(by Toshi) 電車男

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(by Toshi) この間、テレビでやっていたので電車男(映画版)を見ました。期待していたよりもよかったので、なんかしばらくうれしい気分です:-)。これが実話に基づいているというのもいいですね。電車男やエルメスのような人がいるというのはなんかとてもうれしい気がします。

(知っている人も多いと思いますが)話はオタク君(電車男)がひょんなことで素敵な女性(エルメス)と出会うところからスタート。これまでの人生で女性に声をかけられたことなどなかった電車男はうれしさ半分、困惑半分でネットの掲示板にアップします。

そこでネット仲間に応援され(けしかけられ?)電車男は清水の舞台から飛び降りるようにエルメスに電話をかけ、食事に誘い...と大冒険をスタートします。とにかく何も知らない電車男に、ネット仲間は好奇心と応援の気持ちから、それぞれの得意技を駆使してありとあらゆるアドバイス。服装から髪型、持ち物、レストラン、会話の内容...オタクばかりではなく実は男女さまざまな人たちとの、まさに共創:-)。電車男は心臓が口から飛び出るかと思うくらいドキドキしながら突撃を続けるわけですが、その結末は...見てのお楽しみ。

考えてみると、ここのところネットのネガティブな面ばかり気にかかっていたので、久しぶりにポジティブな面を思い出した気がします。ネットがなかったら、電車男がああいう冒険をすることはなかったでしょう。ネットがあって話を聞いてくれる人がいて、励ましたり、知恵を授けてくれる人がいたから行動できた。

これって一つには、電車男がネットの世界では「話せた」というのがあります。リアルな世界ではほとんどしゃべれない。ネットでもシャイだけど、でも話せた。こういうことを「ネットが生み出すゆがんだ世界」と否定的に言うこともありますが、そうばかりでもないなあと思いました。ネットがあるから彼らがリアルな世界で話せなくなるというより、ネットがあろうがなかろうが、リアルな世界では話せない人たちがいる、というのがきっと先では。それが、ネットがあるから少しでも自分を出せている。ネットがなければ、ほとんど出せなかったかもしれない、と。

また、実はそういう面は彼以外にもあるのかもしれません。顔を合わせてだとなかなか言えないけど、メールだと言える、会ったことのない人ばかりの掲示板だと書けるとか。それがネガティブに出ることもあるけど、ポジティブに出ることもあるんだな、と改めて思いました。

もう一つネットのプラス面を感じたのは、読んでいる人たちが書かれている中身だけで判断しているということです。見ず知らずで、外見も見えないから、書かれていることで判断するしかない。これにはよけいな先入観を取り払う面もあります。「メールだからうまく伝わらない」とよく言うけど、そうばかりでもないのではと。映画を見た後、ネットで実際に行われたやりとりも読んでみました。映画で見てしまったので、映像に既に影響されているとは思いますが、それを差し引いても、電車男をはじめとする参加者たちの気持ちが伝わってくる、と感じました。

そして最後に、ネットの世界で完結せずに、ネットの世界の友に勇気付けられて電車男は、リアルな世界に出て行っている、というのがすごくいい。ネットの世界に限らず、そういう場を持てると、とてもいいですね。普通は出せない自分を出せる場、本当の自分を見てくれる人がいる場、思い切り自分をサポートしてくれる人がいる場。でも、そこだけで生きるのではなく、そこを足がかりに、外の世界に出て行って、かかわっていけると。

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