(by take)結婚記念日

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(by take) 本当に月日が流れるのが早く、2月25日で結婚して2年が過ぎました。この2年は麻衣の誕生という嬉しい出来事もありましたが、ロナリンの卵巣ノウ種の手術、麻衣のてんかん発作と大きな出来事はネガティブな出来事の方が多かった気がします。でもその事を乗り越えるために夫婦が力を合わせなければいけなく、返って絆がより深まったと感じています。

恥ずかしながらも、やっぱり言える事は、彼女と結婚できて良かったという事と、愛せる家族が出来て僕の人生に彩りが増えたと感じると言うことです(照れ笑い)。

でも自分でも本当に不思議な気がします。今の生活を冷静に見れば、まるで「負け組」の様な暮らしぶりです(苦笑)。

だって毎月金銭的に余裕は少ない生活で、「贅沢は敵」状態なのです。日本人の知り合いから飲み会に誘われても、殆ど参加できず最近は事情を察してか、あまり声をかけてもらえなくなりました。(寂…)趣味のダイビングも4年近くご無沙汰です。それどころかスターバックスのコーヒーすら半年以上飲んでいません。だって同じ値段で夕食が食べることが出来るコーヒーだから,自分だけの嗜好品として飲むことに躊躇してしまうのです。夫婦揃って出かけると言えば、教会とショッピングモールのスーパーで食料品と日用雑貨を買いに行くぐらいで、単調な生活だと思います。

でも今の生活の内面は充実していると思います。毎朝娘の麻衣は見よう見まねで僕の靴を磨き用意してくれます。(但し最後は放り投げて僕に渡してくれるのですが…)まだ1才と9ヶ月なのに、すっかり世話焼き女房のようです。
そして毎朝玄関でロナリンと2人して見送ってくれます。バイク通勤なのですが、いつもこの瞬間が大好きで、毎朝バイクを運転しながら、じんわりと幸せの余韻に浸っています。そして家に帰ってくると、麻衣は起きていれば満面の笑顔で抱きついてきます。ロナリンとは、必ず食事の後お互いの一日について「どんなことがあったか?」などをゆっくり話しながら、お茶を飲んだり、アイスクリームを一緒に食べたりしています。その節々でロナリンは、家族と強く愛してくれていると感じるし、家庭をしっかり守っていこうと努力していると感じて、うれしくなってしまいます。

最近、日本に住んでいる人の多くも、フィリピンで暮らしている日本人の口からも同様に「今の日本は、家族を含めた人付き合いが希薄になってしまった。」と嘆く声をよく聞きます。もちろん全ての家族がそうとは限りません。でもそう言う人からは殆どの家族がそうであるような「悲壮感」が伝わってくるのです。そう言う意味では、フィリピンの家庭は濃すぎる位家族が寄り添っていますので、家族とべたべたしたい人は、人目も気にせず心おきなく出来ます!僕はこのタイプの人間なので、フィリピンがしっくりくるのかもしれません。

馬鹿なおのろけと言われてしまえば、返す言葉もないのですが、やはりスタバのコーヒーを飲むお金がある時は、そのお金で麻衣のヤクルトを買ってしまいます。QOLという切り口からみれば人によってはこんな幸せもあるという事例になるような気がするのですが、いかがでしょうか?

僕のブログは同じような話しの繰り返しですね。でも、僕が一番伝えたいことなのでやっぱりこの気持ちがベースになってきます。「お金に換えられない幸せはちゃんとあるし、その幸せを意識すれば、収入が少なくても毎日幸せだと感じる事が出来て、何とも言えぬ満足感がある。」これがロナリンと結婚して2年間毎日感じる気持ちです。

もう後数日で恐らく第二子が生まれてきます。貧しさには拍車がかかるかもしれませんが(笑)幸せには弾みがつくような予感がします。今後も家族仲良く寄り添い助け合いながら、細々としかし図太くやっていきたいと思います。(by take)

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コメント(1)

毎日、すぐ手元にある幸せを実感して
生きられるというのはすばらしいことですね!

私も最近、ようやくそんな感覚をもてるように
なりました。

このところつくづく思うのは、
幸せは、地位や名誉やお金の有無とかじゃなくて、
人と人とのつながりの中にあるんだなということ
です。

愛し合える人、また分かり合える人が、
家族、また家族に限らず周りに一人でもいるなら、
それだけで後は何もいらないという感じです。

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