生まれ(本人は明かしていなかったと思います。http://ja.wikipedia.org/wiki/フジ子・ヘミング) ですので、現在75歳です。若い頃、天才的な才能が認められたのですが、聴力を失うという不遇の時代を経て、1999年に復活を遂げた後、活躍を続けています。

私は数年前、NHKでその存在を知り、CD等を視聴するうちにその魅力にはまっていました。ところが、チケットを取ろうと思っても、発売後20分で売り切れ、という状況が続いていたためコンサートは諦めていました。それが、今回たまたまアタックした所、SS席(18,000円)が取れたため、行ってきた次第です。一時の超過熱状態は収まってきたのかも知れません。

今回行ってきたコンサートは、11月10日、上野の東京文化会館で行われたもので、ユーリ・シモノフ指揮のモスクワ・フィルハーモニー交響楽団との共演でした。コンサートでは、感動のため途中から涙が止まらなくなりました。この音楽が聴けて、今まで生きていてよかった、と心から思いました。フジコ・ヘミングはご高齢ということもあり、いつまで演奏を聴けるか正直わからない所もありますので、次回来年4月のリトアニア室内管弦楽団との共演チケットも迷わず申し込んでしまいました。

今回のブログでは、何がその「感動」の原因であったのか、振り返ってみます。

■元々予習段階で惚れ抜いていた

数年前、NHKでその演奏を初めて聴き、リスト等の難曲を独自の解釈でもって弾く姿に、強く感動していました。またそのドラマチックな半生やチャリティに身を捧げる生き方にも共感していました。

その後、CDも購入し、その中での演奏にも聞き惚れていました。

そもそも、コンサートに行く前から「予習」で惚れ抜いていた・・・それが「感動」の第一の原因です。

でも、予習段階で惚れ抜いていても、ライブで聴いたら幻滅・・・というのはよくあるパターンです。

■イントロにインパクトがあった

今回のコンサートでは、あくまで目当ては「フジコ・ヘミング」でした。ですから、共演するユーリ・シモノフ指揮のモスクワ・フィルハーモニー交響楽団には、あまり期待していなかったのです。・・・恥ずかしながら、ベルリン・フィルやウィーン・フィルが名門ということは知っていても、モスクワ・フィルの位置付けは、正直よく分かっていませんでした。

会場に入ってみると、主役のはずのピアノは・・・あれ?舞台の端に寄せられています。ふーん、フジコ・ヘミングはあそこでピアノを弾くのかな?・・・と思っていたら、フジコ・ヘミング抜きで、モスクワ・フィルだけで演奏が始まってしまいました。プログラムをよく見返すと、なるほど・・・「共演」は2曲目からとなっていて、1曲目は「モスクワ・フィル」の演奏なのでした。

まぁ、仕方ないか・・・というノリで聴いていたのですが、アレアレ・・・モスクワ・フィルなかなか凄いな? ユーリ・シモノフって、独自の解釈をもって指揮してるみたい・・・これはなかなか名演奏!と思えてきました。ちなみに、私は、カラヤンのような原譜に忠実な指揮者よりも独自解釈を大胆に打ち出すフルトベングラーの方が好みです。ユーリ・シモノフは、フルトベングラーほどはいかなくても、強弱とか間の取り方とか、かなり個性を感じました。そしてその個性にモスクワ・フィルがぴったりと付いて行っていました。

うん!なにげに思わぬ得をしたかも? と感じ始めた所に、2曲目からはフジコ・ヘミング登場です。ピアノはステージの脇から中央に移動されました。

いよいよ、これまでヴァーチャルにしか接して来なかった人がほんの10メートル位先のステージに現れました。それもレベルの高いオケとの共演で・・・ 曲の開始です・・・ あっ・・・ 100人の一流オーケストラとたった1台のピアノとの共演なのに、まったくオーケストラに引けを取っていません。むしろ、オーケストラ全体をフジコ色に段々と染め抜いていきます。フジコ色・・・それは、これまでに聴いてきたフジコ・ヘミングの魂と全く同じものでした。その魂が目の前の本物の鍵盤からダイレクトに力強い音で響いてきます。日本人の血を受け継いだ人が、世界のトップ・オケとここまで互角に渡り合っている・・・

そんな思いが胸の中を次々と去来しました。すると、涙があふれて止まらなくなりました。でも、涙を拭って一瞬でもフジコ・ヘミングが弾いている姿を逃すのが惜しくて、あふれる涙をそのままに流し続けていました。

