(by paco)ヨロヨロン展by束芋に行ってきました

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(by paco)束芋さん(という名前の女性アーティスト)の展覧会「ヨロヨロン展」を、原美術館に見に行ってきました。

束芋ってだれ?って、たばいもと読みます。なんでたばいも?というと田端さんちの三姉妹の、真ん中の子なんだそうです。友だちが、たばあね/たばいも/いもいもと3人を呼んででいたのだとか。それで束芋。どんな人かというと、こんな感じです。お年はまだ20代、今の時代を代表する女性アーティストです。

▼束芋情報
http://www.ufer.co.jp/ufer/tabaimo/hatsuimo/index.html
http://www.nhk.or.jp/tr/2006album/060723.html

下のURLはNHKのトップランナーのサイトなんですが、これをみて、おもしろい!と我が家では感動モードになり、さっそく翌日、五反田と品川の中間地点、ソニー村の外れという感じのところにある原美術館に見に行ってきました。

いやーおもしろかったよ。

ぱっと見は、和風な感じのメディアアートという感じで、ちょっとした仕掛け付きの舞台にあるスクリーンに、プロジェクターで映像を映し出すという手法で、15分とかの作品なんですが、まず映像が緻密で美しく、インパクトがある。メディアアートにありがちな、ざっくりした、雑な絵ではなく、非常に緻密な手書きのデッサンをもとにして書いています。それをスキャナで読み込んで、テクスチャには日本の浮世絵、北斎だとかの絵からグラデーションやらを借用してきて、貼り付けて使うという点で、HIPHOPやテクノ系のミュージシャンがやるサンプリングの手法を映像アートに持ち込んだものです。太ったおばさんの背中が、北斎の版画の、夕方の空だったり。

作品のメッセージがかなり明確で、多くの作品に「日本の」とついていることからもわかるとおり、日本の今の時代の中で起きていることをモチーフにして、リストラされたおじさんや女子高生なんかが登場します。とはいえ、メッセージそのものが強く打ち出されるというよりは、それを見た観客が、そのモチーフを自分なりに再構築して、理解できる作風なので、「おもしい」「怖い」「これって何?」という感じで、見た人なりの理解をしてほしいと束芋さんも言ってました(トップランナーの番組内で)。束芋さんと、聴衆の双方がいて、初めて完成する作品ということです。

というわけで、ヨロヨロン展、8月27日まで、原美術館です。おすすめです。

IMGP2772.JPGIMGP2775.JPGIMGP2776.JPGあ、そうそう、ここはランチもグッド、庭をみながら、カフェランチが楽しめます。

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