(by paco)TRFの公演に行ってきた

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(by paco)90年代初頭に一世を風靡したTRF。ボーカル、DJ、ダンスのコラボレーショングループとして、「EZ Do Dance」「マスカレード」などなど、たくさんのヒットを飛ばして、トレンドリーダーになりました。その後、99年頃に活動を休止、ダンサーのSAMは安室奈美恵を結婚して「子育てをしない男は父とは呼ばない」のポスターに出演したり、その後離婚したりと、音楽活動の表舞台からは退いて、若手の指導や振り付けの仕事に集中していたようです。

で、そのTRFがおそらくavexの戦略変更もあって、第一線に復帰、今年、久しぶりにツアーを再開しました。avexは浜崎あゆみ一人に頼った営業を健全化するために、新しい看板アーティストとして倖田來未を協力にプッシュし、去年の年末は12周連続CDシングル発売という飛び道具を使って、レコード大賞を取ったわけですが、こういう多角化の一環として、TRFの再登板があったのではないかと予想しています。

さてそれはそれとして、SAMは僕と同世代の40代半ば、他のメンバーもいくつだろう、30代後半にはなっていると思われるメンバーですが、ダンスのレベルは非常に高く、かつて慣れた舞台まわしで楽しめるエンタテイメントでした。

最近出したCDの曲もいかにもTRFのテイストだけれど、ヒットメドレーではみんな安心してノリノリ、メンバーの一人、DJ KOOのDJタイムもなかなかかっこよかった。それほどすごい演出があったわけではないけれど、レーザーの使い方、観客に近い部隊の設置、立体感のある演出など、一流のエンタテイメントを2時間、たっぷり楽しませてもらいました。

改めて思ったのは、ボーカルのYU-KIが、「この人、すごくうまい」というレベルだったこと。以前から高音のダンスビートの曲は切れ勝手よかったのだけれど、今回はミドルテンポのバラードナンバーも何曲か聴かせてくれて、深みのある中音と、ハリのある高音の対比がすばらしかった。ソロで聴きたいアーティストになっていました。

ちなみに、このTRF仙台公演は、娘のpollyがバックダンサーで出ていたのですね(^-^)。オーディションが1か月ぐらい前にあって、最年少で合格しての出演だったので、晴れの舞台で踊る娘もみれて、オホホな気分でした。

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