(by yuki) 中国人の同僚とどう付き合うか?

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(by yuki) 日本と中国はビジネスにおいて切り離すことができません。取引先が中国の企業、オフシォア先や生産拠点が中国、社内の中国人スタッフなどなど、いずれにせよ日本のビジネスパーソンにとって、中国人とどのように付き合うかというのは避けて通れない道だと思います。今回は、中国で主に中国人の同僚と一緒に働く身として、「中国人の同僚とどう付き合うか」について書いてみたいと思います。
まず中国における日系企業を例にとり、それらの企業で働く人を分けてみると一番大きなくくりは「日本人」と「中国人」となるでしょう。“中国で現地採用で働く日本人”の私としては、それを「日本人駐在員」「日本人現地採用」「中国人幹部」「中国人スタッフ」という更に細かく4つのくくりに分けてこそすっきりとします。私の私見ですが、4つのくくりの人たちは何かとお互いに気を使いあっています。

例えば食事の支払いについて。日本で上司と部下で食事に行った場合、上位の役職の人がごちそうしたり多めに出すということが多いと思います。もちろん中国においてもそれはあります。ですが、正確に表現するならば「上司」と「部下」という関係によるものというよりも、「雇用体系」や「給与体系」によるものであると私は思います。

一般的に考え、給与や収入が多いのは「日本人駐在員」→「中国人幹部」→「日本人現地採用」→「中国人スタッフ」となると思います。これはどこの企業でも該当するでしょうし周知の事実です。例えば社内の日本人駐在員Aさん、日本人現地採用Bさん、中国人幹部Cさん、中国人スタッフDさんの4人で一緒に食事に行ったとします。この場合、Aさんがごちそうする、またはAさんがかなり多めに支払うということになり、誰もそのことに対して疑問を持たないのではないでしょうか。
では役職の順位で考えると、「日本人駐在員(・中国人幹部)」→「中国人幹部」→「日本人現地採用・中国人スタッフ」となります。上位2つのくくりは給与や収入の順と変わりないのですが、「日本人現地採用」と「中国人スタッフ」は役職においてはほぼ同じ。じゃあ役職が同じだとしても給与は日本人現地採用のほうが多いから日本人現地採用がごちそうするのかいうとそんなことはなく、この場合はほぼ割りかんとなります。

お金について中国では相当シビアです。同僚の給与はいくらか、どれくらいの家賃の部屋に住んでいるのか。中国人スタッフはごく当り前のように質問してきます。彼らとしては日本人駐在員は別格だと分かっているし上司でもあるので駐在員にはきかないのですが、日本人現地採用にはストレートにきいてきます。いくらの給与か、家賃はいくらか、なんてこと日本人同士では踏み込みにくい話題ですよね。なので、彼らに質問された時、どうやって質問をかわすかが難しいわけです。駐在員と現地採用とで待遇が違うのはもちろんで給与も家賃も比べ物にならないことは間違いありません。でも現地採用といっても日本人はやはり中国人スタッフよりは経済的に恵まれています。だからといって真実の金額をこたえるなんてとてもできません。言った途端何て思われるか分からないし、または給与や待遇をめぐって会社と対立されたらこちらの責任になりかねません。
いっそ明確に公表してくれ、と思ってしまいます。どの雇用体系の人がいくらか、それぞれが何を達成すればいくらになるか、そのためにはどんなスキルが必要か、どんなキャリアプランが必要か。中国人スタッフに長く勤めてもらいたいならば、これこそが解決策の一つとなるのではないでしょうか。

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