(by 塩手勝久)専門性の考え方?!

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 随分と間が空いてしまいました(^^;
 私どもの会社は12月からが期首なのですが、そこで「5分野の達人になる!」というビジョンを掲げました。

  左図のように、1?5がその分野です。5分野の達人ということは、5つの専門分野を持つということを意味します。ビジョンとしてはちょっと範囲を広げすぎか・・と正直悩みました(^^;

 しかし、今の星野リゾートにとって必要な課題であり、やらないという選択肢がない以上「全て達人を目指さないとダメだ!」という想いから設定しました。

 また5という数字は、切りがよくという程度で深い意味はありません(笑)


■専門性という考えかた

 今現在は「リスク管理」という領域が、業務の活動領域になってきました。この領域を突き詰めるにはどうすればよいのだろうか・・と悩みました。1分野をもっともっと掘り下げるべきか・・・
 
 今の会社の状況を考えると、まだまだ仕組みになっていない「リスク管理」項目が多くあります。会社の成長スピードに合わせて、完成度が低くても各分野の仕組みを構築していくことの方が明らかに重要です。

 とすれば、ホテル・旅館運営において「リスク管理」の専門性を高めるとは、1つの分野の専門性に固執するのではなく、完成度が低くても「複数分野の専門性」を高める方が価値が大きいと言えます。

 我々のような運営会社は全国に施設が分散しており、移動に多くのコスト(費用・時間)がかかります。また、1つ1つの施設が小さく、複数の人員で一気に解決するというのも費用対効果が合いづらくなります。したがって、最小限の人員でその施設の複数の課題を同時に解決できることが、生産性の高いサービスの提供につながるのです。

 一方で、密集していて規模の大きいシティホテルになると条件が違ってきますが・・


■専門性を高めるには?

 専門性を高めるには、とにかく業務の頻度を高めその分野の情報との接点を増やし、現場で実施できる仕組みへの転換が不可欠だと考えています。
 
 しかし分野が5つともなると、なかなか簡単なことではありません・・・ 持ち時間が増えた訳ではないので、単純に5倍の時間をかける訳にはいかないからです(^^;

 そこでやっているのは、Unitスタッフにどんどん任せていくということです。とにかく自分の時間を増やせないので、スタッフの時間をつかって専門性を高めるということやっているところです。モチベーションの高いスタッフと優秀なOJTスタッフが来てくれていることもあり、必要であるけども自分でなくとも良い業務というのはどんどん切り離していくことができるようになりました。

 もちろんフォローに1日4時間ぐらいかける日も多いですが、3人で8時間(計24時間)を自分でその分野を効率よくやっても20時間ぐらいかかることを考えれば、1/5に短縮できていることになります。
 
 事前にスタッフと面談し適性などをある程度見極めた上で、合った課題を任せてしまう方法をとっているので、本人にとっても成長の機会があり・達成感も得られることになるので、うまく回っていると感じています。ズレなどがあれば、毎月の面談で修正していきます。

 今のところ、5分野に対して私含めて4名の体制なのでそれでも時間が足りない・・・そんな日々を送っています(^^;

 しかしながら未知の分野への挑戦は、成長の伸びしろがあるので成長があり達成感があり、とても充実しているのが特徴です(笑)


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(株)星野リゾート グループECO-HACCP
 ユニットディレクター 塩手勝久
 〒389-0195長野県軽井沢町星野 
zero@hoshinoresort.com
http://www.hoshinoresort.com/
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ECO =Environmental Management System
HACCP=Hazard Analysis and Critical Control Point

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