2007年12月アーカイブ

(Toshi) 私事ですが2007年はショッキングな年でした。2006年11月に娘(現在3歳10ヶ月)の右脳の萎縮が判明しました。発達が遅かったこと、熱を出すとよくけいれんを起こして意識を失っていたことなどから何かあるとは思っていましたが、やはりショッキングではありました。

幸運なことにその後、薬の効果もあってか、けいれんはここ1年、起きていません。しかし発達の遅れについては、多くの方の助けを借りて漢方やホメオパシーを含むあらゆる医学を試してみたものの、直接的な効果は見られませんでした。そして2007年6月には広範性発達障害と診断されました。脳の生まれつきの障害により、自閉傾向と知的発達の遅れが起きているということです。障害ということは治療は不可能で、持てるもので適応していくよう考えていくべきということです。

1ヶ月ほど前の日曜日、TVでドラリオンの特集をやっていました
http://cirque-nagoya.jp/

シルクドソレイユの今年の企画「ドラリオン」
前はキダム、そしてアレグリアでかなり話題になっていたわけですが
今まで観ようともしなかったものです。

派手な演出の中の様々な技をTVで紹介するのをみてカリンがぽつんと

「こういうのをルイージにみせたいね、感動する機会をつくってあげたい」

と言い出しました。

「だけど、マリオは。。。ムリかなぁ」

講演は2時間くらい、ただ終わるのは早い会でも15時
午後には帰宅するというパターンができているマリオが許すはずがない
また、飽きてしまい、途中で帰る!と言い出しかねない

「じゃあ、カリンとルイージでいってくるか?」

それも、つまんない、…かな

「実は、、、マリオ、ドラリオンに興味あるかもなの

話によると、学校帰りに散歩がてら名古屋周辺を歩いたときに、
このドラリオンの会場をとおりかかり、興味深げに見ていたというのです

「マリオ、ドラリオン、行って見ないか?」

・・・

(by paco)Alfa156がやってきて、500km弱乗ったところで、少しこの車のことについて書いておきます。基本的には、前任の147との比較になるので、そちらも合わせて参考にしていただくとわかりやすいかも。

147のときはまっさらの新車だったので、最初の印象は、とにかく「硬い」「ぎくしゃくする」というもので、機械が馴染むまで、試乗の時に乗ったクルマと比べて「こんな乗り味だっけ??」としばし戸惑いがありました。結果的には、クルマが本格的に馴染んきたのは1万キロを過ぎたところで、最近には珍しく、慣らしが必要なクルマでした。

この156も、同じような経過だったと思いますが、なにぶん、すでに2年半、8500キロ走っているので、新車の堅さは取れたばかりというぐらいだと思います。いい感じに馴染んで、これから思いっきり楽しませていただきましょう、というところです。セレスピード(MTベースのシーケンシャルAT)だった147と比べると、まずは、久しぶりにマニュアルなので、いちいちクラッチを踏み込むのがめんどうでびっくりというのはありますが、これはほぼ慣れてきました。2.5Lエンジンのトルクは、これまで乗り慣れていないので、アクセルを踏むのがけっこう怖い、というもありますが、このへんは慣れの問題。だいぶ違和感がなくなってきました。

(by まつおっち)

ある老人の遺品を整理していた吉田太一氏に、
そのおじいさんのお孫さんが尋ねてきました。

「おじさんたち何してるの?」

まだ小学1?2年生くらいの小さい子供に

「遺品整理」

という言葉は難しいだろうと

「亡くなったおじいさんの荷物を整理してるんだよ」

と応えると、その子はこう言ったそうです。

「じゃあ、おじさんたちは、
 天国へのお引越しをお手伝いしてるんだね!」


吉田太一氏は、全国初の「遺品整理」の専門会社、

「キーパーズ」
http://www.keepers.jp/

2002年に立ち上げた方です。

(by paco)知恵市場でも赤いAlfa147のレポートをたくさん書いてきたのですが、このたび、147を売却して、156を買いました。Alfaromeoは車種名に数字を使うので、紛らわしいのですが、勘弁してくださいませ。

赤い147は、もともと青い156が先行して発売され、そのシャーシーを流用して生まれたクルマでした。つまりこのふたつは姉妹車です。車格としては、156が上で、いわゆるBセグメント、日本でいえばプレミオ、ブルーバードクラスの小型セダンです。

ということは、設計面では156の方が古く、147の方がいろいろな意味で完成度は高いのですが、実際、156葉すでに2年前に生産中止になり、後継車として159が販売されてる絶版車、ということで、今回のクルマも2005年式の中古車です。

少し前の話です。
マリオと一緒にTVを見ていると
ある番組で「あきらめた夢は?」とやっていました。

私は何気なく小学生の頃の夢を思いだし
「プロレスラーかな?。」
と口に出して言いました。
(ジャッキー佐藤やアントニオ猪木が大好きだったのでw)

他にもいろいろあったけど
体力的にプロレスラーだけは無理かな?と・・・(笑)

(Toshi)イベント?原石を発見

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(Toshi)少し前にここに書いていたイベント「価値あるものを伝える」を、先週末に無事終了しました。

僕は「無事」という言葉はあまり使わないんですが、今回は、ここにこぎつけるまでにいろいろ乗り越えてきたので、「無事」という言葉をなんか使いたくなる気分です。

そして、いろいろ乗り越えてきた甲斐があったなあと思えるイベントになりました。

まず最初によかったと思ったのは、出演した人たちの力がぐぐっと伸びていたこと。やっぱりみんなでやったり、みんなに見せたり、というのは気合が入るのですね。英語の発音はここ1ヶ月で見違えるようになっていましたし、「いかにして伝えるか」を考え抜いて出し物が作られていたのは、論理思考の成果としてうれしいことでした。

