(by Toshi)今年は自然体で

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(by Toshi)あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

新年の間、社会や自分自身をどういう方向に向けて行きたいかをつらつらと考えていました。その中で、今年の自分のキーワードとして思い浮かんだのは「自然体」という言葉です。個人においても社会についても、自然体を目指していくとよいのではないかなあと。

たとえばわかりやすいのはエコの話。夏に冷房病の人が出るほどエアコンをがんがんかけるのは自然体ではないでしょう。あるいは「自然な」食品を食べるのに高いお金を出さないとならないとか遠くから通販で取り寄せないとならないというのも、自然体ではない気がします。夏には夏を、冬には冬を楽しみたいと。自然な野菜を普通に食べられる状態に持って行きたい、行くべきだろう、と思います。その方向に向けて今年は、自分個人としてはライフスタイルをよりそのようにしていったり、自然農の畑をもう少し広げて自然な食べ物の自給率を上げてみようと思っています。今年は米づくりにもトライをする予定です。社会に対する働きかけとしてはたとえば、とれた作物を使いながら自然な作物が、思われているほど苦労をせずにつくれることをPRして行こうかと思っています。そして、「自然体」ですから(^_^)、別にやせがまんしなくとも、そういう生活ができて、むしろいろいろ楽しめることを見せて行きたいなあと。

いろいろな問題に対する対処も、なるべく自然体な方向に持って行くべきだと思います。それは問題を抹殺することではないように思います。問題はある程度存在しながら、それを抑える仕組みが働いているために問題がひどくならず、かつ問題への対処能力も保たれているという方が自然体なのではないかと。たとえばウイルスに対する対応。ノロウイルスがしばらく話題になっていますが、建物の全面的な消毒などで叩くというのはどうも自然体でない感じがします。いろんな細菌もウイルスもそこそこいるけれども、人の免疫力が正常に機能しているので病気にならないか、なってもひどくならない、そういうバランスの取れた状態が自然体だし、よい状態なのではないかと。たとえば日本はかつてよりも清潔になりすぎたために、アレルギーが増えたり、ウイルスの被害が大きく出ているという説があります。

いじめなどについても同様です。いじめをゼロにしよう、ゼロであるべきという意識の人もけっこういるようです。しかしそういう意識は、かえって不自然な緊張状態をつくりだしたり、いじめがないと見せかける方向につながりかねない。ある程度の仲間はずれとか悪ふざけは起きていて、その中から、どこでどうやって歯止めをかけるかを学んで行ってるという方が自然体な気がします。

極端なグローバル化や、自給率が非常に低いという状態も、自然体ではない気がします。グローバル競争時代を生き残るためがんばるのだと、世界で最も豊かな国の人たちが必死にならなければならないというのは何かおかしい。日本人にせよ何人にせよ、まず自分のことはある程度自分で満たせるというのが自然体ではないかなと。すると競争に振り回される度合いも減るはずと思います。

ただしそれは、完全鎖国をするべきということではありません。地域から地域へいろいろなものが伝わっていくのもまた自然体でしょう。特に、伝わったものがその土地のものになっていくとか(ラーメンやカレーが日本のものになったように)、知恵が伝わっていくというのは、とてもよいことだと思います。しかし同時に、自分のことは自分で満たせるようにという意識もあるべきだ、ということです。経済的効率を追求して完全分業にしてしまうのではなく。これは各国や地域が自らに対してそう考えるだけでなく、他の地域や国に対してそれを認めることが必要でしょう。そして実は個人についても「自給率を上げる」ことは重要だと感じています。

個人のキャリアや生き方についても、もっと「自然体」で行ける社会にしたいなあと思います。みんながサラリーマンとしての成功を目指し、その一尺度で自分の幸せ度や偉さをはかる、そのために全然興味のない分野の勉強をいやいややるとか、やりたくもないマネジメントの仕事をやるのは自然体ではない気がします。だからといって人を甘やかすということではありません。その人の力が活きる、その人が生き生きとしてくる、その人にとっての自然体な道を探せるような環境をつくろう、ということです。ここは僕としては大いに関わって行きたいところで、SCHOOL OF 未来図でやっていきたいのもここです。そしてそれは、未来図に来る人が自分の「自然体」を追及するだけでなく、この人たちがリーダーとなって、みんなが「自然体」を実現できる社会をつくって行けたら、と思っています。

まだ、こなれていないのでちょっとわかりにくいかもしれませんが(^_^)、こんなことを年初に考えています。

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