(by paco)Alfa147、first impression! -3- 「悩ましいセレスピード」

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(by paco)セレスピードの話をもう少し。

実際のセレスピードの操作は、シティモードでは特になにもすることがないふつうのATと同じなのですが、これはやはりぎくしゃく感が強いので置いとくとして、マニュアル操作をする方法は、フロアからはえたシフトレバーを操作する方法と、ステアリングの裏側についたパドルを指で手前に引く方法と、どちらでも操作ができます。シフトレバーでは、前に倒すと1回で1段づつシフトアップし、手前に引くと1段ずつシフトダウン。パドルでは右手側が同じくシフトアップ、左手側がシフトダウンになります。

パドルはステアリングの裏についているので、ステアリングの回転とともに動くというところがミソ。

普通はステアリングから手を放さずにすむパドルを選びたくなるのですが、特に市街地では、混乱のもとになります。信号待ちで左折、というような場合、かなりステアリングを半回転?1回転ぐらい回す必要があり、こうなるとステアリングを持ち帰ることが普通です。持ち替えてしまえば、さてシフトアップというタイミングではパドルが手元になく、あれれ?と探す状況に。手近なパドルをくりっと引っ張ると、実はシフトダウン側だったりして、交差点内だけに、うろたえることになります。

では、ということで、シフトレバーを使ってみるとこちらも慣れが必要です。シフトレバーはマニュアルミッションと同じ位置と形状なので、触れたとたんにH型のシフトゲートが小脳に呼び出されています。1速→2速のシフトアップのタイミングで思わずシフトレバーを引いてしまう。こうなるとやはりシフトアップは起こらず、うろたえてしまうわけです。あたまが混乱しているので、2速→3速のときも引いてしまったりして、(シフトの動きが逆、というinputがされてしまう)、こうなると1速に落ちてしまうのでいきなりレブカウンターはならしの予定を超えて上がってしまうし、エンジン音も加速感も大きくなって、ビビるわけです。もちろん、大げさに言ってるんですが。

かといってCITYモードの自動変速は、右左折や前にクルマが詰まっているかどうかといったこととは無関係に我が道をゆくので、こういう状況がシビアな場面ではもっと動作がぎくしゃくするのわけです。

で、そんなことともいろいろありつつも、どれが一番スムーズに走れるかをクルマと対話しながら運転するのが楽しく、新車を買った気分が盛り上がるのですね。こういう対話ができる、というか、しなければならないクルマは、今はどんどん少なくなってしまい、誰でもいつでもさっと乗り始められることがあたりまえになっているわけですが、オーナーになって自分の車を持つということは、かつてはこういうことだったんだよな、と思い出しました。

というような試行錯誤をしつつ、だんだんスムーズに動かせるようになってきました。

市街地では、シフトレバーを中心に使い、早め早めのシフトアップするというMTの運転方法にする。低回転域でのトルクも十分あるので、2000回転に行かないうちにシフトアップするぐらいでだいじょうぶ。その際、アクセルはMTの時と同じように全閉に近いぐらいまでのハーフスロットルに戻すとつんのめり感が出にくい。ただし、加速を楽しめるときは、思い切って3000?4000ぐらいまで引っ張ってしまう方が気持ちがいいし、ぎくしゃく感もない。パドルは、3速以上のでのシフトアップで使うようにわりきってしまう(市街地では)。3速以上ならアクセルを戻す動きとの連携がそれほどシビアではないので、パドルもよい。

要するに、パドルを使っていると、MTの時のように、シフトアップ時にアクセルを戻す、という意識になりにくいのが原因。シフトレバーを使えば自然に右足が戻るので、スムーズに動く、というわけ。

それともうひとつセレスピードが運転しにくい理由に、マニュアルモードでも勝手にシフトダウンする、という点があります。回転が落ちすぎるのを防ぐために、減速するとセレスピードが勝手にシフトダウンして回転を維持するのですが、シフトダウンのほうがうまいのでドライバーが気づきにくい。注意してメータパネル内のインジケータを見ていないといけない。しかも、インジケータを確認した上で、手動でシフトダウンしたのに、機会の方が一瞬早くシフトダウンしていることがあり、結果的に2段落ちてしまうということも。そうなると、1速まで落ちていたりして、うっかりハーフスロットルを踏むとすごい加速になってうろたえることになります。市街地でのシフトダウンは、原則、セレスピードに任せたほうが良さそうです。難しいのは、前が左折でほとんど停止し、こちらも2速と3速を迷うぐらいまで落ちているけど、どうしよう……やっぱり加速、というようなときに、手動では2段落ちになる可能性があるし、自動では加速が弱い、ということになると、相当ぎくしゃくします。このあたりも、セレスピードの原則の癖がこちらの身体にたたき込まれると、問題がなくなるでしょう。

というような問題点もあるのですが、だんだん動きがつかめるようになり、ごきげんになってきました。セレスピードの動きとこちらの意図がうまくリンクすると、少ない動作で気持ちよく、思いのままにクルマが動くようになります。

距離も600kmを超えるあたりから、俄然動きがスムーズになってきました。シフトアップ、チェンジレバー、ステアリングの切れ角など、いろいろな動作がスムーズになってきました。今オドメータは800km弱の走行距離ですが、これからあちこちがどんどんスムーズになる予感。楽しみです。

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