(by yuki)ムダを考える

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(by yuki)遅い夏休みということで、10日間ほどの一時帰国でした。巷では中国の食品についての話題が多くて、私も会う人みんなに「大丈夫?」と尋ねられました。確かに問題はあるのでしょうが、私自身は世間でとらえているほどの問題意識はなく、もう何年も中国で生活しているからそれなりに体内に蓄積されているんじゃないのかなぁとぼんやり考えている程度だったりするのです(笑)。それに中国にいると時々なる胃腸炎は友達のようなもので、よくは分かりませんがそれなりに抵抗力がついて、むしろ昔よりタフになっているかもしれません。

日本では外食する機会が多かったのですが、「食べ残し」についてちょっと不思議な感覚がありました。昔、日本では食べ残しが大量にあってもったいないと思うことが多かったのですが、もしかして中国(都市部に限定しての話ですが)のほうが多いんじゃないかと感じてしまったのです。人口ではなく、一人当たりが残す率というところでしょうか。

中国で食事をキレイにたいらげてしまうのは、もてなす側に「この人はこの量じゃ足りない」と思わせてしまうため、もともと皿の上に少し残すことが多いし、一皿あたりの量もすごく多いからどうしても残してしまいがちです。余ったものはテイクアウトすることも一般的なのですが、果たして冷めたその料理を家で本当に食べているのか?という疑問も残ります。
中国の人たちの生活レベルが一気に向上して、購買力や消費力も増えている。日本の空港でも大量の中国人ツアー客が、一人当たり2,3個のスーツケースに日本で買ったらしき物でいっぱいになっている様子がすごく目について、この人たちが日本で落としていくお金ってすごいんだろうなぁと感心しました。だから、そんな彼らが当たり前のように食べ残しをしていれば、きっとその量はとんでもないのでしょう。

逆に、日本ではレジ袋のムダが目について仕方ありませんでした。中国では2008年7月から制定された法律により、レジ袋は一律有料化となっていて、こちらではエコバッグを持ち歩いています。
エコバッグの導入自体は日本のほうがずっと早かったのですが、それほど徹底されているわけでもありませんよね。スーパーではエコバッグを持って行ってポイントを貯めている姿も見られますが、コンビニに関しては全くです。中国のレジで「袋いりますか?」という質問に慣れすぎているため、日本で当り前のように何も聞かずにムダにレジ袋を使用している様子を見て、すごく違和感を覚えます。「(袋は)けっこうです」という客の声も聞こえてこないから、せめて自分だけでも、という思いもあり何度か袋は断っていたのです。でも、日本人全員が毎日レジ袋1枚断れば、その積み重ねって相当数になるのになぁ…と思わずにはいられませんでした。

私の感覚ですが、この手の問題に関して「中国よりも日本での意識のほうが高い」と思っている日本人が多いと私は感じています。確かに中国での意識はまだまだな部分もありますが、常に日本が教える立場ではなく、逆に教えられることもあるのだと素直に受け入れられるようになると、きっと何か変わるんじゃないかなと感じた数日間でした。

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