最初に一流オケの単独の演奏があった上で、フジコ・ヘミングが入ってくるというこの演出が、感動をさらに大きくしたと思います。

■とどめのカンパネラ

オーケストラとの共演が2曲終わると、今度はフジコ・ヘミングのソロです。ソロの間中、オケ・メンバーはただそこに座ってフジコ・ヘミングに聴き入っているだけです。

そして・・・ソロの締めくくりは、カンパネラでした。その日の体調によって、カンパネラは「やったりやらかったり」のようです。でも、カンパネラこそフジコ・ヘミングの十八番なのです。そして、ラッキーにも、この日はそのカンパネラを聴けたのでした。

もともとCDで予習していた段階から、フジコ・ヘミング独自の魂のこもったカンパネラには聞き惚れていました。それが今日のカンパネラは、CDと基本は同じなのですが、微妙に違うのです。今日のフジコ・ヘミングの体調や観客を見てのイメージづくりなどに影響されるのでしょう。・・・言葉では現わせないのがもどかしいですが、圧巻でした。

これで感動ここに極まれり、という状態になり、完全にノック・アウトされました。
(by JIN)

by yuki)中国で環境保護意識というものが徐々に広がってきた(芽生えてきた?)気がします。私自身もそんなにえらそうなこと言えるほど環境保護に一生懸命取り組んでいるわけではないけど、数年前に初めてきた時と今とでは、この国で感じるものが少しちがってきたことは事実です。

生活者として一番身にしみて感じるのは、中国でエコバッグが当たり前になったということ。2008年7月(6月?)から施工された法律により、スーパーやコンビニなどのレジ袋が有料化となったことで、消費者が「環境袋」と呼ばれるエコバッグを使うようになったのです。使い捨てのレジ袋は一枚あたり2角(3円)くらいからということで、日本人の感覚としては安い。有料化といってもついつい使ってしまいがちなところがあり、「ちりも積もれば山となる」ではありませんが、毎回レジ袋にお金をとられるのもいやなので、私自身もエコバッグを持ち歩くようになりました。

(by paco)下記の通り、横浜市の市立小中学校で、トイレ掃除を復活させようという動きになっているようです。これ、どう考えればいいんでしょうね。

<トイレ掃除について、市教委は「自ら主体的に社会を良くしていこうとする子どもの公共心を育む」とし、社会生活に欠かせない法律やルールを守ることの大切さを理解させたいとしている。>

という説明ですが、これって因果関係から見て、どうなんでしょう?

トイレ掃除をすると、主体的に社会をよくしていこう」とする「公共心が生まれる」ということですが、手段と目的はかみ合っているのかな。

目的自体は、いいと思います。主体的に社会をよくしていく気持ちは大切です。でも、この説明にもあるとおり、「自発的、主体的に」よくしていかないといけないわけで、義務化することが主体性の発揮につながるのかと言えば、NOでしょう。

 慌ただしく過ごしているうちに半年も空いてしまいました(^^;

 さて、私の部署は4名という少数(精鋭?)チームです
 チーム運営において、可能な限り毎月個人面談を実施して能力評価(コンピテンシーによる数値評価)を実施するようにしています。1人あたり2時間かかるので、これだけでほぼ1日を費やす訳ですが、個人面談にはそれだけの価値があると思っています。

 ※参照、以前書いた「成長する仕組みを業務に組込む」に細かく記述
 

081122_kachikitai.png 「価値×期待」理論のこの図は見たことがある人もいると思います。人は、達成する価値と達成する可能性で、やる気(モチベーション)を高めるという公式です。

 分かり易いのは宝くじで、1億円という達成価値の高さから、達成可能性は低くても、つい購入するという動機づけが起こっているのです。(私は動機付けられないので、買いません・・)

 なぜこの理論が・・という点も最後につながってきますので、まずは評価制度の説明からします。

(by NAMI)
私のオフィスは、L.Aダウンタウンエリアから少し南、
Vernonというところにある。
このあたりは工業地帯で、アパレル、食品、
玩具、家具などの工場が建ち並ぶ。
大げさにいうと、それ以外は何もない・・・(笑)。

ランチタイムは、近所に売りに来るメキシカンフードを買うか、
車を少し走らせて食べに行くしかない。
とはいえ、オフィスから車で5分圏内にあるレストランは、
ほんの数件といったところ(悲)。
ハワイアン、ハンバーガー、韓国料理、パスタ・・・、以上。
どうしても和食が食べたかったら、自分で作ってくるか、
車でリトルトーキョーまで10から15分かけて行くしかない。

東京にいたとき、ランチ時に「もっとほかにないのー?」と、
毎日文句を言ってたのを思い出した。
うーん、反省。
ビル内にカフェテリアとコンビニ、歩いて行ける距離に鰻屋、
定食屋、ラーメン屋、イタリアン、沖縄料理屋、ちゃんこ屋・・・。
なんて恵まれた環境にいたんだろう・・・。
「今日は秋刀魚定食でいいか・・・」なんてことは、
ここでは通用しない(涙)。

