(by 塩手勝久)学生の成長を指標化する?!

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0722_sindai.JPG 3日ほど前に、信州大学で(社)長野県環境保全協会・佐久支部活動の運営チームミーティングを行ってきました。これは主体となっている学生間の情報共有の場としての目的が第一でした。

 今年の運営チームは、最終的に信州大学の学生4名・アースビジネスカレッジ(地元佐久市の環境専門学校)の先生と学生5名の体制となっています。特に信州大学は工学部(長野市)から2名、農学部(伊那市)・繊維学部(上田市)から1名ずつと少数ながらも広域から参加してくれており2年目の発展を感じています。という状況もあり、学生間の情報共有の場も重要になってきています。

 私自身は前回「地域活動における企業のメリットとは?」で整理しているように、「環境マインドの高い人材育成」をこの活動の目的に絞り込んでいます。(長期視野の地域中小企業の環境活動を促進するという目的は不変だが、短期目標にできないため)

 とすると、次にやらないといけないのは「学生の成長」を指標化するということです。
 指標については、以前まとめた「アウトプットレベルを意識する」の5段階コンピテンシーというのを活用します。 ちょうど参考になったのは、「会社に貢献する人材はどこにいる?」という本でした。そこでの5段階のアウトプットレベル(コンピテンシー)に私の解釈を加えて整理したのが以下です。


■5段階のアウトプットレベル:
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 [レベル5]パラダイム転換 --- 全く新たな周囲にとっても意味ある状況を創り出す行動
 [レベル4]創造行動 ---『課題達成型』の行動(自分の理想から問題を認識し、解決を試みる)
 [レベル3]能動行動 ---『問題解決型』の行動(誰もが感じる問題を把握し、解決していく)
 [レベル2]通常行動 ---やるべきことをやった行動
 [レベル1]受動行動 ---言われたことをやっただけの行動
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 レベル3?5は、・・・を参照(塩手の解釈を整理してます)

 
 学生の育成という観点では、企業に必要とされるレベルであることが重要です。そのため、レベル3?4を個々の学生の目標に設定すべきと考えています。(レベル2以下は正社員に期待されるものではないため)

 実はもともと学生の育成を指標化することを考えていて、今年挑戦していた採用面接官でスキルアップを図っていたのがこのレベル見極めをするインタビュースキルでした。

 まだまだ十分ではないですが、この仕組み確立を今年のテーマとしています!

 この進展をまた整理していきます!

 
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  塩手勝久  (株)星野リゾート
  環境マネジメント/HACCP担当
   zero@hoshinoresort.com
 「星野リゾートの環境への取組み
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