(by ショウコ.i)幸せは今だけと言わないで!

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(by ショウコ.i)
新婚ということで、冗談まじりに「幸せ?」「家では○○なんですか?」なんて聞かれることが多々あります。(きっと皆さんも尋ねたことありますよね。たわいのない、からかい混じりの質問です。)
同じくらいよく耳にしてしまう言葉?厳密には結婚前にも何度も耳にしているのですが?に「今だけ、今だけ!」「そのうち“しまった!”なんて思うのよ」なんていうものもあります。これもよくあるからかいの類です。こちらは特に既婚の女性から言われることが多いようです。

例えば、一般的に恋愛の初期は男女双方ともテンションが高く、いわゆる「ラブラブ」状態、それゆえ数ヶ月?数年も経つとテンションが維持されなくなっていわゆる「倦怠期」を迎えます。先に挙げた、たわいのない質問も、からかいも、そういった「恋愛初期のラブラブ状態」をジョークにして指摘しているのでしょうね。

でも、私としては「幸せ?」はともかく(これも一体どんな生活を想像しているのだ?と少し違和感を感じるのですが)「今だけ」というセリフは聞きたくないなぁ、と繰り返し思います。単に水を差さないで、というのもありますが、そもそも結婚生活が「ラブラブ」や「一時的なテンションの高さ」とは別の次元で成り立っていると思うし、生活がどうなっていくかは自分の意思(気持ち)にかかっている、つまり第三者から今後どうなるか?を予想されるようなものでもないのになぁと思うからです。


今は結婚5ヶ月目、まだ「新婚気分」はありますが、今の生活の心地良さは恋愛初期の熱に浮かれた状態とは明らかに違って、自分の言動・行動ひとつで崩れもするし、さらに良くもなるし、ということを常に冷静に、頭の片隅に置いているから実現している気がします。「お互いの役割を自覚してきちんとこなすこと」「相手の非を責める前にフォローすること」「伝えるべきことはきちんと言葉にすること」といった、チームワークにおける普遍的なことです。
相手に素敵な扱いをされることを期待しているのではなくて、自分が今この関係をケアしないと!という危機感(・・というほどネガティブなものではないですが)みたいな感覚があります。(もちろん、夫からの働きかけには感謝していますよ!)

今の夫とお付き合いする前に、親しくしていただいている先輩に言われ非常に心に残っていることがあります。「結婚なんて誰としても同じ!相手のために努力しようと思えるかどうかが大事!」と。
お酒の席での冗談でしたし、そもそも相手のために努力できる時点で「誰でも同じ」ではないのは明らかなのですが、なんとなく本質をついているような気がするのです。
よく、「結婚生活には努力が必要」とか「恋愛と結婚は別」といいますが、こういったクールな言葉を温かくポジティブに変換した感覚と言っていいかもしれません。ちなみにこの先輩は男性ですが、高校時代の同級生だというパートナーとはとても仲がよく、二人が並んで立っているだけでこちらまで温かい気持ちになるほどです。ですので、誰でも同じ!なんて冷めた関係でないことは明らかですね^^

冗談でも「今だけ!」というメッセージをくれる人はもしかしたら、今「幸せ?」と訊ねる未婚の後輩と同じように甘い生活を夢見て、期待どおりにいかないお互いの関係にギャップを感じる「落胆」を、恋愛意初期?中期と同じように経験しているのかもしれません。
かといって、彼女ら(多くは女性なのであえて彼女、とします)が今、必ずしも特に不幸な生活を送っているようには思えません。もちろん長い結婚生活の中では苦労も多々あったと思いますが、だからこそ今は(たかだか結婚数ヶ月の私が感じているのとは比べものにならないくらい)もっと幸せといえるのじゃないのかな?とすら思いますし、むしろ「幸せな結婚生活を続けるためにどうしたらいいか?」という知恵だって持っていそうな気もするのですが、そういったメッセージやアドバイスはなかなか聞こえてこない。
まあ本人たちがどう感じているかはそれぞれなのでそのことを追求しても仕方がないのですが、問題はこういったありふれたセリフが、想像以上に結婚未経験の人たちに「マイナスイメージ」を植え付けているのでは?ということです。結婚にプラスのイメージを持っていた私ですら、結婚生活の予想外の面白さに驚くくらいですから・・・

20代?30代の同世代の人と話をすると結婚に憧れを持つ人と同じくらいの割合でマイナスイメージを持っている人が多いような気がします。その理由はいろいろなのですが、「今だけ」「そのうち“しまった”と思う」のメッセージそのままをイメージしていることも多いようです。
結婚するかしないか、結婚生活に何を求めるか、は個人のチョイスの問題ですが、知らない間に植え付けられたイメージだけで結婚生活にマイナス意識を持っていたとしたら、それは勿体無い。むしろ自分次第でなんとでもなるエキサイティングな経験なので、私としてはぜひ体験してみて!と伝えたいというのが本音です。

一方でもし私が5年早く、10年早く結婚していたとしたら、今のような「チームワーク心得」みたいな気持ちを自然に持つことができたかどうか、は疑問です。もしかしたら「王子様とお姫様」のような二人の関係を夢見て、やっぱり「落胆」を経験していたかもしれない。そう思うと決して早くはない、今の年齢で結婚したというのは私にとってはベストディシジョンであり、幸福なめぐり合わせだったいうことはいえそうです。そういう意味でも、自分の貴重な経験を周囲に伝えることはとても意味がある!小さな世代間継承、的なワクワク感もあったりして・・といったら厚かましいでしょうか?けど、相手との関係含めて、また毎日の生活の現実的な選択の連続も含めて、こんなに「自分次第」でおもしろい感覚は初めてです。頭も使うし、小さな「不満」を軽く受け流す良い意味でのいい加減さも、アクシデントを楽しむ心の余裕も必要です。
だからこそ、戸惑う顔は予想の上でやっぱり「幸せ?」と聞かれたら「幸せ」と答えるし、「楽し」くて「おもしろい」と伝えたい。ましてや私や私以外の未婚の人たちの、これからのチョイスと行動にかかってくる未来に対して「今だけ」なんてメッセージは送りたくないなぁと思います。

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「今のうちだけよ」というのは、僕も大嫌いです。なんか、寂しいしね。
まあ、本当に「最初だけ」の人もいるのですが、「本当は今もけっこうラブラブ」の人が照れ隠しで言っているだけということが多いみたいです。これは、けっこう古い日本人の価値観に影響されていると思われるのですが、最近会う、特に30前後の若い(結婚している)カップルは「ラブラブ」を隠さないカップルも増えてきたので、いい傾向だと思いっています。
本当にラブラブじゃないタイプの人とは、あまりお近づきにならない方がいいかもしれませんね、実際のところ。ラブラブなカップルと、こちらもカップルで会うと、影響されて、そのあとけっこうこっちもラブラブだったりするので、お互い、よい影響を与え会える付き合いがいいのではないかな。

pacoさんコメントありがとうございます。
夫婦関係に限らず、お互い良い影響を与えあえるお付き合いをするのはとても大切ですよね。
夫は何でも「おもしろがる」人なので、結構どこにでも二人で顔を出したりしています。こういうのも日本の価値観からすると新鮮なのかもしれないな、と思いながら、自分たちのペースをつくるよう心がけています。

賛成! そのためにラブラブであり続けるのだ、と意識していることが重要だと思います。特に大きいのが、こどもが出来た後。お父さん、お母さんと、いつの間にかこどもとか、家に対する役割だけになってしまいがち。それはそれとして、自分たちの関係を持ち続ける意識が必要なんじゃないかなと。

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