(by 中澤数人) 昨年やったこと+マイ農家さんを持つこと

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(by 中澤数人) 
 3連休も今日で終わり。僕はまだ、年末年始の休み気分を引きずっていたんですが、それも今日までですね。ここらで気持ちを引き締めて、今年やりたいことを宣言しておきます。

 まずは、僕の紹介も兼ねて、昨年(仕事以外で)やったことをいくつか。

 いちばん力を入れたのは、「緑の家学校」というNPOの有機農業体験講座のコーディネートです。【 緑の家学校 → http://midorinoie.hp.infoseek.co.jp 】
 
 

たまたまご縁があって、群馬県吉井町の平井さんという有機農家さんのところで、「野菜作り」「お米作り」や「味噌作り」を体験するイベントの企画・運営をやりました。吉井町は、練馬ICから関越道で1時間というアクセスで、そんなに遠くはないので、週末の日帰りイベントを年間を通して20回くらい行いました。(農作業が忙しい夏の間は、ほぼ毎週通っていたので、彼女と会う時間の調整が一番大変でした(笑)。)

 一昨年から、いろいろな有機農家さんやパーマカルチャーを実践されている方のところにちょこちょこ伺っていた(埼玉県小川町の金子さん・田下さん・河村さん・桑原さん、岩手県東和町の酒匂さん、千葉県佐倉市の林さんなど)のですが、一年間継続的に通ったのは初めてだったので、とても勉強になりましたし、受け入れていただいた平井さんや、他の有機農家さん、町役場の方々ともいい関係が築けてきました。

 週末に農作業をちょっとお手伝いする程度なので、有機農業の技術的にはまだまだですが、「農的暮らし」について、徐々に考えを深めていくことが出来ました。それから変わったことといえば、「食生活」です。野菜はもちろん、お米、味噌、豚肉など、ぼくが家で食べる食材の多くは、平井さんが育てたものになりました。

 直接購入するメリットはいろいろあります。まず、なにより安心であることです。ここ数年、食品の安全性が問題になっていますが、僕に関しては、直接的にはそれほど影響がありません。それから、野菜が新鮮でとてもおいしいです。普通、スーパーで買う野菜は、農家出荷?卸市場?配送?スーパー店頭という流れで届くので、収穫から2?3日が経過したものです。野菜にもよりますが、一般的には「糖度」や「みずみずしさ」が低下するので、確実においしさは落ちてしまいます。昨年夏に、畑で食べた「生のとうもろこし」は本当に甘くてみずみずしくて、衝撃的でした。

 トレーサビリティ(食料品の生産・流通履歴)や有機JASなどの認証制度ももちろん必要だと思いますが、信頼できておいしい食べ物を作ってくれるマイ農家さんを持つと、安心できるし、おいしい食べ物もたくさん食べられるます。また、そこで「稲刈り」や「味噌作り」なんかを体験できると、レジャーとしても面白いし、子供と一緒に行けば、教育的な効果も期待できます。僕は、そんな暮らし方にQOLの高さを感じます。

 他に昨年やったこととしては、同じく「緑の家学校」で、春に代々木公園で行われるアースデーと、秋のアースガーデンに出店して、野菜売りをやりました。「ほうれん草」が1束100円、100束売っても10,000円という市場の大変さをリアルに体験できました。

 また、彼女と農的な暮らしのイメージをすり合わせるために、宮古島や益子など、国内旅行もいくつかしました。(彼女は都会志向なので、どういうスタイルで一緒にやっていくか、すり合わせ中なのです。この辺の話もおいおい出来ればと思います)

 長くなってきたので、今年やりたいことは、また次回にしましょう(笑)。

中澤数人【e-mail : nkazuto3@yahoo.co.jp】

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