(by まつおっち)

私が、仕事についてよく使う比喩(たとえ)があります。
それは次のようなものです。

「会社(職場)は、『舞台』である。
 その舞台の上では、『仕事』という劇が繰り広げられる。
 そして、あなたは、劇の上では『あなた自身』という主役を
 演じる役者である。」

つまり、仕事を「演劇」に見立てているのですが、
このたとえからは、さまざまな「気づき」や「示唆」を
取り出すことができるのです。


まず、役者のあなたにとっての「舞台」とは何なんでしょうか。

ひとことで言えば、「仕事」という劇を行うための「場」です。
ただ、この舞台の形は様々ですね。

大きかったり小さかったり、丸かったり三角だったり、波打っていたり・・・
実にいろいろなタイプの舞台があります。


したがって、役者のあなたとしては舞台との相性が大事になってきますよね。
私は大きいほうがいい、逆に小さいほうがいい、平らがいい、デコボコがいい、
いろいろ好みが分かれるところでしょう。

要するに、自分にとって演じやすい舞台を選ぶことが必要になってきます。

(by paco)グリーンエネルギーとして注目される風力発電ですが、効率を求めて風車はどんどん大型化するばかり。確かに風況のいいところに大型風車を設置すれば、発電効率はよくなります。でも、小さな風車だって可能性があるんじゃないか、と、技術開発を続ける企業もあります。

初台に本社があるベンチャー企業「ゼファー」もそのひとつ。創業は1997年。創業社長の伊藤瞭介さんは、もともとオーディオメーカーの社長を務めた人ですが、バブル前後の経済環境の変化で経営難のタイミングに経営をまかされ、復活できずに、買収されて辞任。

すでにリタイアを考えてもいい年齢だったにも関わらず、エンジニアとして日本のモノづくりの可能性を試したいと、小型風力発電に可能性をかけて創業したのでした。

(by paco)まっかなAlfa147号が退役することになりました。次のリゾートエクスプレスも、もちろん決まっていて、1週間ほどでやってくるのですが、来てからのお楽しみ。147のエロカワおねえさんです。

僕にとっては初めてのイタリア車、そしてアルファロメオだったのですが、本当に楽しいクルマでした。これまでの経緯については知恵市場でもたくさん書いてきたので、こちらを参照してください。

僕にとってクルマを選ぶというのは、この先数年の人生を選ぶことにけっこう近くて、その選択と、これまでずっと妻のbibiちゃんとふたりでやってきました。彼女は基本的に運転しないのですが、僕の隣にずっと乗ってくれてきたナビゲーターとして、そしてそれ以上に、クルマという機械について、とてもよく知っている知恵袋として、セレクションをサポートしてくれています。僕は彼女の選択眼を信頼しているし、彼女も僕の選択を尊重してくれている。僕がピックアップした候補を一緒に考え、一緒に試乗に行って、選んできました。

(Toshi) 暦では今日から師走に入りましたが、僕はしばらく前から走り回っています。原因は二つ。

一つはこどもの療育に自身がかなり関与するようになったこと。しばらく前に彼女(3歳9ヶ月)は広汎性発達障害と診断されたのですが、それと闘うべく、ABA(応用行動分析)というセラピーに11月から取り組み始めました。セラピストが全然足りない世界なので自分たち親自身でセラピーをやっていて、毎日1時間、できれば2時間くらいの時間を確保しようとしています。これにより、いろいろな発見をしているのですが、その話はまたの機会に。

今回はもう一つの忙しい理由について書きたいと思います。それは前回書いたイベントの準備。「価値あるものを伝える」というテーマの下、パネル・ディスカッション、発表、パーティを予定しているのですが、その準備に今、かなりの時間を使っています。

(by まつおっち)

先日、ある人材紹介会社が主催するキャリアセミナーで、
パネルディスカッションのコーディネーターを務めさせていただきました。

このパネルディスカッションのパネリストのお一人、『日経ビジネスアソシエ』編集長
の渋谷和宏氏のコメントの中で、深く記憶に残った言葉がひとつあります。それは、

「傷ついたもの勝ち!」

という一言です。


あなたも、仕事の上で何か痛い経験を一度や二度はしたことがあると思います。
もちろん、実際、体のどこかに怪我をするという意味ではなくて、
大失敗して落ち込んだり、苦しんだりして、精神的に傷つくことです。

そうした痛い経験の最中って、本当につらいですよね。

でも、後で振り返って見た時、こうした「つらい経験」が、
自分を成長させてくれたのだということに気付くことが多いのではないでしょうか。
よく言われることですが、「成功よりも、失敗からのほうが学べることは多い」と
いうのは真実だと思います。

だから「傷ついたもの勝ち!」なんです。


さて、渋谷編集長が最も傷ついたのは、
『日経ビジネス』等の雑誌記者を経て書籍の出版に携わった時期です。

「売れる」と信じて出版した本の売れ行きがはかばかしくない時、
担当した編集者は文字通り針のむしろの上にいるような気分を味わうそうです。

社内ですれ違う上司や同僚の視線が痛い。「君の本、売れてないね」みたいに、
からかう人もいました。このため、渋谷さんは胃がキリキリ痛むような思いを
されたんじゃないかと思います。

おかげで、本を売るのがいかに大変なのかを渋谷さんは身を持って経験しました。
渋谷さんはそれまで安定した読者がいる定期購読の専門誌担当でしたから。
このつらさを実感としてはわかっていなかったことでした。