(by take)サンキュ!ゴッド!

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(by take)今回の妊娠の初回検査の時に、ロナリンの卵巣ノウ種が判明して、腫瘍の摘出手術を妊娠の安定期に行いました。11月に行った手術は無事に成功して、そして後は無事に生まれてくる事を願い、指折り出産予定日を数える日々を過ごしていました。

ロナリンに聞くと妊娠後期は娘「麻衣」の時と全く違う感じがしたそうです。子供が活発に動き出した昨年12月頃から突然お腹の中で子供が力む様な感覚を覚え、お腹が重たく感じ痛みもあるとの事だったので、何度かホームドクターに相談をしたのです。結果は「特に異常は無い。」との事で少しほっとしましたが、腫瘍摘出手術の影響などもあるのでは?と不安もあり、中々落ち着かない日々が続きました。でもそんなことはお構いなしにどんどん出産予定日が近づいてきたのです。

今回卵巣ノウ種の摘出のために超音波検査を受けたのが8月の23日で、検査結果には「妊娠7週目と4日」とありました。妊娠53日目と言うことは、一般的な出産予定日である266日目は3月23日なので、無事に生まれて欲しいと祈りを込めてカレンダーには大きく印を付けていました。
2月になり再度超音波検査で子供の成長をチェックした際にドクターから「今回ロナリンは良く太ってきたね。太りすぎると出産が大変だから気をつけて下さい。今のサイズだと3月の16日ぐらいから生まれても問題ないですよ!」と言われました。お腹が重たくなる感覚は残っているものの、子供が無事成長している事は、とても嬉しかったです。そして第二子は予定日よりも早く生まれることが多いとよく聞いたので、「早く生まれて欲しいな」と実感。本当に待ち遠しい日々を過ごしていました。

しかし3月に入り月に1度の定期検診から2週間に1度になりましたが、子宮口はまだ開いてきてない様です。ドクターの言っていた16日も過ぎ、予定日の23日も過ぎましたが、出産直前に出血する「おしるし」もなく、ロナリンと出産を促す為に、毎朝6時過ぎに起きて30分ウォーキングなどの運動を麻衣と3人でしましたが、適度な運動でお腹が空くだけで全く出産の兆候はありませんでした。

インターネットで調べると出産の遅れは、あまり良くない様な記事ばかり目につきます。赤ちゃんが大きくなりすぎると、難産になるし、陣痛促進剤の記述を見ると、危険な事例が沢山紹介されていて、自然分娩でない場合のリスクが頭の中を駆けめぐっていました。(もちろん自然分娩でもリスクはありますが)又、帝王切開は大変な出費になるので、お金の面でも心配の種は尽きません。ふと気がつくと、ロナリンより僕の方がナーバスになっている感じがしました。それじゃいけないのですが…

そして3月31日の定期検診に二人で行った際に思わず「ドクター、もう予定日より1週間も遅れているので心配です。帝王切開などでもいいので、安全に生まれる手段を検討した方がいいのでしょうか?」と聞くと、ドクターは「え?予定日は4月6日ですよ?卵巣ノウ種の手術の後の検診で出産予定日が間違っていたと、言わなかったっけ??」(*_*)「言っていません!!!!」唖然とするやら「ほっと」するやらでした(笑)そして病院から帰ると、ロナリンから「今トイレに行ったら、おしるしがあった。」と告げられて、いよいよ出産なのだと実感しました。

翌日、「おしるし」が気になりつつも、会社に出勤すると、ロナリンからテキストメールが携帯に送られて来ました。「陣痛が始まり、出血もあるから病院に行きます。」いよいよ出産です。会社の上司に事情を話して、昼過ぎに早退し病院へ向かいました。

3時ごろ病院に着くと、もうロナリンは分娩の準備室へ入っていて面会出来ません。そして前回同様ロナリン以外にも4人の妊婦が産気づいて分娩予備室で出産の時を待っていました。フィリピンって本当に毎日沢山出産があるのですね。ロナリンのお姉さんが病院まで付き添ってくれたのですが、赤ちゃんが大きいから痛いのか、前回より苦しそうと言います。「がんばって!」と思わず祈らずにはいられませんでした。でも子宮口はまだ5センチしか開いていないそうです。分娩室に入る目安は8センチぐらいらしいので、まだ少し時間がかかりそうです。しばらくすると4人の妊婦の一人の赤ちゃんのへその緒が赤ちゃんに絡んでいるので帝王切開となり、別の病室へ運ばれて行きます。ロナリンは大丈夫か心配です。時間だけがのんびりペースで進んでいきました。

そして待つこと2時間。ようやく子宮口の開きが8センチを越え分娩室に移動となりました。そしてなんと今回はドクターが「ビデオを貸しなさい!決定的瞬間を撮ってあげますよ!」と言い、僕の手からビデオをもぎ取ると、分娩室に消えていきました。

ここからはビデオを見た出産風景です!いきなり助手がビデオを手にすると、一人一人出産に立ち会う人を撮って行きます。こちらが「ビデオはほどほどで良いから、もっと出産に集中して!」と言いたくなるぐらいみんなカメラ目線で仕事をしています。もちろんドクターまでカメラ目線(^_^;;)カメラの前ではみんなタレント状態でした…

いよいよ出産の瞬間ですが、まさにロナリンのお腹から赤ちゃんの頭が“むにゅ”と言う感じで出てきた瞬間、ドクターがおもむろに頭を掴み、ロナリンに息むように指示すると、赤ちゃんをツイストしながら、あっという間に引っ張りだしたのです。と同時に「ベビーボーイ!サンキュ!ゴッド!」と声を張り上げました。そして元気な産声で無事出産の終わりを告げてくれました。ありがとう。赤ちゃん!夕方6時5分きれいな夕焼けの中での誕生でした。

体をざっくり拭いた赤ちゃんは、早速ロナリンの母乳を飲ませてもらいます。やっぱり赤ちゃんはお母さんの母乳が一番のご褒美ですね。お腹が満足になった瞬間、今度は洗面台に連れて行かれ、蛇口から流れる流水で頭を洗われていました。え、お湯使ってあげないの???フィリピンは暑い国とはいえ、生まれた瞬間から色々鍛えられるのですね…

4月1日エープリルフールに,いい加減でのんびりの国フィリピンで生まれたこの子には、いつも正直に真(マコト)を貫いて欲しいと願いを込めて「真佐人」と名付けました。優しく人の傷みを分かる人になって欲しいです。娘の麻衣もベビーの誕生を嫉妬と喜びの入り混じった中で迎えています。僕は一人っ子なので、僕が経験出来なかった兄弟が助け合い成長していく事を経験して欲しいとも思います。ともあれ本当にサンキュ!ゴッド!という気分でした。(by take)

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コメント(1)

おめでと?!!!!
マサトくん、いらっしゃいませ地球に。
真迫のレポート、ありがとうございます。
僕も娘が生まれたときのことを思い出しました。
元気に育つこと、祈っています。
takeちゃん、パパとしてさらにがんばらないとね?(^^)

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