(by paco)先週、以下の記事がasahi.comなど一部のメディアに載ったのですが、扱いが小さいので、気づかなかった方も多いと思います。しかし、この発言は非常に重大な発言です。

トヨタの元社長、現相談役の奥田氏が、「一部のマスコミが厚労省叩きをやっている」という指摘のついでに、「報復」と称して「トヨタの広告を出稿しない可能性」を発言したというものです。

トヨタは消費財を扱う企業としては日本最大であり、当然広告出稿量も半端ではない量です。TV曲も新聞も雑誌も、トヨタの財力によっていかされているという側面がある。その財力は、つまりは権力であり、トヨタという一企業の意思で、メディアの情報を操作できることを意味しています。こういった事実は、もちろん、以前からわかりきったことでした。そして実際に、こういう大企業の意向を受けて、マスメディアは情報を意図的、無意図的の量面で、操作されてきました。そのことは、特に目新しいことではありません。

しかしこれまでの「操作」は、「自社に不利な情報をなるべく出させないようにする」というレベルのものでした。

(by paco)これもあまり大きく報道されていないようですが、先週はふたつの制裁金に関するニュースが届きました。

ひとつは、旭硝子など日系ガラスメーカー4社が自動車用ガラスカルテルでEUから制裁金1600億円の支払い命令を受けたというニュース。もうひとつは、米国で、シャープや韓国のLGディスプレーなど3社が合計で555億円の罰金命令を受けたというニュース。

米国でも欧州でも、企業の反社会的行為については厳しい制裁を科す動きになっていて、有名なところではマイクロソフトがWindows OSについて、抱き合わせ販売など反競争的な販売を行ったということで、3億5000万ドルの制裁金をかけたというニュースもありました。

日本では独禁法違反でもたいした制裁金が科せられないために、不正を承知でカルテルを結び、表沙汰になれば罰金を払った方が安いと考える傾向があります。こういった反社会的行為に対して、米国は以前から厳しかったのですが、欧州はさらに厳しい制裁を科すようになってきていて、ユーロによる通貨道号と市場統合という「自由化」を行うなら、そのぶん、ルールには厳格に従ってもらうという意図を明確にしています。

(by yuki)仕事

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(by yuki)仕事柄、車での移動が非常に多いのです。目的地まで1時間なんていうのは近いほうで、片道2,3時間、一日平均5,6時間は車に乗っている毎日です。もちろん外出先で一人の食事なんていうのも当然のことであって、それがファミレスやオシャレなカフェではなく、田舎のローカルな食堂でおかず一品と白飯を頼んで素早くかきこむか、またはコンビニで買った肉まんや弁当を移動の車中でほうばるということが日常。
広州市内ではコンビニがあっても、少し地方に行くと小さな商店しかない田舎では、更に地方から出稼ぎに来た男たちに混じって、2元(30円)の餃子や6元(90円)の牛肉面を、小汚い食堂でがっつくスーツ姿の私…。食堂で出される明らかに清潔ではない皿やレンゲをお茶で洗う姿も板についてきたし、極力日本人だとバレないように中国語の発音に細心の注意を払うことも当り前。

(by ショウコ.i)
最近の住宅の多くは「高気密・高断熱」なのだそうだ。
これは、エアコンの使用を前提に外の気温の影響を受けず年中快適に暮らせる可能性が高いということであると同時に
日本の昔ながらの、風を感じながら、外の空気を感じながらの暮らしからは離れつつあるということでもある。
高気密であるところの新築の家にはその機能性の高さゆえ、法律によって24時間強制換気が義務づけられているそうだ。


かつては、一戸建ては冬は寒い、高気密になりがちなマンションは冬の寒さはしのぎやすいが夏暑い、ということが言われていた。
私は一戸建て育ちなので、冬の寒さについては身にしみてよくわかる。家が古く、またあまりきちんと建てられていない(!)ような事情もあったとは思うが、場合によっては外出時よりも厚着で過ごさなければならないこともままあった。
一方で夏は涼しく、基本的に寒がりで冷房嫌いというのはあったと思うが、当然ながらクーラーなどは一切使わず過ごしてきた。

(by stky16)

今回も映画の感想です。

ヤング@ハートというアメリカのコーラス隊を主人公にした映画です。このコーラス隊、ただのコーラス隊ではありません。平均年齢80歳という高齢者で構成されています。しかしながら、年齢からイメージされるような姿とはまったく異なり、びっくりするくらい元気です(^_^
このヤング@ハートのとある7週間を追ったドキュメンタリー映画です。

人生の過ごし方について、「今の自分にはない視点でみた様子」を知ることができる映画でした。

この作品では、高齢者こそ「今」を生きたがっていて、そのためにあらゆる意味で全力を尽くしている姿が描かれています。出演者たちは、僕程度の年齢の人間が想像するような達観にとどまらず、人生をまっとうしようとする意欲にあふれていました。

