(by Hideki - かりん) 先おくり

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ごぶさたしてました
ちょっと、バタバタしてまして。。。(汗

今回の記事は、というか記事にもなってないかもしれません、
ふっと思った、そんな父のひとりごとです

たぶん、異論もいっぱいあると思います。
もちろん、自分も本当に正しいとは確証はもってません

そんな、独り言でよければ、

マリオはもうすぐ16歳、
そう、あと4年もすれば、成人です。

すごくバタバタしながら、悩みながら、紆余曲折しながら、
長い時間をかけてここまでたどり着いたわけですが、
早いなぁと、というのが正直な感想です

もう成人かぁ。。。
いつのまにか、大きくなったなぁ

でも、逆に、
正直な偽らざる気持ちを吐露すれば、
この先、どうなるのだろう・・・

という不安が、やはり心のどこかで渦巻いています

この子は、独りで生きていけるのだろうか?
私達、親がいなくなっても大丈夫だろうか?
(いや、私達がいても危ういものなんですが…)

ちょい昔の韓国映画、「マラソン」で
自閉症児の母親の、ひそかな願い

  『この子より1日【だけ】、長くいきること』

最大の親不孝は、親より先に先立つこと
世間ではそう言われる中で、この一言は論議をかもしました

でも、そんな親の普遍的な気持ちを踏まえてもなお、
自閉症児を持つ親の痛切な、身を切るような思いとして出てくるこのコトバは
やはり、偽らざるものなんです

だから、今、なんとかしたい
何かできることはないか?
何もしなくていいのか?

そんな不安や焦りが、ふつふつと湧き出てくる

う・・・ん、どうなんかなぁ


先日、20歳の自閉症児をかかえるお父さんがいってました
「どうすべきか。本当に切羽詰ってるんです」

それは、他人事じゃない
4年後の自分なんですよね

どうするか・・・

今から、その日にそなえて準備するべきか
作業訓練とかしておくべきなのか
食いっぱぐれないように、何か技能を身に着けさせるべきなのか


 ・・・そう、すべきなのかもしれない


でも、

やっぱり自分としては、
もう少し、自由に遊ばせてあげたい

これは、致命的な判断ミスになるのかもしれない

でも、浮き足立って、見失うようなことはしたくない
今までも、それを第一義にしてやってきたんです


だから、今はこの問題は先送りしよう

アリとキリギリス

いまを遊んで暮らして、不幸になったキリギリスと
将来にむけてせっせと身を粉にして働き、最後は幸福になったアリ

童話的には、アリを賞賛して終わってる

でも、マリオには、
今ののびのびとした、気持ちを忘れないで欲しい
楽しむ心を無くさせたくない
いつもしかめ顔のマリオにはなって欲しくない

マリオにとっての、幸せって、何か。。。


あぁ、これも結論が出ないな(汗
先送りしておこう

問題だということを、こんな問題があるよということを、
頭の片隅においておくことを忘れないようにしておくことは忘れないようにして

Let it be 。ケ・セラ・セラ。…なるようになるのよ。
焦っても、仕方ない。一休み、一休み。
明日は明日の風が吹く。
青空に浮かぶ雲のように、気ままに気楽に生きていけば良い

少なくとも、
マリオは、少しづつ、少しづつ、一歩づつ、一歩づつ、
昨日できなかったことが、できるようになってるのだから

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