(by paco)僕は男なので、性犯罪にはほとんど無縁でいられるのですが、女性は身近な問題でしょう。リストカットについてコミトンで書いたのですが、その中で、性的虐待がリストカットにつながりやすいといったことがあり、ちょっと興味があって読んでみました。

性犯罪被害にあうということ

筆者は、普通の会社員として通勤する生活の中で、仕事帰りに道を聞かれた男たちにワゴン車の中に連れ込まれて、強姦被害に遭ってしまいます。幸いなことに、妊娠やけが、警察による二次被害など、事件以上の被害には遭わなかったのですが、それの、「単なる強姦被害」がどれだけ、どんな風に心に傷を残すのか、克明に書き記しています。何が被害者を傷つけるのか、どのように孤立化していくのか。何をわかってもらいたくて、何が彼女を癒すのか。

もし彼女が、ケガをさせられたり、二次被害などもっとひどい目にあっていれば、そちらの問題に読み手の関心も移ることができました。性犯罪被害そのものにフォーカスすることができなかったと思います。彼女の体験は、まさに「強姦だけ」だったからこそ、その「だけ」がどれほどの重みがあるか、逃げ場のない思いの中に彼女はお混まれていくのだと思います。

「被害にあったことは忘れなさい、人にいってはだめよ」という親の態度がどれだけ彼女を傷つけたか。のちの結婚するのですが、結婚生活の中で被害にあったということがどのように位置づけられていくのか。彼女の強姦被害は、彼女にはいっさい落ち度がない状態で発生しています。悪いのは犯人。しかし、被害者としてひどい目にあった、こんなにつらい目にあったといえない。いうことで自分がさらに傷ついていくというと言うこの犯罪の構造が、克明に描かれてて、心が震えます。そして、男のみとしては、自分の妻や娘が同じ犯罪の餌食になる可能性が常にあることを感じざるを得ません。

本の最後まで、彼女に幸福感は訪れないちょっと過酷な内容ではありますが、へんに希望を持たせないところに本当のリアリティがあるように思います。

男性にももちろん読んでほしいのですが、特に痴漢被害によく遭う女性に、勧めたい本です。

(by NAMI)
引っ越してから料理にはまってる。
というより、自分で作らないと誰も作ってくれないし、
節約するなら自炊が鉄則。

東京ではママが、
9月まで住んでいた家では、
リタイヤしたフィリピン人のお母さんが、
毎日作ってくれていたので、
ほとんど作る機会がなかった(恥)。

今は、2日か3日おきぐらいで献立を考え、
仕事帰りに食料品を買いにスーパーへ寄る。

新しい家のハウスオーナーはインドネシア人。
アメリカに来て34年らしい。
見た目は200%アジア人で、沖縄とかにいそうなオバサン。
でも、名前は”ナンシー”(爆)。
彼女は、日系と米系のスーパーを掛け持ちで、
週7日働いているだけに、買い物の仕方を熟知していて、
私にも教えてくれる。

まず、このあたりのスーパーをざっと分類するとこんな感じ。

・米系スーパー
Ralphs, Albertson, VONS, Walmart, Costcoなど。

・オーガニック系スーパー
TRADER JOE'S, Whole Foods

・日系スーパー
Mitsuwa, MARUKAI, NIJIYA

上記に加え、韓国系スーパーや99ショップも用途に合わせて使い分ける。

ナンシー曰く、賢い買い物の仕方は、

1.新聞の折込チラシで、特売日をチェック。
2.大抵はチラシにクーポンが付いているので、切り取って保存。
3.各スーパーのメンバーズカードを作成。
4.極力Myバックで。 (Myバック持参でポイントが貯まるスーパーがあるため)
5.目当ての商品が売り切れていたら、「RAIN CHECK」をもらう。

おそらく日本の主婦たちもやっていることなんだろうけど、
5番目の「RAIN CHECK」というシステム。
これは日本にもあるのだろうか?
(どなたか知っていたら教えてください)。

例えば、今日は豚肉の特売日だと知ってスーパーへ行く。
しかし、仕事帰りの時間ともなると、大抵売り切れている。
そこで、「ちょっとぉ、特売の豚肉はもう売り切れ?」とスタッフに尋ねると、
「RAIN CHECK」と印刷された小さいメモに、
期限日を記入して渡してくれる。
つまりこれ、「今日は売り切れてしまって申し訳ない。
でも、ご心配なく。次回も同じ値段で買えますよ」という振替切符。

同じスーパーでなくても、その日に特売価格だったメーカーの商品を扱うスーパーなら、
どこでも使えるのでとっても便利。
ただし、こちらから「RAIN CHECKください」っていわないとくれないので、
これからは忘れないようにしないと・・・。